山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 飯豊連峰  地神山、丸森尾根、梶川尾根
2001年9月22日(土)


”地神山からの南方稜線”左、梶川尾根、中央、扇ノ地紙、門内岳、右、胎内尾根


[概要]
丸森尾根の物凄い登り、梶川尾根の急降下、飯豊山はどのコースを選んでも体力勝負である。 紅葉が始まったばかりの静かな飯豊連峰を存分に楽しんだ。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:飯豊連峰(山形)、地神山(1850m)、扇ノ地紙(1889m)
[天候 ]      :晴れ
[行程]    :天狗平登山口(400m)6:40 - 10:30地神北峰10:50 - 11:10地神山 - 11:40扇ノ地紙 - 14:30天狗平登山口

6:40  登山者カードを提出して、天狗平登山口(400m)を出発する。
丸森尾根は最初から凄い急登である。 今日は日帰りなのでザックは軽いが、ここでペースをうまくつかまないと、ばててしまう。最初 の30分はゆっくりと登る。 気温はそれほど高くないが少しづつ汗ばんでくる。
途中の夫婦清水で休憩。のどを潤すに十分の水が流れ出ている。 このあたりから傾斜はやや緩やかになる。
丸森峰から左を見ると梶川尾根が渋い絨毯のように美しく光って見える。




”丸森峰付近からの梶川尾根” 渋い色の絨毯のようである。

10:30  地神北峰(1800m)
天狗平から1400m登ったことになる。ちょっと雲が出ているが、地神北峰からは、頼母木山、杁差岳方面の眺望が開ける。 地神山から頼母木山の一帯が草紅葉で今から紅葉が始まるところだ。



”地神北峰からの北方稜線” 頼母木山、大石山、杁差岳。

進路を左にとり、地神山へ向かう。

11:10  地神山

この稜線は笹が余り刈ってなくて歩きづらい。 地神山に来ると、南側稜線の展望が開ける。梶川尾根から胎内尾根までが、 光沢のある緑のジュウタンを広げたみたいだ(トップの写真)。
さらに進むと、紅葉の始まった扇の地紙が目の前に広がる。



”紅葉の始まった扇の地紙” 

11:40  扇ノ地紙

ここが今日の行程の中の最高点(1889m)である。 ここは山というより丘になっていて梶川尾根への分岐点だ。
梶川尾根の下りは最初は緩やかでのんびり景色を見ながらの降下が出来るが、そのうちに急降下になる。
丸森尾根と比べても勝るとも劣らない勾配だ。 ダブルストックを使用しての下りであるが、少しづつ足にくる。
滝見場に来ると石転び沢全体が見える。この時期になってもかなりの長さの雪渓を形作り、まさに白竜が天に昇る姿である。






”滝見場からの石転び沢”




湯沢峰のピークを越え、最後の500mの物凄い急降下を頑張って、天狗平に着いた。扇ノ地紙から一気に1490m下りたことになる。

14:30  天狗平登山口

下山届けを記入して、目の前の沢で顔を洗い帰途に着く。 今日のコースは夏に歩く場合は暑さでばてて、もっと時間が掛かるだろう。



2001年山行一覧表  飯豊連峰-山行記録  Home