[概要]
秋の好天が続いたので、のんびりと白峰三山を歩いた。3000m超の山を5座、それも往復のおまけ付き。
例年より少し遅れているようであるが、それでも稜線付近は紅葉が始まっていた。
このコースは今まで何回も計画しながら、落石崩壊によるスーパー林道の閉鎖。台風直後でバスが不通、などで
今回三度目の正直といったところ。
[メンバー] :単独
[山域&山名]:
南アルプス(山梨、静岡)、北岳(3192m)、中白峰(3055m)、間ノ岳(3189m)、西農鳥岳(3051m)、農鳥岳(3026m)
登山口からのMax標高差(1672m)
[天候 ] :晴れ、曇り
[行程]
(9/29):広河原(1520m)8:25 - 10:15二俣10:30 - 12:20八本歯のコル12:40 - 13:50北岳山荘(テント泊)
(9/30): 北岳山荘5:10 - 5:30中白峰6:00 - 6:40間ノ岳6:50 - 7:40農鳥小屋7:50 - 9:20農鳥岳9:50 - 12:00間ノ岳12:30
- 13:30北岳山荘(テント泊)
(10/1): 北岳山荘5:15 - 6:00北岳6:15 - 6:50八本歯の頭7:10 - 8:10二俣8:20 - 9:30広河原
一日目:広河原〜北岳山荘
芦安の駐車場からバスで広河原へ。人気のコースとあって平日でもバスは満席であった。殆どの客が北岳へ向かう。
8:25 広河原を出発する。
天気は快晴である。広河原から北岳が大樺沢越に頭が見える。
”広河原から北岳を望む”
二俣までは快調に進む。 二俣で小休止。八本歯のコル方面を見ると少しづつ雲が掛かってきている。

”二俣付近から大樺沢と北岳を望む”
北岳を目指す登山者の大部分が八本歯のコルに向かっている。このコースが一番登高効率が良いためであろう。
既に雪が消えたガレた急な道を登る。
2500m付近からはバットレスの威容が目に入るが、残念ながらガスが掛かってきている。
木製のハシゴをいくつか超え八本歯のコルへ着く。
12:20 八本歯のコル
北岳方面はガスに包まれてしまった。山頂を目指しても眺望は得られないのでこのまま北岳山荘へ向かう。
北岳山荘への分岐を下っていくと少しガスが切れて山荘が見える。

”北岳山荘と間ノ岳方面をを遠望”
13:50 北岳山荘
受付でテントの申し込みをする。 今日の宿泊者はまだ数名といったところ。
テントは山荘の脇の風が余り当たらない場所を選んで設営。ガスは晴れそうもないのでテントの中で横になり
夕方までのんびりと過ごす。
二日目:北岳山荘〜間ノ岳〜農鳥岳:往復
三日目:北岳山荘〜北岳〜八本歯の頭〜広河原