Yahoo BB解約への道のり(実況中継)

ここは市内で唯一フレッツISDNからも見放された、ネット辺境の地です。その地にYahoo BBが風穴を開けてくれました、7月初め、ここもYahoo BBの摘要地域になったのです。果たして本当に開通するのか、現在進行形で状況を報告しようと思い、このコーナーを作りました。

1.プロローグ(これまでの状況)
(1)7月初め、Yahooホームページで、これ迄適用外だったこの地も摘要地になった事を知り、直に仮申し込みをする。
(2)7月4日「Yahoo! BB -ADSL接続サービス本申込受け付け開始のお知らせ」のメール。内容は「Yahoo! BB - ADSL接続サービスの本申込の受け付け手続きが整いましたので、下記のURLへアクセスし、本申込の手続きへお進みください。」ホントに本当だと喜ぶ。
(3)7月7日「Yahoo! BB - ADSL接続サービス本申込受け付け確認のお知らせ」のメール。内容は「Yahoo! BB - ADSL接続サービスの正式な申込受け付け手続きが完了いたしました。下記の通りお知らせいたします。また、お客様のADSLモデム・スプリッター工事は無料でお取付させていただきます。工事日程等につきましては追ってYahoo! BBスタッフよりご連絡をさせていただきます。また、設置までの状況を下記ウェッブページにてご確認いただけます。」工事は無料で、状況確認も出来るとの事。
(4)その後は、しばし音沙汰無し。上記ウェッブページではNTTに手続中のままだったが、開局予定のページが出来て、状況が分かるようになってきた。
(5)9月25日突然「NTT机上調査結果のお知らせ(回線番号変更)」のメール。内容は「弊社ADSLサービスを申し込まれる際に、ISDN回線を解約するにあたって電話番号が変わる場合は弊社ADSLサービスを申し込まれないとのお申し出を受けておりますが、今一度お客様のご意志をご確認させていただきたく思います。」ナンダ、ナンダそんな事は言っていない、電話番号の変更は了承している。申し込みのページでもきちんとそのように表示されている。直ちにクレームメールを出す。
(6)それなのに9月28日、叉又、こんなメール「お客様からのご連絡どおり、手続きを進めてまいりたいと存じます。つきましては、先のメールでご連絡しました通り、登録内容変更フォームへ進んでいただき、加入電話の変更の際に、電話番号が変更となっても良いにしるしをつけていただきまして送信していただけますよう、お願いいたします。お手数をお掛けしますが、何卒よろしくお願い致します。」そうなっているのにと思いながら、仕方なく何も変更しないで、変更のボタンを押す。すると、ナント「モデム、スプリッター取り付け(8,800円・税別)」と変わってしまった。これは詐欺・・・・・
(7)10月1日やっと「お客様には、ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございません。この度弊社では、アナログ回線へ変更される際にお電話番号が変わってしまお客様の最終的なご確認も取らせていただきたく、先日メールをお送りさせていただいていたのですが、メールの一部に不備があり、数多くのお客様より同様のお叱りを受け、本当に申し訳ございません。」のお詫びメール。「またお客様に関しましては、モデム取付料は無料でございますのでご安心下さいませ。」で一応決着。
(8)10月17日夕方、今度は電話でISDNからアナログへの回線変更手続きとその結果連絡依頼。直に手続きをする。30分後に掛かってきた電話に結果(変更日時、担当者名、新電話番号)を報告。
(9)翌日も電話が有ったそうだが不在。18時再度電話があるとの事で待っていたが、音沙汰無し。
(10)19日夕方「回線変更結果の連絡はどうしたのでしょうか?」の電話。ナンダ、ナンダ一昨日して有りますよ!と声も荒立つが、もう一度同じ事を話す。

と、ここまでが10月21日現在の状況です。これからは、その日の出来事として、実況中継をしてゆきます。果たして無事開通するのでしょうか?

2.10月22日開局予定のページを見ると、ここはネットワーク接続完了になりました。いよいよです。Yahoo BBが開けた風穴から、NTTの姿も見えます、不可能と言っていたフレッツADSLが12月19日開局と出ていました。それまでYahoo BBの邪魔をしないでよ、NTT。

3. 10/23アナログ回線に切り替え完了しました。後はYahoo BBがNTT様に回線適合性の調査を依頼するはずです。本当なら、事前に調査をして欲しいものですが、これもNTT様の掟なのでしょうか。静かに結果を待っています。順調にいけば、2週間後には開通のはず。

4. 10月31日、進展が無いのでメールで問い合わせていたら回答。それが叉又、上記(8)(10)と同じ問い合わせ、これで同じ事を3回も連絡する事になる。仏の顔も三度迄と言いますが、私は仏ではありません。怒り心頭です。

5. 11月1日、NTTから回線調査と思われる電話。やっとYahoo BBが回線調査依頼をしたようです。1週間以上無駄な時が流れました。

6. 11月3日午前1時18分付けで回線準備完了、モデム発送のメールが来ました。いよいよ開通も目前のようです。

7. 11月4日午前中モデム到着、接続したがWLKランプ点滅で接続不可。午後2時過ぎ、何気なくモデムを見るとWLKランプが点灯。簡単に接続できました。OS XではApple TalkをOffにする必要が有りました。ともかく速くて快適です。

8. 11月7日。繋がっていたのは仮のようです。4日は2時間程度、5日は12時間以上繋がりましたが、その後はWLKランプが点滅で繋がりません。じっと待つ日々。

9. 11月10日。問い合わせメールの返事はサポートへ「電話をするように」の酷い回答。繋がらない電話に根気で再ダイヤルを続け3時間目に繋がる。どうやら原因は回線障害のよう。調査には1週間掛かるとの事で、また暫くはアナログ生活。Yahoo BBへの道も険しいものが有ります。

10. 11月11日。約1週間目にYahoo! BBテクニカルサポートセンターからメールでの回答がありました。モデムの再起動や、パソコンの設定が詳述されています。恐らく定型の回答文と思いますので、もつと素早い対応が出来るはずです。それが出来ないのが今のYahoo BBなのでしょう。このメールにきちんと回答しましたし、昨日の電話での問い合わせも有りますから、ここ1週間以内には何らかの進展があると思います。この文は現在進行形ですから、1週間後にどんな文になるか、今は分かりません。

11. 11月14日。上記回答へのメールが有りました。回線を調査するとの事です。何時迄にやるかは明言されていません。やはり先日の電話での問い合わせは伝わってはいないようです。

12. 11月15日。サポートに確認の電話をしました今日のサポートは何を聞いても分かりませんの一点張り。回線の調査も、どこがやっているのか分からないそうです。分からなくて調査できるのですか?と聞くと「分かりません。ともかく、そういう常態なのです」の答え。どうやら無責任極まりない会社に関わってしまったようです。本当に繋がるのでしょうか?

13. 11月21日。サポートからメール。マニュアル通りのような儀礼文。ここの状況が具体的にどうなっているのか分からない回答です。以下全文引用」。

こんにちは、Yahoo! BBテクニカルサポートセンターです。
Yahoo! BBをご利用いただきましてありがとうございます。
ご連絡がおそくなり申し訳ありません。

非常にご迷惑をお掛け致しております旨、深くお詫び申し上げます。

お客様の回線状況の調査を引き続き行っております。回線の状況を確認し、現在の状況改善のための方法を検討後、ご回答差し上げることとなります。重ねて大変恐縮ですが、調査完了後の担当部署よりのご連絡まで、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

これからもYahoo! BBをよろしくお願いします。

何時になったら繋がるか、先は見えません。

14. 11月22日。Yahoo! BBの委託業者と名乗る方から電話。モデムの設置工事に来るとのこと。WLKランプが点滅状態の旨伝えると、情報は伝わっていない様子。それでも現状を見れば、何かYahooに進言するであろう事を期待してお願いしました。日曜日25日に来るそうです。

15. 11月25日。モデム設置作業のシャープエンジニアリングの方来訪。しかし為すすべも無し。WLKランプが点滅ですから当然です。こんな事も伝わっていない無駄をして、顧客サービスをないがしろにしている企業が何故存続しているのでしょうか。1週間以内にはYahoo! BBから連絡が有ると言ってましたが、とても信じられない気持ちです。

16. 12月2日。やはりYahoo! BBからは連絡が有りませんでした。嘘つきYahooの面目躍如といったところです。それにしても何も信じられないのがYahoo! BB。仮に無事開通しても、その後の対応には大きな不安があります。もし、モデムが壊れたら、1ヶ月放置なんて事が起こっても何の不思議も有りません。

17. 12月2日。最後通告を決意。
Yahoo! BBからメールでの回答が有りました。呆れ返る内容です。(以下全文引用)

こんにちは、Yahoo! BBテクニカルサポートセンターです。
Yahoo! BBをご利用いただきましてありがとうございます。
ご連絡がおそくなり申し訳ありません。

お問い合わせいただいた件につきまして、現在担当部署に確認いたしております。確認後、再度こちらYahoo! BBテクニカルサポートセンター、もしくは担当部署よりご連絡差し上げます。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、今しばらくお待ち頂きます様お願い申し上げます。

これからもYahoo! BBをよろしくお願いします。

結局何もしていなかったようです。下記メールを返信しました。

戴いたメールに呆れ返っています。最後通告です。

何一つ具体的な回答が有りません。
12月8日(土)午前8時迄に明確な回答が無ければ、キャンセルします。

恐らくこのコーナーは「Yahoo! BBキャンセルまでの道のり」と改名することになるでしょう。

18. 12月5日。昨日「Yahoo! BB - 開通のご確認と初回ご請求のお知らせ」なんてバカなメールが来ました。回線調査中だと言いながら、こんなメールをよこし、更に電話番号はアナログに戻す前の番号。何も顧客情報は掴んでいないようです。これでは一度こじれたら繋がるのが不思議。

19. 12月7日。具体的な回答をお願いした回答がこれです。
大変ご迷惑をお掛けいたしております。
こちらの部署では、お客様の設置工事状況につき確認が取れないため、現在担当部署に、今回お問い合わせの件につきまして確認を取っております。その為、既にお待ち頂いている状況ではございますが、担当部署よりご連絡差し上げるまで、今一度お時間頂きたくお願い申しあげます。

上記12月2日の回答と何も変わっていません。いよいよ解約です。

20. 12月8日。解約を決意し、サポートに電話。相変わらず繋がらない電話、やっと繋がっても解約の番号を押すと、切れてしまうか、無言。解約殺到なのか、解約拒否なのか、ともかく繋がリません。仕方なく別のところから回してもらう。解約の旨伝え、手続き完了日程を聞いても、頑として期限は言いませんでした。個別の状況は把握出来無いが理由。ここにYahooの姿をみました。個々の顧客情報は何も掴めていないのです。個々が掴めずに全体が掴めるはずが有りません。そこを、何か誤解しているようです。

纏め
Yahoo! BBはADSLの世界に風穴を開けてくれました。ここのようにフレッツISDNさえ無い土地にADSLの夢を与えてくれました。そのコンセプトは賞賛すべき事です。ところが、具体的な対応になると、全く駄目企業の姿を現しました。何も問題なく繋がってしまえば良いのでしょうが、一度引っかかると個別の対応は無理。お役所が突然小売業に乗り出したようなものでしょう。戦略で勝ったが、戦術で負けた、それがYahoo! BBなのです。

解約して、とてもスッキリしました。もし運良く繋がったとしても、その後に何が起こるか分かりません。その時、素早い個別対応をしてくれるとは、とても思えないからです。

ADSLの夢をありがとう、そして貴社のお陰でここもフレッツADSLの対象地域になりました。今度は光の夢を与えてくれませんか!その時、又お会いしましよう。さようならYahoo! BB。

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