平磯漁港と隣り合っている。磯崎に近づく畑の中に平磯太陽観測センターの大小2つのパラボラ アンテナが見える。敷地内に人の気配がなくフェンスに囲まれた内部には入れない。大きなアンテナは 外からでも良く見えるが小さなアンテナは背を向けたままだった。

 平磯ビーチ入口、クジラの大ちゃんのモニュメントがある小さな広場に「中村彝静養の地」の碑が 立っている。中村彝(つね)(1887 明治20〜1924 大正13)は水戸市出身で大正期に活躍した 夭折の画家である。健康に恵まれず結核を患い、晩年の一時この地で静養し2〜3の作品を残している。 彼の作品の中で1920(大正9)年作成したエロシンコ像(国立近代美術館蔵)は国の重要文化財に 指定されている。

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