山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 八ヶ岳 
赤岳、横岳、阿弥陀岳
2001年9月6日(木)〜7日(金)


 赤岳からの”硫黄岳と横岳”後方に天狗岳が見える。


[概要]
八ヶ岳は遠くから眺めてはいるが登ったことはない。手始めにオーソドックスな初秋の赤岳周辺を登ることにした。 急峻な山であるが、登山口の標高が高く、この時期の登山としては思ったより楽に登れる。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:南アルプス(長野、山梨):赤岳(2899m)、横岳(2829m)、阿弥陀岳(2805m)
[天候 ]      :晴れ時々曇り
[行程]
(9/6): 美濃戸登山口(1690m)7:15 - 9:00行者小屋キャンプ場10:00 - 11:30赤岳11:45 - 13:30横岳 - 14:50行者小屋キャンプ場(テント泊)
(9/7): 行者小屋キャンプ場5:00 - 6:10阿弥陀岳6:50 - 8:00行者小屋キャンプ場9:00 - 10:20美濃戸登山口

一日目:美濃戸登山口〜行者小屋キャンプ場〜赤岳〜横岳〜行者小屋キャンプ場
赤岳山荘前の駐車場に車をとめ二日分の駐車料金を払う。

7:15   美濃戸登山口を出発する。

行者小屋へ最短の南沢コースを進む。ほとんどが沢沿いの歩き易い登山道である。最後は 涸沢状態の小砂利を踏んで行者小屋へ着いた。

9:00  行者小屋キャンプ場
早速テントの申し込みをするが、ちょうどヘリコプターが工事用の荷卸し中でテント場は風が強く、 林の中にちょっと入った平らな所にテント設営した。
必要な荷物のみを持って、赤岳へ向かう。 文三郎尾根を行く。ちょっと滑りやすい所もあるが、要所に鉄製の 階段があり問題ない。 中岳からの合流点に来ると、硫黄岳方面の視界が開ける。



    赤岳への途中から”硫黄岳、横岳と大同心”

赤岳の最後の登りは急なゴロゴロの岩場である。鎖やペンキマークを頼りに頂上に出た。

11:30  赤岳頂上








  ”赤岳頂上”
 



山頂からは横岳、硫黄岳、阿弥陀岳、南を見ると南アルプスまでが良く見渡せる。



    赤岳から見た”阿弥陀岳” 急峻な登りである。




        赤岳から”南アルプス、北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳”手前は権現岳、編笠山

南東方向の雲の上に富士山が頭を出している。








  ”富士山”
 



小休止のあと横岳へ向けて出発。 赤岳からの下りは小石のザレた歩きにくい道である。  地蔵尾根の分岐を過ぎると少しづつ登りになる。振り返って赤岳を見ると東側からガスが上がってきている。








  横岳への途中から”赤岳”
 



横岳へは、変化に富んだ岩場があるが、鎖場、ハシゴ、などが有るので危険はない。
横岳の最高地点の大権現まできたところで後は引き返すことにした。
帰りは地蔵尾根を下りる。ここも下り始めが急であるが要所に鎖があるので問題はない。 行者小屋の裏手に出て、テント場に戻った。
二日目:行者小屋〜阿弥陀岳〜行者小屋〜美濃戸登山口
5:00  行者小屋キャンプ場出発

余り天気は良くないが阿弥陀岳へ向かう。 中岳のコルまでは林の中の道である。
中岳のコルからはいきなり急登が始まる。岩の登りであるが、岩が丸い玉葱状の面白い形をしている。 効率の良い急登をクリアすると石像のある阿弥陀岳頂上へ出た。

6:10  阿弥陀岳








  ”阿弥陀岳頂上”
 



視界は余り良くない。しばらくガスの切れるのを待つ。
赤岳方向が少し見えてきた。



    ”阿弥陀岳からの赤岳”

余り視界が好転しないので下山にかかる。 途中まで来たら硫黄岳が少し見えてきた。



    ”阿弥陀岳の下りから硫黄岳方面”

8:00  行者小屋
テントを撤収し荷物をまとめて美濃戸まで下山する。

10:20  美濃戸登山口
約300kmの道のりである。安全運転で帰途に着く。


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