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<bgsound src="hosinosekai.mid" loop=-1> 那須連峰  スダレ山
2013年1月23日(水)


”スダレ山 滑り開始地点より。 背景は 朝日岳。”

[概要]
例年より寒い一月、今日は束の間の好天の予報に誘い出されて。 さてどこへ出掛けるか、と。 結局 近くて楽な所。 久し振りに那須のスダレ山へ出掛けました。

スキー場の積雪情報によれば 140cmと そこそこ積もっているみたいなので つられて行ってみたが、 ゲレンデは一部 地肌が出ていた。 吹き溜り部分でも測ったのだろうか、積雪情報を信用する方が悪い か。

昨日は白河地方 平野ではかなり雪が降った様だが、 山は雨だったらしい。 通常の反対現象で、そのため 山の斜面は全くのガリガリ。 しかし、今日は予報通りの好天で素晴らしい景色を眺めながらのスノーハイクを楽しんだ一日でした。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:那須連峰(栃木)、スキー場TOP(1410m)〜スダレ山(1850m) :往復 

[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :マウントジーンズスキー場トップ 9:50 - スダレ山(11:20-11:50) - スキー場 12:20


9:50  スキー場トップ

ゴンドラの上から眺めた廻りの樹林間の積雪状態は 笹がむき出しの悲惨な姿だが、スキー場上まできたら何とか雪は繋がっている模様。

早速シールを付けて北方の1462mポイントに向けて登高開始。 





     ”現在は運転休止した #3リフトを右に見て1462m高地を目指す。”


1462m高地から夏の遊歩道沿いに西方に向きを変えて進む。 この辺りは遊歩道の案内柵が まだしっかり残り、積雪量は極めて少ない。





     ”北温泉との分岐標識。 やっと積雪も増えたが笹が目立つ。”


この付近の尾根は 昨日雨模様だったようで、雪面はガリガリ。 お陰で歩行は 大変楽チン。 しかし これでは滑りは全く期待できない。





     ”右手には 雪が少ない赤面山が見えてきた。”






     ”霧氷の枝越しに スダレ山の斜面を眺める。”


今日はこの季節としてはかなり穏やかな日なのだが、風の名所の那須連峰は朝から かなり風が強い。  フェイスマスクなど完全防備で寒さを避ける。





     ”左手に、お馴染みの那須岳と朝日岳が。 秋になると この尾根が真っ赤に紅葉する。”


風があるので尾根の登りは避けて、尾根沿いの右斜面を進む。 斜面に差し掛かった付近から雪質は ガリガリから、 ウィンドパックされた締まった雪面に変わる。





     ”斜面を下から見上げる。 ここからがキツイ。 シュカブラが少し出来た雪面は堅く締まって登り易い。”






     ”斜面越しに北側をみる。 結構 急で素晴らしい斜面であることが解る。”


スダレ山の上部はシュカブラが大きく発達している。登りは問題ないが、滑りには苦労する斜面だ。

赤面山への分岐を過ぎて なだらかになった付近まで登り、その廻りを少し歩いてみたが、三本槍方面はガスが掛かっているし、この先は雪の着きも悪い ので 、今日はここを終点とする。


11:20  スダレ山(1850m付近)





     ”1850m地点から 吹さらしの 中ノ大倉尾根を見下ろす。遠方の平野は昨日の雪が白く残る。”


岩陰で風を避け、廻りの景色を見ながら暫く休憩。





     ”小さなエビのシッポの群れと、その先に見える白河方面の平野。”


ゆっくりと休憩、腹ごしらえした後は、滑り開始です。





     ”1850m 滑り開始付近。 この辺は大きなシュカブラで まともなターンは無理。”






     ”少し下ると少しづつまともな雪面に。 斜面越しに赤面山を見下ろす。”


ウインドパックされ、所々新雪が剥げ落ちた斜面はあまり滑り易くはないが、それでも滑りは楽しい。  短時間で急斜面を滑り降り 尾根へ。

途中、スノーシューと山スキーの女性2人連れとすれ違う。





     ” 尾根まで降りて 滑ったスダレ山を振り返る。 滑った跡が写真ではよく写らない。”


登りは楽々だった ガリガリ尾根の滑りは余り快適ではない。 幸い傾斜が緩やかなので適当に曲げながら滑る。  滑りの悪い 重い雪の場合より むしろ良いか。





     ” スダレ山の見納め。 登っている人が米ツブのように見える。”


やがて1462m地点までノンビリと滑って、一休み。





     ” 1462mから東に延びる尾根をちょっと覗いてみる。”


少し雪庇が出来て立派な尾根になっている。 下の方のヤブさえ埋まればスキー場下まで滑ることが出来そうだ。 次回じ期待。



12:20  スキー場

最後はスキー場を滑って、お手軽なスノーハイクは無事終了。 この付近の山はもうすこし積雪が増えないと しっかリ楽しめない。





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