世界一受けたい授業 630日、8:00pm

日本テレビから大学の広報課に下記テーマの依頼があり、私はこの番組を見たこともないし、プロジューサーの話を伺いました。
研究室で老舗の話を2時間くらいしましたところ、それが台本になって下記のように写真と略歴と共に送信されてきました。

「老舗企業に見る現代社会を生き抜く方法」

先生候補 : 横澤利昌 (亜細亜大学 経営学部教授)

横澤利昌教授                 1941年、盛岡生 早稲田大学大学院商学研究科修了

1985年より現職、研究テーマ、老舗企業の戦略、

    ホテルと病院の比較研究(ホスピタリテイ研究)

1989年〜1990年 ブリティッシュ・コロンビア大学院等客員教授

実践経営学会会長(05迄)、経営関連学会協議会理事

経営研究連絡委員・幹事等(日本学術会議17&19期) 

ファミリビジネス・ネットワーク・ジャパン理事

編・著書 『老舗企業の研究〜100年企業に学ぶ伝統と改革〜

   「顧客価値経営」生産性出版、経営学原理(文真堂)

   「ホスピタリティとフィランソロピィ」(税務経理協会)他

 

 

 以下に、6月3日付メールを転載します。―管理人―

 先日、在京白亜会に日曜日ということもあり初めて参加しました。
こんなことになろうとは思いませんでした。どうして老舗なのか記してみました。
(添付ファイル)〔これは『投稿』欄に掲載します。〕

 この番組を私は中学校の生徒に講義することかな、と考えておりました。何の
ことはないクイズ番組ですね、とディレクターに話したら「それは違います」と
怒られました。酒の肴にしてください。

 それより白亜会の帰り道、昭和16年卒業の藤巻禧四郎先輩と駅まで話し合いま
した。 その後、木津屋本店の社長を務めた池野籐兵衛先輩(明治37年生れ)の
著書「東京芝・紅葉館ーー紅葉館を巡る人々」(砂書房・94年)と日露戦争の志
士・横川省三の露兵に銃殺される前の娘への遺書のコピーを贈ってきました。紅
葉館は明治14年、鹿鳴館の創立より2年前に創立され(鹿鳴館は7年間で消滅)、
明治・大正・昭和の文人、財官界の名士らの高級社交場でした。そこに集まった
人々の名簿と重要記録等の資料からなる著書です。新渡戸稲造がメアリ夫人と新
婚旅行でここに宿泊したり、ここでの昭和14年6月17日の県人会、幹事は郷古潔、
鹿島精一、出席者に米内光政、板垣征四郎、青木修三(横浜市長)原敢二郎(海
軍中将)出淵勝次(駐米大使)八角三郎(海軍中将)服部平次郎、工藤豪吉の10
人とある。お国訛りの岩手弁で意見一致は大きな収穫であり、一同上機嫌での歓
談は意義深いものであった、と写真とともに記している。金色夜叉のモデルとか、
早大の高田早苗総長はここの給仕を妻にしたとか・・・現在は東京タワーに変わ
った。

横澤利昌