桜の花/ホウノキ
2005.11.04 ←戻る  トップへ  次へ→
今、咲いている桜、今日出合った。人間ドックで病院に早く着いたため、駐車場から近い助川城跡公園(11/1ブログ掲載)に足を伸ばしてみた。公園のすぐ下を通る道路沿いに桜が咲いていた。春のようには豪勢ではないが、写真のように花をたくさんつけている。NHKの番組「ご近所の底力」で桜の保護についての放送が以前にあった。日立市からも3人が出演し、知っている方も出たので興味深く観た記憶がある。その時の提案がいろいろの桜を植樹育成することだったと思う。日立市にはたくさんの種類の桜がある。この桜は十月桜か冬桜であろうか。どちらもはじめは淡紅色で白色に変わる。どの桜かは専門家にお聞きするほかない。

人間ドックの受診は、検査のあいだあいだに時間があり、備え付けの本が読める。そこで、ホウノキの面白いことを知った。ホウノキは、版画を彫るときの板にも使われている。ホウノキの花は大きく、香気もすごい。岩手の方の次のブログにもこのことは、紹介されている。花は5〜6日咲くが、最初の1日だけ雌花で、翌日からは雄花となる。そのため自家受粉はできない(しない)。一つの花が雌から雄に変わるのである。雌花には花粉はない。蜂や虻が来る理由がない。香気で呼び寄せるのであろうか。その本にもあまり来ないとある。一方、雄花には花粉があり、花粉を運ぶ虫が来る。それでも受粉して実をつけるのである。実は、その木の下に落ちても芽はでない。ある程度の明るさが必要。環境が整うまで発芽しないので何年も待つのである。
 http://blog.goo.ne.jp/woodyowaku/e/3c3eacd4934c4973d6305cd936c14f9e