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ダブロクある日々 2004年 水無月


06月07日(月) 入梅


 今日、全国が梅雨入りしました。
 さて、今日のNHKクローズアップ現代を観た方いらっしゃるでしょうか?
 今日のテーマは街中の転倒事故。
 雨に濡れると滑りやすい所、いろいろありますよね。
 バイクでも、交差点の横断歩道のペイント、マンホール、下水のフタになっている鉄製の金網、
 工事現場の鉄製のフタなどなど。
 自分も、会津若松へツーリングしに行ったときに交差点左折でリアタイヤが外へ流れて怖い思い
 をしたことがあります。
 あ、あと、急カーブをわざと凸凹にしているのも怖いですよね。
 車はいいかもしれませんが、バイクはコントロールしづらくてしょうがないです。
 もしやるなら、カーブの手前にして、カーブしているところは平のままにして欲しいですね。
 
 乗る方も、滑りやすい場所を気に掛けるよう心掛ければ、大分違うもの。
 雨の季節が続きますが、皆さん安全運転で行きましょう。
 明日の夜、八戸を目指します。
 雨かなぁ・・・。
  (^-^)
 /| \ ←(テルテル坊主のつもり)

06月09日(水) 北の国へ


 テルテル坊主の効果は無く。途中、自宅〜盛岡付近までずーーーと雨でした。
 (>_<)結構豪雨のところもあり・・・。

 でも、パニアケースは優秀なのか中に浸水はほとんどせず。
 カッパッパ二枚重ねで、濡れたのはグローブと靴だけ。
 以外とお奨めかも>レインウェアの二枚重ね。
 今までに無い快適? な雨のツーリングでした。

 明けて今日。室蘭に上陸。その後は、晴れを求めてひたすら北上。
 オロロンラインは何も無いのがウリ?の道でとてもいい感じ。
 2001年に来た時と比べて、沿線にだいぶ風力発電の風車が増えています。
 特に苫前の丘には風車が数十台も並び、風車の林といった感じ。
 圧巻の風景です。
 そんなこんなで、午後7時半に天塩の鏡沼キャンプ場に到着。
 キャンプする予定だったけど、無料のライダーハウスがあるとのことで、そそくさとそちらへ。
 このキャンプ場、ライダーハウス、ランドリー、シャワー全部無料。すぐ近くには温泉(¥500−)と、
 セイコマがあって、なかなか居心地が良いところ。お奨めです。
 ライダーハウスで、一緒になった方は明日、利尻に渡るとか・・・。うらやましい。
 自分は稚内港の北防波堤ドームと宗谷丘陵を周って、南下します。

室蘭の白鳥大橋 オロロンライン(小平町付近)


06月10日(木) 天気予報が・・・


 朝、雨が屋根を叩く音で目が覚めました。
 外は、大雨・・・、天気予報は「曇りのち晴れ」じゃなかったのか〜。
 「ヤン坊マー坊天気予報(携帯版)」を見てみると、予報が雨に変わってる・・・。
 (>_<)はじめから、雨にしといてくれぃ。

 止む気配が無いので、仕方なく出発。サロベツ原生花園を目指します。
 オロロンライン沿いも当然雨なのだけど、これはこれでまた味があるねぇ・・・、と
 「ここには書けないkm/h」
 で、北上。すれ違うトラックの風圧と水しぶきがすごい!
 道沿いには、まだ緑色の牧草ロールが転がっていたり、エゾジカ草(だったけ?)の黄色い
 花が咲き乱れていたりしていい感じ。サロベツも満開かな?と期待して到着。
 でも、あまり咲いていないんですよ。(^−^;) オロロンライン沿いの方が断然きれいだったよ〜。

 サロベツでも相変わらずの雨。原生花園がいまいちだったので、ちょっとめげる。
 この時点で、宗谷丘陵&岬はあきらめることにして、稚内港の北防波堤ドームへ向かいます。
 半円形の造りのドームは、なかなかいい感じ。写真を撮っていると、ライダーハウスで一緒だった
 横浜バイク乗りの方が、こっちに手を振りながらフェリーターミナルへ向かっていきました。
 「いいなぁ。俺も行きたいなぁ。」と思いつつも行ってしまうと、えらいことになるね。
 後ろ髪を引かれつつも、こっちはバイクを南に向けます。

鉛色の空が広がる
サロベツ原生花園
(T−T)
北防波堤ドーム
(晴れの日の想像図で・・・)
(^−^;)



 カッパ二枚重ねのおかげで、中の服は濡れることも無く、雨のオロロンラインをひたすら南下。
 途中留萌あたりで空が晴れてきて、錆色だった日本海がみるみるうちに青く染まっていきます。
 道路には雲の切れ間がそのまま落ちてきて、晴れと曇りの境がはっきりわかってなんだか面白い♪
 いいかげん、雨っぷりが嫌になってきていたところに、天からの贈り物?
 最後にいいもんが見れたと、東へ折れて、一路深川へ。
 
 沼田から無料の高速道路(約15kmの区間)に載ろうと、いい感じのくねくね道を進みます。
 やっぱ晴れてると気持ちがいい。
 途中、「萌の丘」というところを見つけてちょっと寄り道。
 NHKの朝ドラ「すずらん」の舞台になったところらしいです。
 そんなことは知らなかったけど、沼田〜深川までの風景が一望できるこの丘。
 なかなか当りな場所でした。
 
北海道にはいろいろと、
おかしなカンバンが・・・。
萌の丘からの眺め



 高速道路に載って、一気に支笏湖へ。
 トリップメータが300kmを超えていたけど、給油した燃料は10L弱。
 燃費いいねぇ>ダブロク
 夕日が沈んでいくの支笏湖の風景が見え隠れするR276を飛ばして、支笏湖西岸の
 美笛キャンプ場に到着・・・。と思いきや、なんと6月下旬まで閉鎖。
 門が締まっていて中へ入れず、泣く泣く引き返すことに。(T−T)
 仕方が無いので、樽前のモーラップキャンプ場へ向かいます。
 
 夕日が染める支笏湖を眺めながらテントを立てて、夕食。
 今日の献立は、チャーハン、ホウレン草スープ、焼肉、マッシュポテト。あっ、ビールも忘れずに。
 久しぶりのキャンプ(2年ぶり?) は、料理もおいしいし、景色は綺麗だし、安上がりだしで、得した気分♪

 中でも、「じゃがりこマッシュポテト」は意外なおいしさ。(^−^;)本で読んだのを試してみました。
 じゃがりこをコップ1〜2杯の沸騰したお湯に入れ、柔らかくなったところをスプーンでつぶしつつ
 水気を飛ばします。
 すると不思議なことに? マッシュポテトの出来上がり。
 元々、味が付いているので味付け不要です。
 「ジャーマンポテト味」を試してみたのですが、これがなかなかうまい!
 他にも「肉じゃが味」とかあるし、材料費¥150。一度お試しあれ。
支笏湖と風不死山 いい感じのこの建物は、
ライダーハウス「樽前荘」
次回はこっちに泊まろうか?

 夕飯も終わり、後片付け。ふと空を見上げると満天の星!
 天の川もばっちり見えます。写真でお見せできないのが残念。
 やっぱり、普通のカメラも買おうかなぁ・・・。
 テントに戻って、湖の波音を聞きながら、この文章を書いていたら、
 いつの間にか寝てしまったのでした。
 パソコンつけっぱなしで、バッテリー残ゼロ。(^−^;)

06月11日(金) 北の国、最終日


 今日は、北海道最終日。なにやら鳥の声で目を覚ます。
 時計を見ると朝の3時半・・・、早すぎ。
 ゴソゴソとテントの入り口を開けると、朝の支笏湖が目の前に広がります。
 おぉ〜、早起きは3文の得じゃないけど、いい眺め!
 
 支笏湖のおいしい水?で、コーヒーを入れるとまたこれがうまい。
 朝ごはんを食べて、「丸山遠見望楼」へ向かいます。
 
支笏湖の朝 最終日はいい天気になりそう♪

 苫小牧から支笏湖へとのびる国道脇の看板から、丸山遠見望楼への林道に入ります。
 路面はフラットダート。オンロードバイクでも十分に走れる路面です。
 途中の分岐の看板をたよりに、丸山遠見望楼へ到着。
 
丸山遠見望楼 遠見望楼からの眺め 360°森がひろがります

 丸山遠見望楼を後にしてR276をニセコへ。
 ニセコの五色温泉を目指します。
 ここの露天風呂は、目の前にニセコの山がどーんとそびえたち、眺め最高。
 湯船に木の板がプカプカ浮いていて、「何に使うのかな??」と思っていたら、
 一緒に入っていたおっちゃんがビールを乗せて、旨そうに飲んでました。
 うらやましい。(^−^;)
 では、ニセコの風景を一部ですがどうぞ。
 
京極町の噴出し湧水
冷たくておいしい水です
羊蹄山の麓に広がる畑 京極町側からの羊蹄山
イワヌプリ?だと思います
(^−^;)
ニセコ、五色温泉への看板 ニセコのお花畑にて



 北海道最終日の日記は、帰りのフェリーの中で書いています。
 久しぶりに、苫小牧〜大洗のフェリーに乗ったのですが、以前より設備充実♪ 快適になってますね。
 レストランの料理も美味しくなってるし♪(前のバイキングはまずかった(^−^;))。

 それはさておき、最終日は良い天気に恵まれて、一路苫小牧を目指す途中、室蘭付近でちょうど夕方なりました。
 白鳥大橋からの夕日は格別でしたが、残念ながら写真はありません。
 北海道に行くことがあったら、そして、夕方ごろ室蘭付近にいたら、
 ぜひご自分の目で確かめてください。また北海道に来たくなりますよ〜。(^−^)

 明日からは出張です。仕事がんばるぞ〜。
 でも、これまでで最強にドロドロのダブロク。出張中、放ったらかししておいて大丈夫だろうか・・・。

06月16日(水) ダブロク洗車


 今日は、会社をサボって洗車・・・、というのは語弊があるな。
 今日は、休みに出勤した分の代休をとって洗車をしました。
 どろどろのダブロクに水を掛け、アーマオールのマルチクリーナで洗い流すこと数回。
 そのあと、シリコンオイルでオイル磨き、ワックスがけで、やっとピカピカに。疲れた〜。

 今日作業した洗車と、リアサスのメンテ、スパークプラグ交換は近いうちレポートしますね。
 

06月19日(土) 衝撃?の事実


 昨日から、本当は出張のはずだったのですが、事情により延期。急遽週末は暇に・・・。
 先週末、「来週遊びにおいでよ〜」と友達に言われていたのを、「出張だから」と断ってしまったし。暇です。
 (T−T)もうちょっと早く休みなことがわかっていれば・・・。

 いい天気に家の中にいるのもなんなので、フロントフォークのダストシール清掃(ダブロクメンテ参照)と、
 当分ロンツーには行かないと思うので、パニアケースのステーを取り外しました。

 リアキャリア&補強ステーを取り外し。右側のステーを外す。ここまでは順調でした。しかし・・・、
 次に左側のステーを外そうと、マフラーと共締めしているボルトを外したとき、マフラーを車体と固定しているはずの
 金具がネジを緩める動作にあわせてカタカタと動いています。
 (?_?)なんで?
 と思って、マフラーと金具の取り付け位置を見てみると、なんと、
 あるはずのボルトが2本ともありません。
 (−−;;;;)えぇ〜○=★×☆ ←焦る俺

 「うそ・・・、GW前にパニアケースのステーを取り付けるのに外したのは、マフラーと金具を留めてるほうのボルトで、
 金具と車体を固定していたほうはいじってないよな。・・・というか、この金具。マフラーに溶接してあるんだと思って
 いたし。
 パニア付けた時は、ぜんぜん気が付かなかったよなぁ? その後すぐに、1年点検にも出してるし・・・。
 走行中に外れた? 2本とも?? ツーリング中にいたずら・・・つうか、こんな奥まったとこだけ外さないよなぁ。
 まさか買ったときから付いてなかった?
 と、色々思い当たる節を探してみたものの、いつから、左のマフラーが固定されていなかったのか定かにはなりま
 せんでした。とにかくしばらくの間、左右のマフラーの連結部と、エキパイのみで支えられていたようです。
 (−−;;)脱落しなくてよかった。
 購入してからは1万2千km、GWからでも4000kmほど走っちゃってるけど、大丈夫かな?

 とりあえず、同じサイズのネジが手元にあったので、それで仮留め。
 錆びそうなところなので、レットバロンにTELでボルトを注文。「電話でのパーツ注文は、本当はだめなんですよ」と
 言われたのにもめげず、注文できました。
 みなさんも時々、ボルトが緩んでいないか、無くなっていないか点検をお奨めしますよ。(^−^;)

06月23日(水) パンク防止剤の効果は?


 3PEIさんのHPのW650->パンク予防剤、に面白いものが載っていました。
 スライム(パンク防止剤)についてのレポートなのですが、なんと、実際にパンクさせて効果のほどを
 試しておられます。
 ダブロクはチューブタイヤなので、パンクしたらやばいよな〜、と思ってる方。
 一見の価値ありですよ!

06月28日(月) 旅について


 東京からの出張帰り、「人身事故のため常磐線は運転を見合わせています」の放送が・・・。
 「だぁ〜、今日は久々に明日になる前に帰れると思ったのに。死ぬのは勝手だけど、人に迷惑かけずに死んでくれ!」
 と内心思ってしまう自分(不快に思った方、すいません。)。
 あ、でも電車は本当に止めといたほうが良いですよ。特急が遅れた日には、えらい賠償請求が残された家族に来る
 らしいですから・・・。

 さて、文句を言っても遅れているものはしょうがないので、時間つぶしに買った本。
 これがなかなか興味深かった。イラク戦争に行ったフリーのジャーナリストの本です
 その中に、「イラクで一日に戦禍で死ぬ人より、日本で一日に自殺する人のほうが多い。」という文がとても印象に
 残りました。戦禍の国より、日本の方が悲惨なのだろうか?・・・と。

 もし死にたいと思ったら、一度旅に出てみませんか?
 別にバイクじゃなくてもいいです。旅先で面白い人(不思議な人もいるけど・・・(^−^;))やいろんな意味で凄い人に
 出会ったり。息を飲むような美しい風景に出会ったり、出来るはず。
 そんなものを見ていると「自分の悩みなんて大したこと無いね。また、明日からがんばろう。」という気持ちになるかも。
 (少なくとも俺はそうです。)
 というわけで、仕事が一段落したらまた旅に出るぞ〜、と今日も最終電車(T−T)になってしまった駅のホームで思う
 俺なのでした。