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<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 安達太良連峰  安達太良山
2005年2月23日(水)


”風雪の中の登山路の道標”

[概要]
私のスキーの師匠であるKさんと、門下生のNさんの記念すべき山スキーデビュー。
まずは手始めにと安達太良山へ出掛けた。予報では午前中はまずまずの天気の筈であったが、天候の悪化が半日早かった。 手厳しい吹雪の洗礼を受けて、途中撤退となった。

[メンバー]  :三名(Kさん、Nさん、恒)
[山域&山名]:安達太良連峰(福島)、安達太良山(1700m)

[天候 ]      :曇り後吹雪
[行程 ]      :あだたら高原スキー場トップ(1350m)9:10 - 10:10安達太良山途中で引き返し - 10:50あだたら高原スキー場トップ

ゴンドラ一回券を購入し、8:20にゴンドラ乗り場に到着。スキー場の下から見上げるとこの時間ゴンドラ頂上駅 付近は晴れてこそいないが明るい。
早くゴンドラにと焦るが、ゴンドラの運転準備が遅々として進まず、何の説明も無いまま30分遅れて9:00にやっと動き出す。
朝の貴重な時間をロスしてしまった。 このスキー場がインターネットの掲示板でボロクソに書かれる訳が理解できた。

9:10   入山届を提出しスキー場のトップを出発する。

かなりの積雪量である。スタート時は少し雪が降る程度で、まだまだ明るい。









 ”ゲレンデトップの登行開始地点”


最初からラッセルを強いられる。スキーを履いていても30cm位沈む所もある。木立の中は吹き溜まりの小山がいたる所に 出来ていて大変進みにくい。 それでも新雪歩きは楽しい。

登り始めて40分位経ったら、風雪が強くなり始め、視界が極端に悪くなってきた。









 ”風雪が強くなり視界不良”











 ”吹雪の中を行くKさん”











 ”深雪歩行を楽しむNさん”



風雪が真横から顔面を叩くようになる。これでは先に進むのはちょっと無理。撤退することにした。
元のコースを其のまま戻る。シールを外して滑ろうとしたが、湿った新雪でスキーが全然滑らない。 殆どを歩行動作でゲレンデトップのレストランに戻った。

10:50  あだたら高原スキー場トップ

間もなくゴンドラが運転休止となり、登ってくるスキーヤーはいなくなった。
休憩のあと、新雪の積もったゲレンデを滑り降り、駐車場に戻った。
帰りにホテル光雲閣の温泉に浸かり冷えた身体を温めて帰途についた。 自然が相手。こういう日もある。
こうして山スキーデビューのセレモニーは終わった。




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