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<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 南会津  燧ケ岳
2003年4月28日(月)


”熊沢田代付近からの燧ケ岳”

[概要]
先週末、御池まで道路が開通したので、燧ケ岳へ出掛けた。 先々週の会津駒ケ岳は悪雪で苦労したので、今日は早朝登山をして、雪の状況が良い時間帯に降りてきたので 順調であった。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:南会津(福島)、燧ケ岳(2346m)

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :御池駐車場5:20 - 8:00燧ケ岳8:20- 9:20御池駐車場

御池駐車場にはテントが一張と数台の車がある。数人が出発準備をしていた。

5:20  御池駐車場を出発。
朝早いのでかなり冷たい。駐車場脇を通り木立の中を真南に向かって歩く。冷えているので雪はかなり固い。広沢田代への登りではキックステップ で足場を作らないと滑る。これだけ締まった雪であればアイゼンが有効だが残念ながら持ってこなかった。トレースを選びながら登る。 やがて広沢田代へでた。ここで小休止。

平原状態の田代を過ぎ、熊沢田代への急壁にかかる。ここも斜度がきついので一歩一歩慎重に登る。先方に夫婦連れの登山者がアイゼンを付け ピッケルを持って登っている。 急斜面ではアイゼンを効かしているのでツボ足より早い。 気温は低いがこの壁登りで、額に汗がにじんでくる。
やがて傾斜はゆるやかになり熊沢田代へ出た。田代は一面雪の下である。

少し休んで最後の登りに備える。 ここからの登りは燧ケ岳の頂上が見えるので最短距離で進む。
樹林帯を過ぎると無木立の最後の急斜面にかかる。 先は見えているがなかなか頂上は近づいてこない。きつい登りだ。すこし東側から回り込むようにしてやっと頂上直下だ。 ここへスキーをデポし、頂上へ登る。

8:00 燧ケ岳
頂上に来たら既に一名休んでいた。早い人がいるもんである。その人は早々とスキーで降りていった。
頂上からはちょっと霞んでいるが、360度視界は良い。
尾瀬ケ原はまだ雪の下である。至仏山は雪が豊富のようだ。来週はあそこを滑ろう。





      燧ケ岳頂上から柴安ーと至仏山、尾瀬ケ原方面。右後方は越後三山

ゆっくりと休憩のあと、スキーデポ地に戻りスキーを付け、滑降に入る。
最初は緊張するが大斜面であり、うまくはないがターンが出来る。雪質はザラメになっていて滑りやすい。急斜面を左に回りこみながら 木立のあるところまで来た。 ここからは、木立の中のルートを選んで熊沢田代が見えるところまで出る。熊沢田代へは緩い斜面を直滑降で降り、その先の登りは スキーを脱いで担いだ。
少し休んだあと、急斜面を下る。狭くて斜面が荒れているので、うまいターンは出来ない。ルートを選びながら斜滑降で下る。
やがて広沢田代の平らなところへ出た。ここで数名の登山者がスキーを担いで登ってきた。今からだと降りる頃は雪がべたべただろうな。 と余計な心配をする。
広沢田代を過ぎたあと、最後の急斜面を慎重に降りて、あとはルートを選びながら駐車場まで滑って降りた。

9:20 御池駐車場着
今日は早い時間帯に登ったので順調にいった。早発ちは三文の得?
時間が早いのでのんびりと帰り支度をして、途中 檜枝岐の駒の湯で汗を流して帰途に着いた。


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