久慈川はこんな川 | |||||||||||||
(財団法人 日本釣振興会:平成14年度)
【プロフィール】
久慈川は、源を茨城県の最高峰八溝山(1,022m)に発し、福島・茨城両県の山々の間を流れ、茨城県常陸大宮市に至って両岸がようやく開け、山田川・里川等の支川を合わせ日立市久慈町の南方で太平洋に注いでいる一級河川です。 流域の上流部は山地ですが、中・下流部は肥沃な平地をなし農作物の産出が多く、河口に近い下流部右岸は原子力発電で有名な東海村があります。 【川名の由来】 久慈川は、「常陸国風土記」の久慈の郡の条に、「久慈」の由来で「郡家から南、小さな丘がある。その形が、鯨ににている。倭武天皇(日本武尊)は、久慈と名をつけられた。」とあり、この郡名に由来します。 【久慈川のめぐみ】 久慈川は、アユの生息数が日本一です。(平成2年度河川水辺の国勢調査) 天然の鮎だけでなく鮭も遡上するほか、カワセミなどの鳥類や多種にわたる昆虫・植物の棲息する清流河川です。 そして、その豊かな自然環境ときれいな水に恵まれた川に親しもうと多くの人びとが訪れています。中下流ではカヌー、下流ではジェットスキー、そして上下流で釣り、キャンプなどアウトドアに利用され、特にアユ釣りのメッカとして、その名が知られています。 久慈川いきもの図鑑 魚/鳥/昆虫/かに・えび・貝類 久慈川流域9市町村のレジャー・観光情報 【目で見るデータ】 全国で一番長い川は新潟県を流れる信濃川で、なんと久慈川の約3倍です。 アユの生息数 川にすむ魚の種類によって、その川の水質が推測できます。 アユなど、清流にすむ魚の割合が多ければ多いほどきれいな川といえます。 ※「平成2年度河川水辺の国勢調査」において確認されたアユの生息数の割合 |