第二十六話

〜さとちん、キレる!(得たもの、失ったもの)〜

8月25日

ここ1週間、仕事がかなり忙しくなっていた。この週の月曜から金曜まで、平均退勤時間がP.M11:00と今まで

経験したことのない仕事量であった。(しかも、朝はA.M8:00就業時間)

たまになら問題ないが、こうも連続して寝る時間が減ると、ほんとヘトヘトになる。なにせ、帰宅(寮)した後も、

座談会用掲示板を置いているサーバが「サーバエラー」を頻繁に起こすので、その対策に躍起になったり

していて、どうしても、睡眠時間を削らねばならなかった。そんな状態であったので、2,3日に1度は日記を

更新していたのだが、最近は更新する気がおきなくなってきた。

また、寝不足で、まわりがあまり見えない状態になり、ある日、トイレに行きたくなって、トイレのドアを開け

たら、女子トイレに間違って入ってしまったが、暫くその状況が認識できない、それほどの状態であった。

少し話は変わるが、私のページに「WEB BANANA」や「WEB DORAMA」という参加型言葉遊びゲームの

CGIを設置しているのだが、このところのサーバエラーによって、これらの遊び系CGIにも、その影響が

出てしまっている。

話を当ホームページの常連さんで、○さんという方がいるのだが、この方は私のページに毎日のように

来てくれて、いつも「BANANA」や「DORAMA」に書き込んでくれていた。そのお陰で、今までアクセス数が

止まったことが無く、またCGIゲームも円滑に動いていた。

が、このところのサーバエラーの為にこれらのCGIゲームが動かないので、この方は、私の掲示板で苦情を

書き込んだ。その書き込み内容は平常時にはたいしたことではないものであるのだろうが、精神が安定して

いなかったおいらは、少しかちんときた。なんかむかついた。一方、もう一人の常連さんのMさんが、私のゲスト

ブックにて、「BANANAでエラーが出る」と書かれていたので、○さんへの皮肉を込めて、

「それは○○(方角が書かれていました)方面の方が、何度もリロードをかけているからなんじゃないかな?」

といった様なレスを返した。

本当に疲れていたので、この日は仕事を少し残して帰宅していた。いつものようにメールチェックしてから、

10:00頃に寝ようとした。うとうとしていると、PHSが鳴った。緊急用メールはPHSに転送されるように設定

していたからだ。差出人は○さん。メールを読むと「確かに無節操にアクセスしてたけど、さとちんも管理者

なんだからそんなことをして欲しくなかった」と、おおむねこんな内容のメールが来た。

私、本当にキレました。俺、こんなに頑張っているのに。サーバエラーが出て、「DORAMA」や「BANANA」で

遊んでいってくれる人達に迷惑がかからない様に、こんなに一生懸命復旧させようとしているのに。

それなのに、最初に文句言ったの○さんじゃん!それを皮肉で返しただけじゃん!

あまりにも頭にきたので、眠い目をこすってパソコンを立ち上げてメールを出した。
 
題名:たしかに悪いとは思いますが

表題の通り、あれはおいらも悪かったけどね、
一言言わせてほしいんだ。
BBSの
>言い訳はわかった。
>早くなおしてくれい>Internal Server Error

俺かて、早よ直したいよ。でも、朝早いし、夜遅くまで仕事しているし、
それに今は言えないんだけど、ネット、実生活を交えたプロジェクトが
進行していて、その打ち合わせに使っている裏の連絡用掲示板を
使い勝手がいいようにいろいろカスタマイズしてたり、大変なのよ。
どうも、その掲示板、かなりうちらのミーティングに使い勝手がいいんだ
けど、かなり重いので、バナナやdoramaで影響をくらってそうだな
と思って、みんなに迷惑かけているから、ここ3,4日、なんとか改善し
よう日記もほったらかしにして頑張ってるんだって。

そんな中で、あの一言はおいらの中で少しカッときちまったんだよ。
謝るけど、これから大会の応援団長やったり、仕事のほうの新製品
で徹夜になったり、裏のプロジェクトで動き回ったり、夏祭り
の運営委員とかかなり大変になるから、出来るだけそーっと見守っ
て欲しいんです。母親とも喧嘩して、めっちゃ気分が悪いし、このとこ
ろ体調も正直すぐれないから、またカッとなって管理者らしくないことを
するかもしれないですけど、そこのところ、少し考慮して下さい。
もう寝ます。

 
メールを出して、寝ようとしたら、ノックの音がした。お隣の部屋の人で、「会社に部屋のカギを置いてきてしまって

部屋に入れないから、ベランダを通らせて下さい」と言う。ベランダから落ちたらどうするんだろ?と心配したが、

なんとか渡っていった。

完全に目が冴えてしまった。寝なくちゃ体力が持たないのに・・・早く帰った効果もむなしく、次の日もかなり

疲れて仕事に出た。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

それ以来、○さんは暫くこのページに来ていないのか、「BANANA」「DORAMA」に書き込まれることが無くな

り、今ではさびれたものです。

茨城のラーメン本を執筆するという貴重な経験を得たのだが、それに対する代償はそれ以上に大きかった

です。HP開設当初からずいぶんと仲良くさせて頂いていたのに、こんなことで今まで築き上げたものが

一気に音を立てて崩れ去ってしまうのは本当に心苦しいです。

せめて、私が出来る事は、一刻も早く茨城ラーメン本を完成させて、その喜びを一緒に共有してもらうことしか

ない気がします。本話を終えるにあたり、一言。

「ごめんなさい」


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