山スキーのページ
吾妻連峰
西大巓〜南西尾根
2013年3月7日(木)
”西大巓 東斜面の滑り”
[概要]
3月になったら急に気温が上がり、融雪も一気に進みそうだ。 山スキーの行先も頭を悩ます。
雪質は期待できないが、積雪量の豊富な吾妻連峰を目指した。 この時期には西大巓から南西尾根経由、BOSS大巓が面白そうだ。
[メンバー] :単独
[山域&山名]:吾妻連峰(福島、山形)、西大巓〜南西尾根 (登山口からの累積標高差:登り約550m 下り900m、合計距離 約8km)
[天候 ] : 晴れ
[行程 ] :スキー場TOP(1580m) 9:15 - 西大巓 10:30 - 東斜面 11:10 - 南西尾根-不動沢橋 12:20 - スキー場 12:40
9:15 スキー場TOP
ワカンの登山者3名が先行して登っていった。 西吾妻山の往復とのこと。 この人達は軽快なピッチで進んでいき、全く追いつけなかった。
積雪量はかなり多いが、このところの暖かさで昼に融け、夜間の冷え込みで締まった雪面は殆ど沈まないので登りは快調である。
”1700m付近のシラビソ樹林帯。 軟らかそうに見えるが雪面は堅い。”
”1843mのポコ付近から見たニセピーク。 積雪が多いのでかなり近くに見える。”
”ニセピークの登りから見た西吾妻山。 頂上付近は白いので、樹氷はまだ健在のようだ。”
”西大巓の頂上付近から 霞んだ磐梯山方向を振り返る。 ”
”そして西大巓の頂上に到着。 ”
10:30 西大巓の頂上
先行していたワカンの3人は既に西吾妻山とのコル付近まで進んでいた。 かなりの健脚のようだ。
”西大巓の頂上から西吾妻山方面。 ”
東斜面を覗くと、今日は まだ誰も滑っていない。 雪質は解らないが行くしかない。
”頂上から滑り開始地点。 先回より更に積雪が多く なだらかに見える。”
上部の雪質は少しウィンドパックされた、モナカ状態。 下るに連れて 雪質は良くなる。
考えている暇も無く、約100m滑り降りる。 誰も滑ってないキャンバスに描くラクガキは気持ちいいー。
”滑り降りた地点からみた斜面。 ”
”少し登り返したところから見たラクガキ。 ”
頂上付近まで登り返すと、スノーシューの登山者数人と出会う。 日射しが強烈で、みんな上着を脱ぎ 汗だくで登っている。
この高温では、雪面状態は最悪になりそうなので、早目の下山とする。 南西尾根方面へ向かい、状況により、最終コースを決めることにする。
下り始めの樹氷群は まともな滑りは困難で、高度を下げるのみ、1800m付近からツリーラン開始。 しかし予想通り 日向は水分を含んで重く、 日陰はまずまずの雪質。 日陰を探しながら滑る。
”1550mを境にシラビソからブナにはっきり植生が変化する。 ”
当初はBOSS大巓を目論んだが、この雪では下りの林道が悲惨になりそうなので、より近い不動沢橋ルートに変更する。
いつも灌木で手こずる1300m付近も積雪が多くスイスイ。 やがて不動沢橋手前で、林道に乗る。
12:20 不動沢橋
”不動沢橋付近から、西大巓方面を振り返る。 ”
最後は林道を辿ってスキー場へ向かう。 林道の途中までは何とか滑ったが、最後の500mはヒールフリーにして歩きでスキー場へ出て終了。
12:40 スキー場
ゲレンデを少し滑り降り、 スキー場のインフォメーションへ下山連絡をして本日の行程を終了した
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