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<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 南会津  会津駒ケ岳
2003年4月17日(木)


”会津駒ケ岳と大戸沢岳”

[概要]
会津駒ケ岳へ出掛けた。日帰りにちょうど良い山である。夏は暑くてばてるが今頃登るのは夏よりも楽に感じる。 天気は良好であったが。気温が高過ぎたのと、体調がいまいちだったのか、去年より2時間余計にかかった。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:南会津(福島)、会津駒ケ岳(2132m)

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :滝沢橋登山口6:00 - 11:30会津駒ケ岳12:10- 14:30滝沢橋登山口

6:00  滝沢橋登山口を出発する。
最初は林道をツボ足で歩く。途中でショートカットするつもりで登山道を登り始めたが、道を間違えて戻り、30分ロスした。 尾根への取り付きは階段を登らずに左の沢から斜面を登った。雪は締まっているが歩きずらい。 共同アンテナまではツボ足で歩いたが、そこからはシール登行に変更。
シール登行している二人の若者が先方に見える。今日出会ったのはこの二人のみである。あとで聞いたら、日立の人だという。世間は狭い。 1700mあたりから左方向に燧ケ岳の頭の部分が見えてきたが今日は気温が高く、霞んでいる。 右手に大戸沢岳の斜面が見え始める。まだ雪はたっぷりとあるようだ。
雪が軟らかいのでシール登行は問題なく出来るが、気温が高いせいか、それとも体調がよくないのか疲れる。 休みの時間がだんだん多くなる。
疲れるのは私だけと思ったらそうでもないようで、二名の若者のうち、一人は途中で登るのを止めてしまった。

駒ノ小屋をショートカットして最後の急斜面をあえぎあえぎ登る。

11:30 会津駒ケ岳
ここまでロス時間を入れて5時間半かかった。ちょっと掛かり過ぎだ。 オニギリを食べ大休憩をする。いっしょに登った若者は先に滑って降りて行った。スキーはかなりの腕前のようだ。登りでは差が付かないが、 下りで差が付く。
南方を見ると大津岐方向の稜線とその向こうに燧ケ岳が霞んで見える。







”会津駒ケ岳頂上付近から燧ケ岳遠望”




シールを外し、靴の金具を締めて、滑降に入る。最初は大斜面なので、悪雪でも問題なく滑る。 少し源六郎沢方面に進みその後、稜線へ戻る。 調子のいいのはこの辺までで、1800mあたりから木立が多くなり、この悪雪ではうまくターンができない。 斜滑降、横滑り、いろいろ駆使してケガだけはしないように慎重に降りる。
1400m付近からはスキーを脱いでザックに付け、ツボ足で下まで下りた。 林道歩きのあと、登山口に到着。

14:30 滝沢橋登山口
登山口では、先ほどの若者が帰る準備をしていた。彼らも今日は大変だったという。やはり私だけではなかったようだ。
檜枝岐の駒の湯で疲れを取り、帰途についた。次回からはもう少し気温の低い時間帯に滑ろう。


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