長者ヶ浜     

 読み仮名が22文字あり日本一長い駅名である。(九州の南阿蘇鉄道高森線の 「南阿蘇水の生まれる里白水高原(みなみあそ みずのうまれるさと はくすいこうげん)駅」も 22文字のため正確には1位タイか)
 駅前広場の向こうに住宅が数軒あるが駅前は非常に静かである。広場から階段を6段上るとホーム に立てるので、大洗鹿島線の駅の中では最もバリアフリーになっている駅である。 ホームには他の駅にはない特大の駅標が屋根のある待合所の両側に建っている。なるほど駅名の 文字数が多いと実感する。名所旧蹟案内板はない。

 名所旧蹟案内板はないが、駅名に付してある潮騒はまなす公園は一見の価値がある。駅から 東へ約800mで歩いても行ける距離である。

潮騒はまなす公園
 鹿島市ははまなすが自生する南限である。公園に植えられた約3500本は5月下旬に花が咲き 始め6月に見頃を迎える。園内には公園のシンボルである高さ40mの展望タワー(海抜77m) があり、360度のパノラマが楽しめる。プラネタリュウム、郷土資料館、美術館などが併設 されている。
 海に向かって滑り降りる全長154mのローラー滑り台、ザイルクライミングは子供たちに人気が 高い。子供広場、芝生広場、渓流散策路、弁天池のある水と憩いの広場などもあり、海に近い公園 として老若男女が楽しめる場所である。

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