第二十一話

〜さとちん的ラーメン本取材その6(元祖じゃんがららぁめん@水戸[PART2])〜

8月11日

茨城新聞社の担当者さんから、昨日出したメールにレスがつけてあった。
題名:Re:ついていない&私の取材の今後の予定 

こんにちは。K○です。 

 その1) 
> じゃんがららーめんの取材日だったのですが、取材に来るはずの 
> 社長が来なかった。取材を取り付けてくれたのはK○さんだったので、 
> 茨城新聞社へ電話して、K○さんからじゃんがら本社へ連絡してくれ 
> たのですが、社長は日にちを間違えていたらしい。しかも、その時 
> 静岡にいた。なんじゃそりゃ。(K○さん、お手数おかけしました) 

無駄足になってしまってすいませんでした。社長から10日がいいと 
いわれたはずなのに、静岡にいるとは・・・。 
今日よろしくおねがいします。 
 
> その2) 
> とりあえず、予備取材ということでじゃんがららーめんを食べた後、 
> 水戸にきたらとりあえず「匠家」でしょうという考えがあった。 
> 食べた直後ということや、営業時間の関係もあって、時間潰しに 
> 漫画喫茶で過ごしました。で、閉店間際にいったらもう閉まっていた。 

匠家は、昨日お休みのようでした。6時半頃店の前を通ったとき 
やっていませんでしたから。 

次郎八お手数かけますが、よろしくお願いします。

そうですか、匠家はお休みだったのですか。うーん、残念。

それでは取材だと、けっこう早い時間に次郎八@高萩へ向かった。店は開店したばかりの時間。

店主:「お、いらっしゃい」

もう私を憶えられてしまったようである。さっそく本題に入ることにする。

さと:「すいません、今日は食べに来たのではなんです。実はこれを見て欲しいのですけれども」

と、前にもらった取材許可のお願いのコピーをお渡ししました。

暫く、書類を読む店主、読み終わってから、

さと:「実はですね、それを読んで頂ければわかるかと思うのですが、私は茨城新聞社で出版する

ラーメン本のライターなんですけれども、取材をするにあたって、いいお店を取材させてもらおうと思って

いたのですけど、県北はけっこう取材拒否がでたんですね。で、その穴埋めに私がいろいろとラーメン屋を

新規開拓しようと動いていたんですけど、最近この店に出会いまして、「このお店なら紹介するのに値する

お店だ」と思いまして、急で申し訳ないのですが、出来れば取材を受け入れて欲しいなと思うのですが、

いかがでしょうか?」

店主:「ああ、いいですよ」

ということで、穴埋め完了。じゃんがらの取材まで時間があるので、いろいろな話を聞かせて頂きました。

この話の内容を今回の本の記事にいくらか書いているのですが、そのお話は次回にまとめて書きます。

ラーメンは、じゃんがらラーメンが食べられなくなるといけないので、今回はパスです。

近い内に食べに&正式取材をすることをお伝えして、店を出ました。さあ、次はじゃんがらです。

昨日同様、水戸まで車を走らせてじゃんがららぁめんへ到着した。

今日も暑いですな。猛暑だよ。汗だらだら。もうスーツなんて着ていられません。大変ラフな格好で取材させて

頂きました。

店に入って「茨城新聞取材班のものですが」と、いつもの呪文を唱えて席に座った。

が、社長がまだ来ていないそうだ。また来ないってことはないですよね。

その間、店長のNさんという方が対応してくれました。いろいろと基本データを聞きましたが、駐車可能スペース

が大きいのはこの本ではここくらいですかね。(もっとも、ゲーセン、カラオケ、モス等の共用スペースなので

すけれどね。)

ひとまず、ラーメンを食べる。食べながらいろんな話をしていた。すると、店に入ってから40分後、社長さんが

登場。Nさんは厨房へと戻っていった。

このお店の名前、じゃんがらですが、知っている方もいらっしゃるかと思いますが、このお店が商標登録を

とっています。東京にあるじゃんがらとは別物なので、ご注意を。

昨日、社長さんがなぜ静岡にいたのかというと、静岡にじゃんがらの出店計画があって、その現地入りしていた

とのことだ。他にも岡山にも出店するとおっしゃっていました。「(元祖)じゃんがららあめん」というと、ほとんどが

茨城(千葉にもあるが)なのだが、他のとこではその地域性をだしたラーメンをだすとか。じゃあ、静岡

だったら、「おちゃ(お茶)んがららーめん」なのかな(笑)

社長の名刺を頂いたのですが、すごいいっぱい書かれている。じゃんがらのほかに、上にあるゲーセン、

カラオケ屋、居酒屋、法律専門学校、さらに「リストラされたような方を育成する専門学校もありますよ」と言う。

まさに経営者なのですね。これまでの取材では店主はラーメンに対する情熱がびしびし伝わっていたのです

が、なんか勝手が違います。とにかく経営論が多かった。これはこれで、別の意味で取材は楽しかったのです

が、ラーメンの記事に経営論はどうかと思います。うーん、とにかくかけるようなネタを振らないと。

基本データの中で、その他のお勧めラーメンというものがあるのだが、ふかひれラーメンというものを挙げて

くれた。「これはフカヒレが入っているわけではないんです。高くなりすぎるから。”ギョショウ”なんですよ。」

”ギョショウ”?なんだ?なんのこと?

「知らないんですか?魚で作った醤油を魚醤(ギョショウ)というんです」

そういえば、そんなのがあった気が・・・・うわー、おいら赤っ恥やん。「本当にラーメンを知っている人間なのか?」

と思われてもおかしくないな。

で、無化調(化学調味料を使用しないという意味)の話にもっていった。じゃんがらは、化学調味料(いまは

うまみ調味料と言いますが)があると、人間を駄目にするという方針でラーメンを作っているようです。

とにかく、化調が今の若者をキレさせるなど、ちょっとよく判らない話になりました。(所詮、私は3流大学の

出です。)まあ、話は本当に面白いと思いました。

私は、いつもの如く、「実は私は茨城新聞社の人間ではなく、ただのラーメン好きで、インターネットで集まった

人達が茨城新聞社の依頼をうけて取材をしています」というと、「おお、いいですね。うらやましいです」という。

本職の仕事のほかに、そういった面白い仕事(というほどのものではないが)もやっていられることは素晴らしい

ですよ。とおっしゃった。そうです。楽しいですよ、この取材は。

そのインターネットの話から、うちの会社のホームページを作ってくれないかという話になった。たしかに

私はHPを掲載していますけどね。でも、私のHPって見栄えが悪いからな。企業向けのHPなんて作れるので

しょうかね?

あ、そろそろここを出ないとD中の飲み会に間に合わなくなる。依然、社長さんは経営論のお話をすすめる。

うーん、どうしよう。あまりしたくなかったのだが、最後の手段、自分の腕時計をちらちら見る作戦にでた。

社長さんもお忙しいらしく、何度か携帯電話がなりました。そんなこんなで取材を終了。

(この場をお借りしまして、お忙しい時間の中から取材に応じて頂いた社長さんにお詫び申し上げます。

緊急とは言え、大変失礼な行為をしてしまい、申し訳ありませんでした。)

さ、急がないと飲み会に間に合わない。俺が幹事だし。

車で移動すると、PHSが鳴った。ん、だれだ?一旦近くの駐車場に車を止めてから電話にでた。D中の同級生

のSさんからだった。今回の飲み会はうちの会社の人間で、同級生のSさん、Wさん、M君、Hさん計5人で

行なうはずだったのだが、都合により、俺、Sさん、Wさんの3人しか来れないことは前から判っていた。

が、SさんのところにWさんからメールが来ていて、用事がある為に出られないという。なんでこんな時間に

なってそんなことになるの?うーん、2人で同窓会ってのもなぁ。ただの飲み会ってことなら話的には

合うのだが。結局、中止にすることにした。こんなことなら、もう少し社長さんとお話していればよかった。

飲み屋に陳謝の電話を入れた後、その飲み屋の近くにある和蘭@大甕にて食事をとった。

寮に戻ってのメールチェック。担当者さんからのメールが・・・
 
題名:特集記事などについて 

MLで提案していただいたことについて 
できるだけ本に反映していきたいと思います。 

今まで、話題になったこと・提案いただいたことは、 
(1)読者用の掲載店チェックリスト(一覧表) 
(2)ラーメンチャットを開設し、その内容を座談会形式で載せたらどうか。 
(3)全体地図をつける 
(4)インデックスをつける 
(5)味の分類   スープの区分けを 
             3段階程度(あっさり,中程度,こってり), 
             麺の方も3段階程度(細,中,太)に分けて, 
             簡略的なグラフで視覚化する。 

皆さん賛同されますでしょうか。 

(中略) 

話は変わりますが、 
今回の本には、前回の本同様、 
特集記事・企画記事・コラムをいれたいと思っています。 

その1本として、カメ・がんじ〜さんから提案いただいた 
「ちょっと懐かしい、レトロな雰囲気なラーメン店」を立ち上げ 
たいと思っています。この案については本の中ページにいれていきたいと 
思います。 
また、「茨城のラーメンHP事情」という案もあり、それについては 
上記(2)の座談会のなかで触れながら紹介できないかと思っています。 

で、肝心かなめの巻頭特集をどうするか。そこが現在の悩みの種です。 
ラーメン本の特集らしくて、なおかつみなさんの想いが詰まっていて、 
読者に楽しく読まれるような・・・(ちょっと要望が大きすぎますね)。 
4ページぐらいのものを2本。 
ぜひ、みなさんからご提案いただきたいと思います。 

さらに、コラムについてもご意見伺いたいのですが、 
コラムは1本800字程度で2本考えています。 
テーマについては、部内で意見が分かれるところで、 
私は「ラーメン食べ歩き基礎講座」「常連さんへの道教えます」 
みたいな読み物を、 
部内では、「メンマ」「チャーシュー」「ナルト」の様な具材の 
うんちくを読みやすく書いた方がいいのではと考えています。 
どのように思われますでしょうか? 

(中略) 

特集記事などの取材については、カメラマンの手配もしますし、 
取材の時は、わたしも一緒に行きたいと思います。 
ぜひぜひ、よろしくお願いします。 
 

お、おいらの「座談会」のアイデアが受け入れられそうなのですか。なんかうれしいですな。っていうか、ないと

面白くないかも。へへ。


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