平磯、磯崎のホームも同様に長い。南へ約2km線路を延ばすと、国営ひたち海浜公園に到達し利便性が格段に 向上する。関係者の悲願であり構想はあるものの実現のめどはたっていない。現在は春のネモフィラ、秋のコキア の季節にはシャトルバスを運行してしのいでいる。
阿字ヶ浦ビーチは約1.5kmにわたり弧を描き白い砂浜が広がる遠浅の海水浴場で、東洋のナポリと言われて いるほど美しい。年間を通じてサーファーが訪れるマリンスポーツのメッカだったが、近年砂浜の浸食により白砂 が徐々に狭まり、サーファーが期待する波にも恵まれなくなってきた。周辺にはホテル、旅館、民宿等宿泊施設も 数多くあり、温泉や海鮮料理を楽しむことができる。海のない内陸部の人々にとっては東の空から昇る、太平洋の 日の出には心から感動するようだ。