山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 南アルプス 
仙丈岳
2001年6月2日(土)〜6月3日(日)


 小仙丈岳からの”仙丈岳”


[概要]
テントを購入したので、一泊のテント泊山行として、仙丈岳を選んだ。 ちょっと中途半端な時期で歌宿から北沢峠までの歩き が必要だがトレーニングを兼ねて出掛けた。 当然この時期に山に入る人は少なく、殆ど人に会うこともなく、静かな春の山を楽しんだ。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:
南アルプス(長野、山梨):仙丈岳(3033m)
[天候 ]      :晴れ時々曇り
[行程]
(6/2): 歌宿(1680m)9:15 - 11:30北沢峠キャンプ場11:50 - 14:30小仙丈岳 - 15:30仙丈岳15:40 - 17:50北沢峠キャンプ場(テント泊)
(6/3): 北沢峠キャンプ場4:00 - 5:00仙水峠5:20 - 6:10北沢峠キャンプ場6:50 - 9:40歌宿

一日目:歌宿〜北沢峠キャンプ場〜仙丈岳〜北沢峠キャンプ場
長野県長谷村の駐車場に車をとめてバスで歌宿まで。バスの乗客は二名のみであった。

9:15   歌宿を出発する。

もう一人の方は丹渓新道を通って仙丈岳へ登るとのこと。こちらはまず二時間の車道歩きである。 アスファルトの道は最初は調子が良いが、単調でだんだん疲れてくる。 藪沢の滝を見て、北沢峠を通り、長衛小屋のキャンプ場に着いた。

11:30  北沢峠キャンプ場

テントを設営し、軽量ザックを持って出掛ける。 キャンプ場からは巻き道を通って尾根に出る。 大滝ノ頭を過ぎると 森林限界を超え視界が開ける。
後面に甲斐駒ケ岳がすぐそこに見え、鳳凰三山も谷間の向こうに見える。ちょっと霞んでいるのが残念。








  ”甲斐駒ケ岳”
 











  ”鳳凰三山”
 



左手にはピラミダルな北岳が威容を示している。








  大滝の頭付近からの”北岳”
 



小仙丈岳の手前からは半分くらい雪道となる。 羽を夏の色に変えかけた雷鳥がハイ松の中を出入りしている。 やや急な道を登って行くと岩の露出した小仙丈岳の小さいピークへ出た。  ここからは広々とした小仙丈カールの向こうに仙丈岳 を望むことが出来る(トップの写真)。
やや曇ってきたが、左側には北岳と間ノ岳が並んでいる。



    小仙丈岳から”北岳と間ノ岳”

小仙丈岳からは比較的緩やかな稜線歩きである。だんだん雲が多くなってきた。仙丈小屋への分岐を過ぎ一頑張りしたら 頂上へ出た。
15:30  仙丈岳

晴れていれば素晴らしい展望であろうが、残念ながら眺望は得られない。 一休みして下山する。 元の道を其のまま下りテント場に着いた。

17:50  北沢峠キャンプ場

広いキャンプ場にテントは一つだけである。








  北沢峠キャンプ場と”テント一つ”
 



持参したウィスキーで一人宴会をしてテントに横になったらすぐに寝てしまった。

二日目:北沢峠キャンプ場〜仙水峠〜北沢峠キャンプ場〜歌宿
4:00  北沢峠キャンプ場出発

薄暗いうちに出発し仙水峠に向かう。途中まで来たら、仙丈岳が赤くなってきた。








  ”仙丈岳のモルゲンロート”
 



仙水峠まではゴロゴロした大岩の上を登って行く。 仙水峠まで来ると、朝日を浴びた仙丈岳が林の向こうに 輝いている。








  ”朝の仙丈岳”
 



今日は天気も良さそうだが、ここまでとし戻ることにする。

6:10  北沢峠キャンプ場

ラーメンを作って朝飯とし、テントを撤収する。 ここからまた車道歩きである。 途中、北沢長衛荘は営業の準備中のようであるが 客の気配は無い。 のんびりと車道を歩くこと二時間、歌宿に着いた。

9:40  歌宿

長谷村の村営バスで戸台まで戻り、車を回収して帰途に着いた。


2001年山行一覧表  南アルプス-山行記録  Home