山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1>  南アルプス 仙丈岳
2014年7月26日(土)


”小仙丈岳付近から仙丈岳と小仙丈カール”


[概要]
南アルプスの2日目は仙丈岳を目指す。 昨日の北岳の7割くらいの負荷と予想される。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:
 南アルプス(山梨、長野)、仙丈岳(3033m)
 登山口からの標高差(1000m)
[天候 ]      :晴れ
[行程]
:北沢峠(2030m)7:10 - 大滝頭 8:25 - 小仙丈岳 9:20 - 仙丈岳(10:40-11:10) - 馬ノ背ヒュッテ11:35 - 北沢峠 13:10


今日も好天のようだ。早々にテントを撤収しテント場付近を散策。ここは標高が1530mで涼しく、 テント場もよく整備され快適である。





     ”広河原、テント場の朝。カラフルなテントが各所に設営されている。”


大きいザックをアルペンプラザのロッカーに預け、今日も身軽な格好で出発。
まずは南アルプス市営バスで北沢峠へ。



 北沢峠 発 7:10





     ”北沢峠には長野側と山梨側からのバスが到着し凄い人である。
    ここの標高は既に2030m、かなりの高地にある登山口である。”


シラビソ、ツガなどの針葉樹林の中に付けられた登山道を行く。 昨日の北岳に較べると緩やかに感じる登りだ。

2500mを超すと背面に甲斐駒ケ岳や八ヶ岳が見え始める。





     ”鋸岳の荒々しい稜線と遠方の八ヶ岳。”


大滝の頭を過ぎて急斜面を登りきると、森林限界を超えて、ハイマツ帯に入る。





     ”V字になった仙水峠と甲斐駒ケ岳。”


ハイマツ帯の中の登山路は視界が開けて、周囲の素晴らしい景色を眺めながらの歩きに変わる。





     ”昨日登った北岳の姿がデッカイ。その右は間ノ岳 (最近の計測で標高が上がり第三位に格上げされた)。
    日本第二と第三位の高さの山が連なる。”





     ”北岳の左に富士山が見える。”



 小仙丈岳 9:20





     ”小仙丈岳から眺める仙丈岳。 左に落ちる小仙丈カールを抱いた優美な姿は
    「南アルプスの女王」と称される。”





     ”振り返れば鳳凰三山が。 地蔵岳のオベリスクも見える。”





     ”少し霞んでいる北アルプスの穂高岳、槍ヶ岳を遠望。”





     ”2900m付近、ハイマツの中に雷鳥の親子が見える。子育て中の様だが ひな鳥は写真には写らない。”


藪沢カールを抱く稜線に出れば、頂上は真近。





     ”藪沢カールの中に建つ仙丈小屋を見下ろす。”





     ”仙丈岳の頂上方面。 頂上にいる登山者が豆粒ほどに見える。”





     ”登ってきた小仙丈岳方面を振り返る。 遠方は甲斐駒ケ岳。”


やがて大勢の登山者で賑わう仙丈岳の頂上に到着。


 仙丈岳 10:40





     ”仙丈岳の頂上。”


頂上の一角に腰を下ろして休憩。続々と登山者が狭い頂上に上がってくる。





     ”北岳とその脇に並ぶ富士山。 第一位と第二位の高さの山が並んで写る。”


腹ごしらえと休息をした後、下山にかかる。 下りは往路と異なり、馬ノ背ヒュッテ経由の藪沢ルートとする。





     ”藪沢カールの中から頂上方面を見上げる。”


仙丈小屋、馬ノ背ヒュッテ、藪沢小屋を経由し、大滝の頭に出て 後は往路を下る。


 北沢峠 13:10

登山開始から6時間。素晴らしい眺めを満喫しながら仙丈岳登山を終了した。

後は 1.5時間 バスを乗り継いで奈良田まで戻る。 駐車場まで戻った途端に猛暑日の現実に引き戻された。


今回のコース



  ”今回のGPSトラック”   


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