荒沢岳

登山口脇の駐車スペースに車を置く。　ここに来るまで桧枝岐経由で約230km、一仕事である。

7:30 登山口を出発する。
登山口からちょっと行くと、直ぐに尾根に取り付き、急な登りになる。　前山を過ぎるとブナの樹林帯の中の比較的ゆるい尾根歩きである。
いくつかピークを越えて行くと前嵓の取り付きにくる。　花が飾ってあるところを見ると、遭難者が出ているらしい。
クサリとハシゴで少し登ると、踊り場に出る。ここから前嵓の岩場全体が見えるが、さてどこを登るのだろうと一瞬戸惑うような急な壁である（トップの写真）。
ここからちょっと下って岩の登りになる。クサリが付いているのと、ホールドもあるので、問題なく登れるが、高度感は凄い。

9:30 前嵓

尾根に出ると荒沢岳全体が鳥の羽を広げたように大きく見える。　右を見ると既に殆ど雪の消えた越後駒ｹ岳がすぐそこである。

”荒沢岳全景”

”越後駒ｹ岳”

ここから見ると登山道は緩やかに見えるが実際歩くと、これがなかなかのものである。
汗を滴らせながらやっと稜線に出る。　頂上はここから右に折れて暫く行った所である。
11:00  荒沢岳

頂上には３名の登山者が休んでいた。ちょっと曇っている。　登る途中で見えた越後駒ｹ岳は雲の中である。　
暫く休んで晴れるのを待ったが晴れそうにないので下山に掛かる。
前嵓の岩場は登りより下りの方が神経を使う。
あとは来た道を戻り、登山口に着いた。

13:50  銀山平登山口

荷物を収納して安全運転で帰途に着く。

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