駅前のオフィスビル群、商店街の衰退に反してやたらにマンションが目立つようになった。地方都市の
悩ましい問題である。2014(平成26)年1月、郊外の大型商業施設建設につながる国有地の売却を
めぐり、地元商店街の強い要望で入札が中止になった。
中心市街地を活性化させようと2015(平成27)年春、ひたちなか商工会議所や地元商店など民間だけが
出資する「ひたちなかまちづくり株式会社」がスタートした。「TA MA RI BAを創る」がテーマで歴史、文化を
伝承しつつ、自分たちの手による自分たちの町づくりを実践するとのことで期待がもてる。再び賑わいを取り戻せ
ることができるか注目したい。