能を見に行くには

  できれば能楽堂で好きな能を観賞したいですね。しかし、自分で足を運べる機会は意外と少ないものです。情報を集め、タイミング良くご覧になってください。
出かけるときは「開催中」のご確認をお願いします。

 能の演者は一期一会の舞台を務めます。この気迫は舞台でないと伝わりません。
能は、能面を付けた演者と、それを盛上げる囃子(はやし)、地謡(じうたい)、狂言との協調によって作られます。もちろん、衣裳、舞台、時節、観客なども素晴らしい舞台を演出する要因となります。世界文化遺産に指定された日本文化を能楽堂で味わって下さい。
 能を観にいくための基礎知識は不要です。有るに越したことはございませんが、当日は、早めに能楽堂に行き、静に幽玄の世界の訪れを待てば、知らず知らず、不思議な夢の世界へ誘われることでしょう。
 能楽堂で気を付けることは、他人の迷惑にならぬよう行動することです。つまり、雑音を出さない、演能中の出入りは慎む。
 観能しながらの居眠りは、最高の贅沢といわれています。静かな曲では笛の音に誘われて、うとうとしてしまいます。それもまた一興、ただし、イビキはかかぬよう願います。

分 類 内 容 備 考
1 能楽堂 能楽堂では年間の演能予定有り

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2 演能予定 能楽堂以外でも、多くの能公演を観賞することができます
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3 能面を展示している所 能面を常設展示している所と、記念展示している所があります。 ここをピック

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