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<bgsound src="ich.mid" loop=-1> 南会津  三ツ岩岳
2012年5月27日(月)


”三ツ岩岳から見た大戸沢岳、会津駒ケ岳方面”   

[概要]
山スキーシーズンを終えて、山歩きシーズンの最初は と。 ちょっとまだ雪に未練があり 南会津の三ツ岩岳になった。

この山は すぐ近くの会津駒ケ岳に比べて人気はいまいちだが、なかなか味わいのある山で、スキーをやる前には毎年出掛けていた。

流石に5月終わり近くなると、雪融けは進んで 行程の半分は夏道歩き、新緑を愛でながらのハイクだった。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:南会津(福島)、三ツ岩岳(2065m)(登山口からの標高差1300m 延べ距離約12km):

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :小豆温泉登山口(780m)6:30 - 国体ルート分岐 8:00 - 三岩岳(10:30-11:00) - 国体ルート分岐 11:50 - 国体コース登山口 13:00


6:30   小豆温泉登山口

崩落個所のある黒檜沢に沿った登山道を進む。  黒檜沢を渡る橋はまだ掛けられてなく、渡れないので、右岸からヤブを高巻し、デブリを乗り越えて対岸にでた。 

尾根に取り着くまでにも、倒木が所々あり、コースは荒れている。





     ”1200m付近から黒檜沢へ落ちる滝が眺められる。”

1250m付近から残雪が現れるが、雪の繋がりが悪いので、ショートカットルートは取らず夏道を行く。

旧道尾根に取り着く付近は残雪で夏道は見えない。適当に雪壁を登り尾根に出る。





     ”1300m、を過ぎた付近で尾根に上がる。 この辺りの積雪はまだ数mある。”





     ”急斜面を行く。 ブナの新緑がまぶしい。”


急斜面を400mほど頑張ると1700mのピークが見えて来る。





     ”急斜面の上に1700mのピークが顔を現す。 標高が上がるに連れて緑は薄くなる。”





     ”右手に窓明山が見え始める。”





     ”1700mのシンボル、ダケカンバの巨木。 この付近からオオシラビソが混在する。”





     ”やっと三ツ岩岳が見え始めた。 この場所と余り変らぬ高さに見えるが、標高差は350m。”


1700mからは勾配はゆるやかになるが、表面が緩み加減の雪面は ツボ足歩きには辛い。





     ”窓明山との分岐に建つ 小じんまりとした避難小屋。”





     ”三ツ岩岳の直下から見た丸山岳、高幽山、坪入山方面。 初夏まで雪が消えない奥会津の名峰群。”





     ”窓明山が少し下方になった。”


やがて、なだらかな尾根状の先に三ツ岩岳の頂上が姿を現す。


10:30   三ツ岩岳

まずはじっくりと眺望を楽しむ。 好天だが、気温が高いせいか、遠方は霞んでいる。





     ”大戸沢岳へ続く稜線と その先の会津駒ケ岳。”





     ”この山の名前の由来の三ツ岩が少し下方に。”





     ”地肌が露出した頂上と標識”


今日は気温が高く2000mを越す山でも寒くはない。 持参の昼飯でゆっくりと休憩。


休憩後は腰を上げて下山。 スキーではないので、快適な下り、とはいかないが、緩んだ雪面の下りは足の負担が少なく 大変楽である。

分岐からは、今朝のルートを戻らずに、旧道尾根(国体ルート)を下る。 登山道もしっかりし、荒れてなく、大変歩き易い。





     ”尾根に咲く季節の花 ”ヤシオツツジ”。”





     ”同じく ”タムシバ”。”


最後はNTTのアンテナからの急坂を下って、国道に出て、ハイクを終了した。



13:00   国体コース登山口

初めて国体コースを歩いたが、荒れてなく歩き易い感じがした。





     ”登山口付近。 両岸を新緑で囲まれた伊南川が 雪融け水を集めてゴーゴーと流れている。”





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