山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 福島  七ガ岳
2005年10月21日(金)


”七ガ岳から見た麓付近の紅葉”   

[概要]
そろそろ山麓のブナは紅葉する頃だろうと、会津にある福島100名山の七ガ岳へ出掛けた。 以前、羽塩コースから七ガ岳に登ったことがあるが、今回は黒森沢から護摩滝を登り、下岳まで縦走する変化に富んだ コースを選んだ。 今回はKさん。Nさんと初めて3人揃っての山歩き。このところあまりいい天気ではなかったが、今日は快晴。 のんびりと会津の秋の山を楽しんだ。

[メンバー]  :三名(Kさん、Nさん、恒)
[山域&山名]:会津(福島)、七ガ岳(1636m)(登山口からの標高差608m):

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :黒森沢登山口(1028m)8:15 - 9:40護摩滝 - 10:55七ガ岳11:10 - 12:00三番岳12:20 - 14:10林道 - 14:45登山口

8:15   黒森沢登山口の駐車場を出発。

平日なのに駐車場には既に5台の車がある。人気のあるコースなのだろう。
最初は沢に沿って林道を歩いた後、登山道に入る。少し泥濘はあるが、先週の吾妻連峰に比べればはるかに良い状態だ。 登山道は次第にゴロ岩になり、やがて護摩滝に出た。







”護摩滝。滝の右側を巻いて登って行く。”
 



滝を過ぎると今度は滑沢である。最初の部分が少し傾斜があり、滑り易いので慎重に登る。






”平滑沢の入り口。コケが生えているので大変滑り易い。”
 



平滑沢は延々と続く。長さ500mくらいあろうか。滑り易いところは脇の木や笹をつかみながら登る。 水量は余り多くなく靴底を濡らす程度である。






”平滑沢最後の部分を登るNさん、Kさん。”
 



地形図では沢筋を其のまま尾根に突き上げるようになっているが、実際の登山道は途中から七ガ岳に近づく方向に直登 する。
登山口から登ること2時間半。稜線に出て一気に視界が開け、右は高杖スキー場方面、左上に七ガ岳の頂上が 目に飛び込んでくる。




         ”稜線から見た高杖スキー場方面。右奥は燧ケ岳”







”七ガ岳の頂上を仰ぐ。”
 



稜線の分岐から5分ほどで七ガ岳の頂上に着いた。

10:55  七ガ岳

頂上からは360度遮るものなし。飯豊連峰から燧ケ岳、那須連峰までぐるっと見渡せる。 頂上には子供連れの家族が休憩していた。 下を見ると小さなピークが沢山あり、紅葉がきれいである。(トップの写真)






”七ガ岳頂上”
 



進行方向を見るとこの山系のピークが連なっている。ピークが七つあることから七ガ岳と云うようだ。




         ”七ガ岳頂上から行手のピークを見る。右のピークが三番岳”







”山裾の紅葉風景”
 



休憩の後、こんどは下岳方向に向かっての縦走である。小さなアップダウンを越えていく。三番岳の手前の鞍部は100m以上 落ち込んでいる。この尾根は進行方向の左手はなだらかで右手はスパっと落ちた痩せ尾根状態である。樹木があるので それ程ではないが、岩肌が露出していたら、かなりの高度感があるであろう。

12:00  三番岳

三番岳で休憩し昼食。振り返ると今歩いてきた七ガ岳からのヤセ尾根を見渡せる。






”三番岳から七ガ岳を振り返る”
 









”眼下に変化のある小さなピークが眺められる”
 



三番岳から下岳までは小さなピークを幾つも越えていく。ゴロ岩があったり、倒木があったり、一部歩きにくい箇所 もある。やがて1325m地点に着き、ここから林道まで急斜面を下る。ブナ林の中を落ち葉を踏みながらあっという間に高度を下げ 、林道に下りる。 最後は林道歩きである。単調で意外に疲れる。やがて歩き飽きたころ出発点の登山口に着いた。

14:45  登山口

帰りに塩原温泉で一日の疲れを癒した後、帰途に着いた。



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