山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1>   奥久慈男体山
2004年7月1日(木)


”大円地越の途中から奥久慈男体山”

[概要]
地元の名山、奥久慈男体山を、この山に造詣が深いK氏の案内で、N氏と3人で出掛けた。
一ヶ月前に健脚コースを登り、袋田の滝まで縦走したが、今回は鷹取岩に登りそこから袋田の滝まで の縦走である。この地にこんな凄い断崖の山があるとは驚きであった。

[メンバー]  :3人
[山域&山名]:奥久慈(茨城)、奥久慈男体山(653m)、鷹取岩

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]
:古分屋敷登山口6:30 - 7:10鷹取岩 - 8:10奥久慈男体山 - 13:00袋田

車2台に分乗し一台は袋田に先に留めて、古分屋敷まで向かう。
案内してくれるK氏は奥久慈男体山を自分の庭のように歩いて、今まで 登った回数は数えられないほど。

6:30  古分屋敷登山口出発

登山口といっても、鷹取岩へ行くコースは特に看板がある訳でもないので、場所は聞かないと解らない。 民家の庭先から畑を横切るようにして斜面の道に入る。
登山道は勿論地形図には載っていないが、地元の方が整備してくれているようでかなり歩き易い。 トラバース気味に南に行ったあと岩壁を登り、尾根を歩き鷹取岩へ出る。 西側がスパっと落ちた絶壁である。








 ”鷹取岩の絶壁”


岩登りをしそうな壁であるが、ここの岩は小石の混じった礫岩で崩れ易く、岩登りは出来ない。
鷹取岩の絶景を楽しんだあと進路を北に変えて奥久慈男体山へ向かう。
ここの稜線は西側が段差状に落ち込んだ地形で東側は緩やかである。道は落ち込んだ段差側ギリギリに付けられて いるので、 大変スリルがある。 大円地越の途中から男体山が見えるが、これも前面をストンと落とした壁の形をしていて見応えがある。
小さなアップダウンを繰り返しながら奥久慈男体山に着く。

8:10  奥久慈男体山

ここで小休止。 一等三角点のある頂上には祠が祀られている。 西側の視界が開けて、空気の澄んだ日は日光、塩原方面の山々がきれいに見えるという。
ここからは稜線歩きが続くが小さなアップダウンがあり地形図で見るよりきつく、なめて掛かるとばてる。
この稜線はカエデやモミジが多く、秋の紅葉は素晴らしいようだ。 何箇所かの展望台を経て、月居山に着いた。 あとは袋田の滝までの下りで、この辺は散策ルートになっているので、袋田からハイキングで 来る人も多い。

13:00  袋田

駐車場まで車道を歩き、車を回収して、登山口に戻る。
標高は低いが変化のある素晴らしい山である。




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