| 言 葉 |
意 味 |
・・・ごった ・・・だごった |
・・・だろう ・・・だと思う (来るごった、喜ぶごった) |
| ・・・だず ・・・だずな ・・・だずおな |
・・・だそうだ ・・・だと言ってるな ・・・だと言うことだそうな |
| ・・・だなはん あのなはん |
・・・ですね あのね |
| ・・・だはんて ・・・なはんて |
・・・だから ・・・と言う訳で (綺麗だはんて みだぐねはんて) |
| ・・・どめで |
・・・だとみえて・・・した様子で (忘れできたどめで) |
| ・・・にかってぇ |
・・・のせいで ・・・としたことが (あいづにかってぇ・・・) |
| ・・・まぎ |
・・・の親戚、・・・一族 |
| あ |
はいそうです ええそうです 肯定を表す丁寧語 |
| あがめってぇ |
あかんべえ |
| あがりっぱ |
土間から家に入る上がり口 |
| あぐ |
灰 |
| あぐど |
かかと |
| あぐどつぐ あぐどたれる |
悪態をつく |
| あげず あぎず |
とんぼ |
| あげもす |
(仏壇などに)供物を供える へりくだって持ち上げる |
| あせ あせっこ |
おかず 副食物 合わせ |
| あっぱあ |
母 |
| あっやぁ あっやぁほに |
おやまあ またまたどうして |
| あねっこ |
若い娘 姉っこ |
| あぶりご |
魚などを焼く金網 |
| 言 葉 |
意 味 |
| あべぇ |
行こう 行きましょう |
| あめる |
酸化していたむ 腐る |
| あらがう |
からかう |
| あわぇに |
たまに 時々 |
| あんじこどだ |
案じられる 心配事だ 案じ事だ |
| いじくされ |
意地悪 |
| いじらぐ |
しょっちゅう 度々 |
| いだみた |
勿体無い いたわしい |
| いっぱぢ |
踊りの道化役(男) |
| いろさめる |
色があせる |
| いろっぺわり |
色つきが良くない 色具合が悪い |
| うえっか えっか |
上 上部 |
| うしろこど |
後頭部 |
| うしろっけ |
裏 背面 後方 |
| うそまげる うそたれる |
嘘をつく 嘘を言う |
| うっちゃめぐ うっちゃしね |
うろつく うろうろする ぱたぱたしてうるさい |
| うでぬぎ |
衣服の袖の汚れを防ぐため腕にはめる円筒形の布 |
| うるげる うるがす うるぎあがる |
潤ける 水に浸して柔らかくする おだてに乗って有頂天になる |
| うんちぇ |
「何だそんな事嫌だ」という感嘆詞 |
| うんてぇ うんでぇ |
そうだ たしかにそうだっけ |
| 言 葉 |
意 味 |
| うんにゃ |
まずは ところで さて |
| えぐね いぐね |
屋敷周りの樹木 屋敷林 居久根(いぐね) |
| えげずれ |
ずるい こずるい |
| えっくれ |
一杯 沢山 いい加減に |
| えづだり えづだりかずだり |
おかしな時に 変な時に |
| えったりかったり |
いい加減な時に 変な時に |
| えっちゃめぐ |
周りをうろうろする |
| えなさん |
兄さん |
| えへとり |
発情した雄鶏 |
| おあげんせ |
お召しあがりください お食べください |
| おおあらめ |
彫りの深い顔 目鼻立ちのすっきりした |
| おがる |
大きくなる 植物が生えている |
| おがわ |
お厠 おまる |
| おごらみ |
奥ゆかしさ |
| おさがり |
お祭り |
| おっけぁす おっけぁる |
倒す 転ばす 転ぶ |
| おっちょる |
折る ぽきっと折る |
| おっつめす おっつらめす |
押し倒す ぼんと押す |
| おっほ |
ふくろう(鳥) |
| おでぁる おでぁった |
いらっしゃる おいでになった |
| 言 葉 |
意 味 |
| おどげ |
顎 |
| おどし |
食物を保管する地下保管庫(落とし) |
| おどでな |
おととい |
| おどゆび |
親指 |
| おどろぐ |
目を覚ます 目覚める |
| おなごぶり |
女の容姿 |
| おねばこ |
水を多く入れて米を炊いた上澄の汁 おもゆ 病人・乳児用 御粘 |
| おふるめ |
結婚式 お振る舞い |
| おべだぶり |
知ったかぶり |
| おめにかってぇ |
お前とした事が |
| おめはん |
あなた(女言葉) |
| おもさげながんす |
申し訳ございません |
| おらほ |
我が家 |
| おんじ |
弟 長男に対し次男以下の者 |
| おんにゃ |
外庭 お庭 |
| がおる |
疲労困憊する様子 疲れてげっそり衰える |
| がが |
母 |
| かかべ |
蛾 蝶々 |
| かがりかがる |
経費がかかる |
| がぎみら がぎめら |
子供ら 餓鬼奴等 |
| 言 葉 |
意 味 |
| かぐし |
ぽけっと |
| かさっこ |
木製の小皿 |
| かさっと |
少し 軽く 飯など、軽く盛ってもらうときに言う |
| かだがだし |
片ちんぱ |
| かだげわり |
弱々して体形がおかしい 体つきが悪い |
| かだごど |
遠慮深い 固い |
| かだひた |
片方 |
| かっきね |
とっても 随分と |
| かっちゃぐ |
ひっかく |
| かっちゃます |
かき回す |
| かっつぐ かっとす |
追いつく 追い越す |
| かでる |
加える 仲間に入れる |
| かどこ |
家の前の水路に作った洗い場 農作業の後手足、農具等を洗う |
| かな |
糸 |
| がは |
すぐに笑い、なかなか笑いの止まらない人 |
| かばねぇえ |
体格がいい |
| かまかげる かまかげできいでみる |
誘導して答えを問い質す 誘い水を入れて答えを聞く |
| かます |
かきまわす |
| かまどけゃし |
破産人 身上つぶし |
| かまやぎ |
中に味噌などを入れ、米の粉で作った蒸し饅頭 |
| かまり かまる |
香り 嗅ぐ |
| 言 葉 |
意 味 |
| かめのこ |
赤ん坊を負うときに付ける、亀甲の形をした綿入れの覆い |
からくぢきぐ |
口ごたえをする 減らず口をきく |
| からげ |
すり鉢 |
| からこしゃぐな |
小癪な 余計な でしゃばりな |
| がんこ がんこや |
葬式 葬儀屋 |
| かんなみる |
難儀する 苦労する 艱難みる |
| きちゃがまし |
やかましい うるさい |
| ぎったぎったど飲む |
ぐいぐいと飲む |
| きてぇだ |
奇態だ 不思議だ おかしい |
| きどごろね |
昼寝 |
| きなぐる |
切る |
| きなさま |
昨日の朝 |
| きなね きんなね |
気に入らない 気にくわない いやだ |
| きびちょこ |
お茶を入れる急須 |
| きまやげる |
腹立たしい (肝が焼ける) |
| きみじか |
短気 気が短い |
| きむぐちょ |
気難しい人 気ままな人 |
| ぎゃぐり |
周り 周囲 |
| ぎゃだご |
毛虫 |
| きゃっちゃ |
上下・表裏反対 逆さ 裏返し |
| きゃっぱり |
転んで川や田んぼの中に入り込み、ずぶ濡れになること |
| 言 葉 |
意 味 |
| きゃねぇ |
甲斐がない 弱い |
| ぎゃらご |
おたまじゃくし |
| きらず |
おから 豆腐のから |
| きりきりず |
冷えた、冷たい様子 |
| きりせんしょ |
ゴマ、胡桃、黒糖を入れ、縦縞模様を刻んだ細長い米粉饅頭 |
| きりまい |
米の収穫後1年の農作業の苦労に報いるため嫁に与えたお金 |
| くえる |
塞ぐ 間隔を詰める |
| くがげる |
食いかける 途中まで食べてやめる |
| くされもの くされがぎ くされ・・・ |
馬鹿者 いやな奴 あの野郎 憎たらしい・・・ |
| くたず |
藁の柔らかい鞘の部分 |
| くっちゃがる |
かじりつく |
| くど |
竈(かまど) |
| くな |
来るな |
| くなんしぇ |
ください |
| くぴた |
首 |
| ぐやめぐ |
ごちゃごちゃ言う 小言を言う |
| くらえる くられる |
叱られる 怒られる |
| げぁだ |
ひどい |
| げぁにが げぁんに |
実に とっても ひどく 「げに」 |
| けえ |
食え |
| けがしっこかげる |
足で歩行の邪魔をして転ばす |
| 言 葉 |
意 味 |
| けずまず ぐけずまげる |
躓く(つまずく) |
| けっぱる |
頑張る 力を入れる |
| けゃしとる |
仕返しする |
| けゃねぇ |
弱い 劣る |
| けら |
蓑 |
| ける けろ |
呉れる 呉れろ |
| げんだあ |
悲しい |
| こぉ |
来い |
| こが |
漬物などを漬ける木製の容器 大型の樽 |
| こごどまげる |
小言を言う |
| こごり |
凝り 土などのかたまり 鍬で「こごり」を砕く、など |
| ごしっぱらやげる ごしゃやげる |
腹が立つ |
| こしぴり |
男性用の腰元まではおる作業着 |
| ごしゃぐ |
怒る 腹を立てる |
| ごためぐ |
ごたごたする ごちゃごちゃする |
| こちょがす こちょがって |
くすぐる くすぐったい |
| こっこまる ここまる |
しゃがむ |
| こっこゆび |
小指 |
| ごっつお |
ご馳走 |
| こっぱし こわっぱし |
飯などが硬い こわい |
| こっぺぁまげる |
おせっかいをやく でしゃばる 横から口出しして知ったかぶる |
| 言 葉 |
意 味 |
| こっぽでね |
うるさい 騒々しい やかましい |
| ごで |
旦那さん 亭主 御亭 |
| こどだ |
困った 大変だ |
| こどやった |
困ったことした 悔やまれることした |
| このげ |
眉毛 |
| こび こんび |
垢 あか |
| ごめんくなんしぇ |
御免ください |
| こやばち |
汚れた 薄汚い |
| ころくてね |
ろくでもない |
| ころし こおろし |
碾き臼でひいた粉をおろす、底にメッシュを張った容器 |
| こわぇ |
疲れる 難儀だ |
| ごんぞ ごんど |
ごみ |
| こんちける |
途中でおかしくなる いびつになる 正常に成長しない |
| こんにゃ |
今夜 |
| ごんぼける ごんぼほる |
酒を飲んだりしてからむ |
| さがしい |
賢い |
| さがっぷらになる |
逆さになる |
| さかめぐ |
どきどきする はらはらする |
| さがりくる さがりつぐ |
発情する |
| さきた |
さっき |
| さぎのひ |
このまえ この間 先日 |
| 言 葉 |
意 味 |
| さっささ、こどやたごどした |
やれやれ失敗した、さあさあ大変なことをした |
| さっちむり さりむり |
有無を言わせず 無理やりに |
| さっと さっとしたごど |
少し 僅かに こっそりと ちょっとしたこと 些細なこと |
| さへどり |
田んぼの代掻きで馬の轡に棒をつけて誘導すること 采配取り |
| さむつらしに なんぎつらしに |
寒いにもかかわらず 難儀なことにもかかわらず |
| ざらめぐ |
気味悪い ぞっとする |
| さればよ |
だからね そういうことだからな 「さ、あればね」 |
| ざんぞ |
噂 雑言 |
| じぃな |
爺さん |
| じぇじぇ、へってこね |
さあさあ、お入りください |
| じぇじぇ、もっしゃげね |
やあやあ申し訳ない いやはや申し訳ない |
| じぇってが |
絶対に |
| じぇんてぇ |
一体全体 そもそも だいたいにして |
| しが |
氷 |
| じぎ |
肥料 |
| じぎなしで |
遠慮無しで お辞儀無しで |
| しくった しくたごどした |
しくじった 失敗した まずいことした |
| じぐなし |
意気地なし |
| したども ほだども へだども |
そうだけれども |
| したら ほんだら |
そうしたら そうならば |
| 言 葉 |
意 味 |
| じっためぐ じなめぐ じなじなず |
湿ってじめじめする |
| しど しんど |
川下など下の方 |
| しねぇ |
なかなか切れない するめなど中々噛み切れない |
| しはんこ |
四半 正方形に切った布巾 |
| しべ |
藁で作ったつっかけ様の履物(冬、雪の上で履いた) |
| しみる |
凍る |
| しもる |
滲みる |
| じゃ! |
よお! ところで |
| じゃじゃ |
母 |
| じゃっかん |
水の中への飛び込み |
| じゃみる |
羨ましい |
| しゃれぇ |
去れ |
| しょうふ しょうふのり |
小麦粉を練って作った糊 正麩 |
| じょぐじ |
屋敷の入り口 |
| しょし |
恥ずかしい |
| しょじが |
くわがたむし |
| じょせした |
うっかりした 失敗した 不注意だった |
| じょせね |
如才ない |
| じょっこまっこ |
竹馬 |
| じょっぱる ぞっぱる |
強情を張る 言い張って聞かない |
| しょで |
最初 初め 初手 |
| 言 葉 |
意 味 |
| しょなしょなどあるぐ |
お嫁さんなどがしゃなりしゃなりと歩く |
| じょみず ぞみず |
米のとぎ汁(馬の飲料にした) |
| しょり |
橇 |
| しんこどせ |
静かにしろ |
| すがり |
蜂 |
| すけんけ |
片足とび |
| ずたっと ずったり |
しょっちゅう いつでも |
| ずっかり |
ずっと よりずっと |
| すっけぇ |
酸っぱい |
| ずったり むったり ずたっと |
しょっちゅう 頻繁に ずうっと続けて |
| すっぱげであるぐ |
裾をまくりあげて足を露出して歩く様 |
| すっぱねあげる |
ぬかるみを歩いてズボンの後ろに泥を跳ね上げる |
| ずっぱり |
沢山 腹いっぱい |
| すっぺえ |
「酸っぱい」から、ずるい、けちな |
| ずっほに |
とても たいへん |
| すてっと |
すとんと すっかりと |
| すとっこ すと |
納豆を作るときに中に豆を入れる藁で作った入れ物 |
| すねから |
脛 |
| すふる |
風呂 据え風呂 |
| ずらめがしてかぐ |
字をくずして書く すらすらと字を書く |
| ずるける |
ずるをする さぼる |
| 言 葉 |
意 味 |
| ずんべら |
きちんと事を運ばない者 怠惰 |
| せっこぎ へっこぎ |
怠け者 |
| せどな へどな |
先頃 |
| せんば せんばいだ |
菜板(さいばん) まな板 |
| ぜんぶ |
随分 |
| そう |
言うの丁寧語 おっしゃる そう言う |
| そこっと |
こっそりと 静かに |
| そざす |
粗雑にする 台無しにする |
| ぞさね じょさね |
簡単だ 雑作ない |
| ぞっぱり(じょっぱり) |
強情張り |
| そんまに |
すぐに |
| ダー! |
歩いている馬を止める掛け声 「止まれ!」 歩けは「しっ!」 |
| だあれぁ |
そう言っても どうしたって |
| たがる |
留まる 蝿などがとまる |
| だっても |
誰も |
| たなぐ |
もつ 担ぐ |
| たなげ |
池 種籾を漬ける池 種池 |
| たのぐろ |
田の畦 |
| たもづぐ |
つかまる |
| たろしが |
つらら 垂る氷 |
| たんご |
担籠 天秤で担ぐ木の桶 |
| 言 葉 |
意 味 |
| たんぱ |
唾 |
| ちゃし |
父 |
| ちょじどご |
便所 |
| ちょす |
いじる 手を触れる |
| ちょっちくちょ(そ)にす |
いじくりまわす いじくってめちゃめちゃにする |
| ちょっとぎま いっとぎま |
少しの間 ちょっとの間 |
| つすもす |
とうとう いよいよ |
| つだす |
差し出す 手渡す 突き出す |
| つっつぐまる |
しゃがむ |
| つまご |
藁で作った雪の中で履く靴 |
| つらつけね |
図々しい 遠慮知らず |
| つらふぎ |
顔拭き タオル |
| でぇどご |
台所 |
| てぇんご |
同じ 同等 |
| でがらげす |
外出、出席などしたがらず億劫がる |
| てきゃし |
手甲 農作業で手の甲を保護するために作られた当て布 |
| でっつまる でっつばる |
尿、便などが出そうになる |
| てっぽまげる |
嘘をつく |
| てどぁえ てんどぁえ |
手先が器用だ 上手だ |
| ではる |
出る |
| でろっと てろっと べろっと |
すっかり全部 残さず全部 |
| 言 葉 |
意 味 |
| でんきたま |
電球 |
| でんきべかっとける |
電気が突然ぱっと消える |
| でんきべっかめぐ |
電気が点いたり消えたりする 点滅する |
| てんきり |
てっぺんまで |
| でんづぐ |
攻撃して突きまわす |
| でんでぽっぽ |
ほっぺたがふっくらして可愛い赤ん坊 |
| でんび |
額 |
| どかめぐ |
どきどきする |
| どごのしぎに |
とんでもない 非常識な 「何処の式に」 |
| とってまる |
子供がパタパタと走り回る |
| どっとはれ |
昔語りで「おしまい」、「おわり」の意 |
| どっぱり どっぱどっぱど |
一杯 沢山 |
| とっぽでね |
途方でもない とんでもない |
| どでら |
丹前 |
| どでんす どでんした どんでした |
驚く 動転する びっくりした |
| とどお |
父 |
| とのげる |
取りのける 片付ける |
| どまずぐ |
どぎまぎする どきどきする うろたえる |
| どろ(でろ)くるめ |
泥だらけ |
| どんじる |
汚く汚れる 色あせて汚くなる |
| どんだりこんだり |
滅茶苦茶に 粗末に いい加減に |
| 言 葉 |
意 味 |
| どんぶぐ |
綿の入った防寒着 |
| とんむぐれる とんむぐれっこ |
ひっくり返る 裏返しになる どんでん返し |
| な んな んなど |
おまえ 汝 君達 汝共 |
| ながらはんぱ |
中途半端 |
| ながらへんじ |
気の無い、いい加減な返事 |
| なぎつめたでる |
泣きべそをかく 泣きそうな顔をする |
| なぎべっちょ |
泣きべそ |
| なして |
何故 どうして |
| なす |
生む |
| なずぎ |
ひたい |
| なっても |
何にも 何でも すべて みんな |
| なにしたぐも |
何としたところで どうしてのなのか |
| なにすけぇ |
何しにそんなことをやるか そんなことやるもんか |
| なぼそれなんぼで |
値段など、いくらいくらで |
| なんじょして なんたにして |
どのようにして |
| なんだけな |
なあんだ 何としたことだ 何やってんだ |
| なんただり なじょだり |
どうなりと いかようにでも |
| なんたに どんたに |
どのように |
| なんたらまだ |
どうしてまた |
| なんてかんて なんたかんた |
どうしても いくら言っても |
| なんにしたぐも |
何でなのか どういう訳なのか |
| 言 葉 |
意 味 |
| なんぼしても |
どうしても |
| にがしぎ |
台所仕事 食事の準備 |
| ぬぎ |
暑い 温い |
| ぬぐだまる |
温まる |
| ぬげさぐ こぬげ |
気が抜けている 呆けている |
| ぬたくたど ぬったぬったど |
人が地、床を這う様子 |
| ぬたっと ぬったりど |
一面に |
| ぬだばる のだばる |
腹ばいになる |
| ねった ねったつじ |
粘土 |
| ねっぱる ねっぱめぐ |
粘る ねばねばする |
| ねぶかげ |
居眠り |
| ねぶる |
舐める |
| ねほれる |
寝坊する |
| ねまる |
座る |
| ねんねこ |
子供を負ぶったときに上からはおる着物 寝んねこ |
| のげは のぎは |
軒端 家の端の部分 |
| のっけなし |
頭が悪い 脳気無し |
| のっこり のっちょり |
沢山 いっぱい |
| のっちゃがる |
上に乗っかる |
| のはる |
乗る 乗り重なる |
| のめ |
ものもらい(目のできもの) |
| 言 葉 |
意 味 |
| はぁ |
も早 早くも 今すぐ |
| ばぁな |
婆さん |
| バイキー! |
馬を後退させるときの掛け声 バック! |
| はがいぐ |
はかどる |
| ばがづらさげで |
馬鹿みたいな顔して 馬鹿な顔をさらして 「馬鹿面下げて」 |
| はかめぐ |
心臓がどきどきする |
| はぎ |
箒(ほうき) |
| ばしゃかげ |
馬車仕事 馬車引き |
| はしり |
(台所の)流し |
| はせあるぐ |
走り回る |
| はだぐ |
叩く 殴る |
| はだげる |
剥ぐ 剥ぎ落とす 削り取る |
| はだしたび |
地下足袋 |
| はだる |
せがむ 要求する |
| はちゃがる |
上に乗っかる |
| ばっけ |
フキノトウ |
| はっけえ しゃっけえ |
冷たい |
| はったぎ |
イナゴ |
| ばっち |
末っ子 |
| はっと |
すいとん |
| はねしゃる |
さっと退く さっと立ち去る 跳ね去る |
| 言 葉 |
意 味 |
| はやさがり |
早退 |
| はらくそわり |
気分を害した いやな気分だ |
| はらくだり |
下痢 |
| ばんきぃしい ばんちぃしい |
じゃんけんぽん |
| ばんげ |
夜 晩 |
| ひして |
一日 丸一日 |
| びった |
女の子の蔑称 |
| ひっつみ |
すいとん |
| ひにたれで |
一日かけて 一日費やして |
| ひぼど |
いろり |
| ひまだれす |
無駄時間を費やす |
| ひやぐ |
柄杓 |
| ひゃりぐぢ |
入り口 |
| ひょんたな |
変な おかしな |
| ひらからど |
さっさと はやく |
| ふうわりい |
きまりが悪い |
| ふぐべ |
瓢箪 |
| ふたつける ふたすける |
叩く 殴る |
| ふっちゃぐ |
裂く |
| ふっつまぬげる |
隙間が開いて楔などがすぽんと抜ける |
| ふどる |
泥、雪の中などに足がのめり込む |
| 言 葉 |
意 味 |
| ふなぐる ふなぐってあるぐ |
引きずる 引きずって歩く |
| ふるし |
古い |
| ふるだびっき |
とのさまがえる |
| ふんばじぐ |
蹴る 蹴飛ばす |
| へぁっこに |
ずっと以前に |
| べぁっこ |
少し 僅か 小さい |
| へう へった |
言う 言った |
| へぇってごじぇ |
お入りください 入って御座い |
| へぇりぐじ |
入り口 |
| へぐ せぐ |
いそぐ |
| へげ |
堰 |
| べご |
牛 |
| べごまに |
しょっちゅう 頻繁に |
| へだくしぇ |
下手な へたくそな |
| べった |
めんこ |
| へっちょ |
臍 |
| へっちょはぐ せっちょはぐ |
苦労する 難儀する 一所懸命やる |
| へでぐ |
連れて行く |
| へでも |
それでも |
| へどな せどな |
せんころ このあいだ |
| へなぐる |
鍋などの底からさらう |
| 言 葉 |
意 味 |
| へる |
入れる |
| ほいど |
乞食 |
| ぼう ぼったぐる |
追う 追いかける |
| ほぎだす |
吐き出す 口から出す |
| ぼぐど |
杖 |
| ぼだす ぼんだす |
追い出す 離縁して家に帰す |
| ほだだし へだだし んだだし |
そうだから したがって |
| ぼっこ |
赤ん坊 歳不相応な幼稚な人 |
| ほっこむ |
穴を掘って埋める 土中に埋める 埋葬する |
| ぼったぐる |
追う 追っ払う |
| ほでくてねぇ |
さっぱり分からない |
| ほでね そでね |
そうではない 違う |
| ぼど |
ぼろ ぼろきれ |
| ほどげかげ |
仏事 |
| ほどる |
火照る 熱くなる |
| ぼへる |
ピッチャーがストライクが出なくなる 「ボーンヘッド(骨頭)」 |
| ほろぐ ほろう |
打ち払う 払い落とす |
| ぼんぐのくそ |
馬糞 |
| ほんでくってね |
訳が分からない |
| ほんでねぇ ほんじねぇ |
分からない 知らない 訳がわからない |
| ぼんぼになる |
鉛筆の芯などの尖った物がこすれて丸くなる |
| 言 葉 |
意 味 |
| まがってみる |
体を曲げて覗いてみる |
| まげ |
土間の上階 飼い葉を揚げて保存した 「馬飼(まげ)」 |
| まげる |
撒く 捨てる こぼす |
| まだきたんじぇ |
御免ください また来ましたよ・・・ |
| まだめ |
馬の飼い葉桶 馬溜め |
| まぢびゃし |
待ち遠しい |
| まぢる おまぢぇってくなんしぇ |
待つ お待ちになってください |
| まつぺ |
眩しい |
| までにす までだ |
ものを無駄にしない もったいなく使う |
| まなぐ |
目 まなこ |
| まなぐえず えずい |
ゴミなどが入って目がちくちくする |
| まなぐたま |
目玉 |
| まなぐひぐる |
目を閉じる |
| まねける |
ふざける |
| まのぐれ うまのぐれ |
馬の飼い葉 馬の喰らい |
| まへぎ |
馬小屋の馬の出入を止める横木 馬塞木(ませぎ) 馬栓木 |
| まみし |
元気 達者 |
| まや |
馬小屋 厩 |
| まんが |
馬鍬 馬に引かせて代掻きを行う農具 |
| みずまし |
洪水 |
| 言 葉 |
意 味 |
| みだぐなし |
醜い人 不美人 |
| みだぐね |
醜い 見苦しい |
| みみかぐし |
耳かけ(耳の保温用) 耳隠し |
| むさぐなる むせ |
からむ からみつく 難癖をつける |
| むじぇ |
可愛そうだ 無情だ |
| むったむったど むったくたど |
引き下がらず無理やりに 熱心に |
| むっためがして |
一生懸命 精魂込めて 精を出して |
| むったり むたっと |
しょっちゅう いつも |
| むんちける |
からむ |
| めあしたなぐ |
告げ口する |
| めぐせぇ |
醜い |
| めにぎたでる |
目くじら立てる 目の敵にする |
| めんめこ |
ねこやなぎの芽 |
| もじょる もじょれ |
横による 横にずれろ |
| もだもだづ もだもだどなる |
いらいらする |
| もっきり |
コップ一杯の酒 盛りきり |
| もっくらおぎる |
さっと勢いよく起きる |
| もっこもっこどこえでる |
丸々と太っている |
| もっす |
(店などで)ください 今日は 「申す」 |
| もっつもっつどくう |
食べる時の様子 大口で食べる |
| もよう |
着る |
| 言 葉 |
意 味 |
| もっておでんしぇ |
持ってってください |
| もんこ |
妖怪 ばけもの 怖いもの 「蒙古」が語源 |
| やがねる |
やきもちをやく |
| やぐだれ |
わざと わざわざ |
| やぐど |
本気でない 嘘の 冗談に |
| やすんでぐむしぇ |
休んでってください |
| やせねぇ |
やるせない 見ておれない |
| やっぱまれる |
でしゃばる 何にでも口出ししてくる |
| やばち やばちね こやばち |
汚い 汚らしい |
| やめぇと |
病人 病いびと |
| やめる |
ひりひりと痛む |
| やらしぐね |
憎たらしい よろしくない |
| やんた |
いやだ |
| やんべだ |
いい塩梅だ 丁度いい |
| ゆぐね |
良くない 悪い |
| ゆっつける |
結わえる 結わえつける |
| ゆで |
子供をおんぶする帯 |
| ゆぶて ゆぶる |
煙い 煙る |
| ゆべな |
夕べ |
| ゆるぐね |
難儀だ 大儀だ |
| よえる |
より分ける 選ぶ |
| 言 葉 |
意 味 |
| よが |
夜蚊 |
| よぐたげる よぐたがり |
欲張る 欲張り |
| よったぐれ よったぐれる |
酔っ払い 酔っ払う |
| よっちゃめぐ |
よたよたする |
| よばう |
呼ぶ |
| れぁさま |
雷 雷さま |
| ろくさま |
ろくに ろくすっぽ |
| わがね |
駄目だ 良くない |
| わっちゃめぐ わやめぐ わやくやず |
周りでうろうろする |
| わっぱぐ |
予定した仕事 ノルマ |
| わらしゃど |
子供達 |
| んだば へだば ほだば したば |
ならば それでは |
| んだらば ほだらば したらば |
ならば それでは |
| んな んなど |
おまえ 君 君達 「汝」 「汝共」 |