十 王 川

茨城県の二級河川。上流端は日立市十王町高原、川尻海水浴場で太平洋に流出する。
延長14.8km。別名梁津川ともいう。十王川水系。
十王側の清流にはやまめや鮎が生息しており、一定期間釣り人にも解放され、秋には鮭が産卵のため 遡上する。

河口の写真
十王川の河口

1.梁津橋(昭和31年3月竣工、昭和39年9月拡巾竣工)
国道6号線、豊浦の館山神社、蚕養神社のすぐ手前(南側)にある橋で、河口の先に川尻海水浴場 が広がる。上流側に歩道橋付。 2.豊良橋(昭和51年3月竣工)
とよらばし、川尻町豊良団地入口にある橋。 3.名前のない橋
豊良橋を過ぎると十王川は、日立金属(旧日立電線)豊浦工場の背後を桜並木と並行して流れるが、 その桜並木の途中にある橋で、文化財である十王前横穴の入口になる。対岸には民家が1軒だけ。 4.十王橋(平成7年4月竣工)
日立金属(旧日立電線)豊浦工場北東側にある通用門(現在は閉鎖中)の前にある橋。 5.川根橋(平成25年9月竣工)
十王駅からJA茨城ひたち十王前を通って伊師本郷、伊師方面に通じる道で、この橋を渡ると田園 風景が広がる。両側に歩道付。 6.東橋(昭和30年8月竣工)
十王駅東口からJR常磐線の線路に並行する道で、駅のすぐ近くにある橋。幅が狭く車両は一方通行、 通学時間帯は進入禁止。 7.JR常磐線十王川橋梁
上記東橋と並行しているJR常磐線の橋梁。 8.櫛形橋(昭和37年1月竣工)
十王駅西口から生涯学習センター方向に向かう時、十王駅からほど近い所にある橋、上流側に歩道付。 9.桜橋(平成2年3月竣工)
十王交流センターから生涯学習センター方向に向かう時、その途中にある橋、両側に歩道付。 10.荒宿橋(平成元年8月竣工)
上記桜橋から上流約100mの所にある橋。 11.江戸内橋(平成3年7月竣工)
友部地内、上記荒宿橋と下記壇上橋の間にある橋。 12.壇上橋(平成5年8月竣工)
十王中前の信号から五重塔がある妙徳山法鷲院に向かう途中にある橋。 13、高田橋(平成12年3月竣工)
県道10号線から高田集落へ向かう時、この橋を渡る。 14、大成橋(平成17年3月竣工)
県道10号線から川上集落へ向かう時、この橋を渡る。 15、新高橋(昭和33年3月竣工)
県道10号線は常磐自動車道の高架が大きく見える所で右に折れる。その時この橋を渡る。

十 王 ダ ム

県道10号線は山部の信号を山側へ進むと県道60号線に入る。常磐道の高架下を抜けると 間もなく十王ダムに着く。
十王ダムは洪水調節、水道用水供給、特定かんがい用水供給などを目的に、平成6年3月に 完成した重力式コンクリートダムである。 堤高48.6m、堤頂長さ205.5m、堤体積11.7万m3
ダム湖に設置されている噴水は日中の毎正時に作動する。また常磐自動車道トンネルの真上に ある高台には十王パノラマ公園があり眺望が素晴らしい。

ダムの写真
十王ダム

16、小松沢橋(昭和59年3月竣工)
十王ダムを過ぎると県道60号線は左側(南側)に十王川が並行して流れているが、その最初に 見える橋。橋の先には道がなく、立派な橋にもかかわらず通行止めとなっている。 17、扇橋(平成10年11月竣工)
県道60号線で唯一十王川が右側(北側)に移る所がある。この橋と下記禄橋の間だけ、約50 mで十王川はまた左側に戻る。 18、禄橋(平成9年9月竣工)
さいわいばし。上記の扇橋から約50m上流にある橋。 19、古田橋(平成15年11月竣工)
上記の扇橋から上流へ約100m、福祉の森、聖考園入口にある橋。ここから藤坂まで2.4 km、沢平まで4.1kmとある。 20、藤坂橋(昭和55年9月竣工)
藤坂という地名が付いているから、この先に集落が存在すると思われるが、道幅が狭くかなりの 山道のようだ。 21.名称不明の橋橋(黒田入口道標前)
自然石を利用し「右小里、左入四間道」と彫ってある道標がある。(日立市指定民族文化財) 説明板によると「小里」とは棚倉街道の小里郷(常陸太田市大菅以北)「入四間」とは御岩 神社の門前町である入四間集落を指している。道筋に多少の変化はあるが、現在でもそれぞれの 土地に行くことができる。江戸時代は重要な道だったと考えられる。 22.川崎橋(平成5年3月竣工)
高原集落から入四間に通じるグリーンふるさとラインの入口にある橋。 23.寿橋(昭和34年1月竣工)
たかはら自然塾(旧高原小)に出入りするための専用の橋。 24.高原橋(平成11年3月竣工)
高原の柳原酒店前にある橋。集配用郵便ポストが目印。

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