八月も下旬、まだまだ暑いが会津の志津倉山へ出掛けた。会津の奥に位置し、雨乞岩、屏風岩、猫啼き岩と伝説に満ちた山。
登山道は夏草のヤブとアブ、ブヨに悩まされるが変化に富んだ山であった。秋の紅葉も素晴らしいだろう。
6:50 志津倉山登山口を出発。
道路の脇に数台の駐車スペースがある。登山口に立派な案内図があった。
”志津倉山案内図”
大沢に沿った登山道を歩く、夏草が登山道を塞ぎ歩きずらい。やがて雨乞岩という巨大なスラブ状の岩壁が木々の間から見えてくる。
圧巻である。高さはどのくらいあるだろうか。
沢筋を右に折れて尾根に入る。意外な急登だ。右側はスパッと垂直気味に落ちている壁だ。屏風岩と名付けられた岩を見ながら更に登ると
ブナ平の稜線にでる。ここから右に折れてしばらく行くと、2等三角点のある志津倉山の頂上に出た。
8:30 志津倉山
”志津倉山頂上”
晴れていれば、飯豊、磐梯山などが見える筈であるが、残念ながらモヤっていて余り見えない。
頂上で暫く休んだあと、帰路はそのまま進み細ヒドコースを下りる。
途中、糸滝という小さな滝を見てさらに下りると来た道へ出、登山口に戻った。
”糸滝”
10:20 志津倉山登山口着
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