最近の陶芸活動から(’03/07/15〜08/24)

                        

 1.  自分のカラー(釉薬)を見つけ出すために、幾つものテストピースを作って、釉薬を試行錯誤しながら作り出して行     くものです。 その方法には、小皿、杯、角型板、円盤板などを何個も成形作業、素焼き、施釉、そして焼成作業      と一通りを何度も繰り返して自分の釉薬を見つけ出すものです。      これを完全に行うためには、自分の陶芸窯が無いと出来ないことで、窯を持っていない私に出来るところまで、       実施して窯の購入出来る時を待ちます。
 2.  テストピースの作成例 幾つかありますが、同じような成形品を50個ほど作成するため、次のような方法     が効率的と考え、次の2つの方法を採りました。

   @ 粘土をタタラ作りの方法で、全体が厚み5mm程に成るようにタタラ板とこん棒を利用して、平らに伸ばします        (そば作りやうどん作りのように)
      次に平らに伸ばした粘土をクッキー作りのように、既成の金型を利用して自分の欲しい個数分だけこれを繰り       返します。 後は乾燥させて置く。

   A もう一つの方法として、石膏型を作成して、その型に粘土を埋め込んで作成します。
      石膏型作成から粘土による成形作業の状況を順を追って写真で示します。    

   

石膏型の製作中                      出来上がった石膏型。型の中に模様が入っています。

   B タタラ板と石膏型を使用して、テストピースを作成しました。
      粘土は焼成の結果を調査するためのものですので2種類使いました、信楽並漉(白色)と信楽赤土(赤色)です。      (参考) 
         信楽並漉・・・・信楽特漉土より少し荒めの土です。安いので使いました。(焼成温度:1200〜1250度)
         信楽赤土・・・・信楽並漉土に上質黄土をブレンドした赤土。(焼成温度:1150〜1230度)

  

タタラ板からの作成                       缶詰の缶で型作成
                         

  

石膏型から作成のもの          乾燥中                   成形完了(60個)


 ほぼ乾燥も終了した状況で保管してあります。これからの工程は、素焼き〜釉薬作成〜施釉〜焼成作業となり ます

      

   どのかにをクリックしても釣りのページに移動します。(お手数かけてカンニン)