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<bgsound src="hosinosekai.mid" loop=-1> 吾妻連峰  西大巓
2015年1月21日(水)


”西大巓への登り1850m付近から見た西吾妻山方面。”

[概要]
10月以降山へ出掛けていなかったので 久し振りの山行である。

年明け以降寒い日が続き、山はかなりの雪が降った模様だが、ここへきて穏やかな気圧配置になったので 今シーズン初めての山スキーとなった。

行き先は例年の初めと同様に西大巓である。

積雪は例年に比べて多いようだ。雪質もまずまずで 今年もまた雪の斜面に立てた喜びを体感した一日だった。



[メンバー]  :単独
[山域&山名]:吾妻連峰(福島)、西大巓(1983m)(登り標高差400m、)

[天候 ]      :晴れ後曇り
[行程 ]      :スキー場トップ(1580m)9:45 - 西大巓〜東斜面(11:00-11:40) - スキー場13:20


9:45   スキー場のトップ。

第4リフトの降り場からはラッキーなことに既に先行者のトレースがあった。
予報では午前は晴れで その後下り坂のようだ。西大巓まで行ってからその先を決めることにした。

新雪がかなり積もっているが、先行者のトレースのおかげで余り苦労せずに登ることが出来る。





     ”1700m付近。 この時間はまだ雲はなく 吸い込まれそうな紺碧の空である。”


登山口の気温は -12℃ だったが、 風もなく 登り始めてすぐに汗ばむ。 アウターは脱ぎ ミッドシェルの軽装に変更して登る。

先行のトレースは極太板のスキーヤーとスノーシューが混ざっている。





     ”1850m付近から斜面越しに西吾妻山がきれいに見える。”






     ”1850m付近から磐梯山を振り返る。 空は急速に雲が広がり始めた。”


ニセピークは左側を巻いていくと先行のスノーシュー2人組に追いついた。 先行のお礼を云ってここから僅かであるが 先頭に立って間もなく頂上へ。


11:00   西大巓。


頂上まで来たら薄雲が全体に広がって遠景はスッキリとしない。 取り敢えず少し休憩。





     ”飯豊連峰が霞んで見える。”






     ”西吾妻山方面もかなり霞んできた。”


これから更に天気は下り坂 二十日平は今回は諦めてまずは東斜面を滑る。 

雪質は何層にもウインドパックされた新雪でパウダーとまではいかないが滑り易い。 約100mを短時間で滑って中ノ沢の樹林手前まで降りる。





     ”滑り降りた付近から見た安達太良連峰。霞んでいていかにも下り坂の天気。”


シールを再度つけて登り返し。比較的締まった雪は登り易い。





     ”登り返しの途中から滑った跡を眺める。霞んでいてはっきりしない。 ”


頂上直下まで登り返して これから先の下りは南西尾根方面へ向かう。





     ”頂上直下にはオープンバーンがある。ここをサットひと滑り。”


今年は積雪が多く、いつもは枝に邪魔されて滑りにくいオオシラビソ樹林帯も障害物は比較的少ない。  この時期の雪質は良いので気持ちの良いツリーランで高度を下げる。





     ”オオシラビソが終わってブナ林になると終点は近い。”


今日は不動沢橋方面へは向かわず、途中で不動沢の源頭部を横切ってスキー場のゲレンデへ出た。



13:20   スキー場。

シーズン初めてのスキー山行は無事終了。 この時期としては最高の雪質。 満足の一日でした。

スキー場のセンターハウスに下山届を出して帰途に着いた。 ”いやー 雪山は楽しいですね !!”


今回のコース



  ”今回の軌跡”




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