バックアップを習慣にしよう

バックアップを習慣にしよう

ハードディスクは壊れないとは限りません。いや、壊れるものとして、常にバックアップを習慣化する事が大切です。MacOS8.6まではSpeed Doublerが有りましたので、変更部分のコピー(差分コピー)が素早く、が簡単に出来ました。OS9になってからは、これが使えないので不便をしていましたが、簡単な操作でバックアップの出来る専用ソフトが有りました。
そのソフトを使って、リムーバルメディアにバックアップする方法を書いて見ました。実際に今設定しながら書いて行きますので、初心者にもお分かり戴けると思います。
(ここではMOを用いていますが、他のメディアでも別のハードディスクでも同じようなものです。)

1.準備
(1)バックアップするファイル、フォルダーの整理
バラバラに存在するファイルやフォルダーでは設定が面倒なので、纏めましょう。種類なりメディアの容量なりで、自分に都合の良いフォルダーを幾つかつくります。
ここでは「自作ファイル」と名付けたフォルダーを作ってみました。

(2)メディアの準備
新しいMOに、例えば「ファイルBU」の名前を付けて、その中に上記フォルダーと同じ名前にBUを着けたフォルダーを作ります。(同じ名前でも良いが、混同しないように。)

中身は空っぽでもOK。

(3)バックアップソフトの準備
TS-Backupperがここ
Software Studioからダウンロード出来ます。(6/10時点では1.3.1)
1,000円のシェアウエアです、気に入ったらお金を払いましょう。

2.ソフトを起動
ダウンロードしたTS-Backupperを起動します。設定は簡単、それぞれのフォルダーを指定します。

あとはバックアップ実行をクリック。設定ファイルに適当な名前をつければバックアップを開始。
(最初は全てコピーですから、時間は掛かります)
二度目からは変更したファイルだけコピーしますので、あっと言うまに終了します。

バックアップ中。

ついで、にもう一つ設定。シンクロの設定です。(MOを持ち歩いて書き換えをしないなら不要)

3.使いやすくするポイント
.設定のエイリアスを作り、それをMOにコピーします。

後は、MOを挿入し、上記エイリアスをダブルクリックすればバックアップを開始します。
MOを持ち歩き、別のMacでMOのファイルを修正し時は、オリジナルのMacでシンクロのエイリアスをダブルクリックすれば、オリジナルのファイルが新しくなります。

最初の設定が少しやっかいかも知れませんが、一度設定してしまえば簡単です。
もっともOS9用のSpeed Doublerが出たら、そちらの方が簡単かも知れません。それまでは、この方法でハードディスクの破損から、データーを守りましょう。コツは上記のようにバックアップメディアに設定のエイリアスを入れておく事と、習慣化する事です。
継続は力です。

壊れてからでは間に合いません。きっと、良かった!と思う日が来るでしょう。

2000/6/10記

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