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<bgsound src="hosinosekai.mid" loop=-1> 南会津  二岐山
2014年1月14日(火)


”二岐山、1200m手前のブナ。 積雪が多く 笹は完全に埋まっている。”


[概要]
新年から 寒気は依然居座ったままだが、天気図的には少し穏やかになったので、 毎年行っている二岐山へ出掛けた。

この山は標高1500mちょっとしかないが、全山がブナ林で覆われ、パウダースノーの静かなツリーランを楽しめる、 最近隠れた 人気スポットである。



[メンバー]  :単独
[山域&山名]:南会津(福島)、二岐山(1544m)
[天候 ]      :曇り
[行程 ]      :二岐温泉手前駐車スポット(770m)9:30 - 1420m地点(12:30 - 13:00) - 13:30駐車スポット



9:30   二岐温泉手前駐車スポット。

今朝までの降雪でここまでの道路はかなり雪が積もった模様。 温泉へ通じる道路はまだ除雪車が作業したばかり。 除雪車の方にお礼を云って、駐車場に入らせてもらう 。

準備をしていつものミニスキー場跡地を辿って尾根に向かう。  この冬は積雪が多く、この南会津も例外ではない。





     ”出発地点の切り開き。”



杉の植林地帯は木が育って通過が難しいので、迂回しながら左の急斜面から870m地点の台地に登る。

当然ながらトレースはないので20〜30cm程度のラッセルが強いられるが、雪が軽いので この時点ではそれ程辛くない。





     ”尾根に取り付き、急斜面が始まる。 新雪はシールの効きが悪いので大きくジグを切って行く。”


登山開始時の気温は -10℃だったが、風が少し出て体感温度は更に下がり指先が痛い。






     ”1200m手前のブナの大木に 「今年も来たよ!」 と声をかける。  笹原は完全に埋まっている。”







     ”1200mを過ぎると再び傾斜は急になり、積雪も増え 苦行僧の心境で黙々と。” 



1300mを越すと傾斜は更にきつく、スキーの沈み込みが深くなって休む時間が多くなる。






     ”青空も少し見え、着雪した樹木が美しいが、登りは辛いノー。”  






     ”1400m付近、尾根は段々細くなってくる。 



12:30   1420m地点。

ここまで約3時間 よく頑張った。 脚も攣りそうになってきたのでここを終点とする。

雪を踏み固め、足場を作って休憩。 やっと昼飯にありつける。 温かい紅茶と むすび のちょっと変わった組合せ で 腹ごしらえをする。 これがまた良い。

結構風が強く 樹木に積もった雪が時々ザアーっと落ちてくるので、あまりのんびりはできない。
休憩後は、待望の滑りが始まる。





     ”バフバフのパウダーは気持ちいいー。 勾配のある斜面だがカメラマンがヘタクソで うまく写せない。” 


いつもは潅木が気になる1100m付近も 積雪が多いので全く問題なし。

最後の杉の植林帯は迂回し、スキー場跡地の緩い斜面を下れば終点である。  苦労して登った650mも滑れば アッという間である。



13:30   登山口。

単独ラッセルは疲れたが、それに見合う素晴らしいパウダーを頂いて満足の一日でした。


今回のコース




  ”今回のコースのGPS軌跡” 登り、下り ほぼ同じ。




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