山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 那須連峯  3本槍ケ岳  
2014年10月8日(水)


”登山口、北温泉の観瀑台から見た駒止の滝。 ミニ華厳の滝と云ったところ。”

[概要]
那須連峰の紅葉は比較的早い。 昨年行った時は遅すぎたので、今年は昨年より6日早く出掛けてみたが、 今年も少し遅すぎた。 気象条件の関係もありピッタリのタイミングに出合うのは難しい。

今年はどこの紅葉も少し早いのかもしれない。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:(栃木、福島) :那須連峰、 3本槍ケ岳(1917m) (累積標高差:約1000m、歩行距離:約13km )

[天候 ]      :曇り時々晴れ
[行程 ]      :北温泉登山口(1130m) 6:30 - スキー場分岐 7:25 - 3本槍ケ岳(8:40-9:10) - スキー場分岐 10:40 - 北温泉登山口 11:30


予報では朝のうち曇りその後晴れ となっていたので いつもに較べ少し遅めの出発とした。

6:30  北温泉登山口

北温泉入口の駐車場はきれいに整備拡張されその先に観瀑台が急斜面にせり出して作られていた。
周囲の紅葉と落差のある瀑布。 観光スポットのひとつになりそうだ。





     ”北温泉付近の山の斜面が色付き始めている。
    ということは上の方は既に終わっている可能性あり。”


北温泉まで一旦少し下り、その後 毘沙門沢沿いの急斜面をしばらく登る。 最近の豪雨の影響か登山路がかなり荒れている。





     ”約30分登った 1400m付近の少し開けた箇所から 毘沙門沢越しに茶臼岳が見える。
    手前の斜面から湯気が見える。茶臼岳は活火山である。”


やがてスキー場ゴンドラ降り場からの周回遊歩道の案内があり、更に進むと「中の大倉尾根」にぶつかって進路を左にとる。

なだらかな 中の大倉尾根を暫く進むとブナ林が終わって、左の沢越しに朝日岳から鬼面山に続く尾根が見えてくる。

色付きの良い年にはこの尾根が燃えるような赤に染まるが、 今年も少し遅すぎたようだ。





     ”朝日岳から鬼面山に向かって東に延びる尾根。左奥は茶臼岳。  山肌の色があまり冴えない。”


その先 約200mの急斜面を行くと、スダレ山の上部、赤面山への分岐へ出る。





     ”赤面山への分岐。 この急斜面を厳冬期に山スキーで楽しむことが出来る。 ”


スダレ山への急登のあとは3本槍ケ岳までの平坦な道に変わる。 峰ノ茶屋方面からの登山者が続々と上がってくる。

最後の少し急な斜面を登るとやがて3本槍ケ岳に到着。 大勢の登山者が休憩中。



8:40   3本槍ケ岳(1917m)

遠方は少し霞むが 四方をグルッと見渡すことができる。





     ”頂上の標識とその右は那須の鋭峰 旭岳。 ”






     ”西側に俯瞰するように眺められる大峠山〜三倉山。 ”


上空全体に雲が掛かり、日射しはない。 晴れていればまだ残っている紅葉が鮮やかに見えるだろうが雲は中々切れない。

ゆっくりと休憩した後、腰を上げる。 帰路は峰の茶屋経由での周回ルートの選択肢もあったが 日射しが出ることを期待して往路の「中の大倉尾根」を戻ることにする。






     ”下り始めたら日射しが少し出て来た。 三本槍ケ岳を振り返る。
    名前に似つかわぬ平らな頂上だ。”


スダレ山の上部まで戻り 見晴らしの良いこの地点で雲が切れるタイミングを狙って紅葉風景を撮る。





     ”スダレ山の斜面と右に見える赤面山。”






     ”スダレ山の上部から見下ろした なだらかな「中の大倉尾根」。”






     ”朝日岳の北側斜面。下の方は黄色も混じった紅葉が見える。笹の緑と調和して美しい。 ”






     ”朝日岳から鬼面山への尾根とその一つ手前の小尾根。
    尾根の下の方はまだ色づいている ”






     ”朝日岳と右の1900mピーク。 ”






     ”スダレ山の下側斜面。 ”






     ”鬼面山へ続く尾根の下部。 ナナカマドの赤が少し残っている。”






     ”少し下って「中の大倉尾根」全体を見下ろす。”






     ”更に下ってスダレ山方面を振り返る。”


スキー場分岐付近では、ゴンドラ利用の登山者が続々と登り始めていた。


毘沙門沢沿いの登山路を下り、登山口に戻った。



11:30 北温泉登山口  

紅葉のピークは少し過ぎていたが、のんびりハイキングを楽しんだ一日でした。那須連峰は手軽に登れる良い山です。


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