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<bgsound src="ich.mid" loop=-1> 越後三山只見  浅草岳
2009年4月19日(日)


”浅草岳の頂上付近からみた鬼ガ面山の岩壁”

[概要]
新潟と福島の県境にある浅草岳は守門岳と並ぶ豪雪地にあり春先の 山スキーに格好の山である。
昨年は悪天候のため途中で引き返した。 今日の天候は申し分ないが、雪が十分あるだろうか。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:越後三山只見(新潟、福島)、浅草岳(1586m)
                 
[天候 ]      :晴れ
[行程 ]      :大自然館先駐車スポット(500m)6:00 - 7:20 1000mポイント - 9:10嘉平与ポッチ(1484m) - 10:10浅草岳10:40 - 12:30駐車スポット

大自然館から先の道路は既に除雪してあるので、その先の橋の手前のスペースに駐車して出発準備。 早坂尾根を下って、林道を滑って降りることを考えたが、道路に雪がないので、同じルートを往復することに変更。

6:00   大自然館先の駐車スポット


雪の状態が悪いことを考慮して、緩まぬうちにと、今日は早いスタートである。
まずは白崩沢沿いに進む。600mを過ぎた付近から、雪の状態が悪くなってきたので、下りの滑りを考えながらルートを とる。

900m付近の急斜面を越すと、バックに朝日を受けた守門岳が輝いて見え始める。









 ”900m付近からみた守門岳と右は黒姫”



1000mからはやせた雪庇の上を進むが、この状態がすこぶる悪く、 割れて崩落している部分が何箇所もあり、その都度、右の藪に取り付いて藪コギで迂回。
 
 
やがて嘉平与ポッチが姿を見せる。

 







 ”雪庇越しに嘉平与ポッチを見上げる”




1200mを過ぎると雪の状態は安定し景観も良好で、周りを見ながらのハイクアップが続く。

 







 ”右側の鬼ガ面山の西斜面が素晴らしい”




振り返れば、守門岳が一段と大きく迫る。




        ”守門岳と右の黒姫”


嘉平与ポッチの登りは少し急である。

 
嘉平与ポッチを過ぎると少し下る。雪面が大きく割れているので、ルート取りを慎重に。




        ”嘉平与ポッチから見た、鬼ガ面山”






        ”前岳が姿を現す” 浅草岳はまだ見えない。






        ”左手に早坂尾根が大きく伸びる” 次回はここを滑りたいものだ。






        ”この尾根の象徴の嘉平与ポッチが輝いている”  左側の雪庇の上を進んできた。


前岳の急斜面を登ると、なだらかになり、浅草岳がやっと姿を現す。




        ”前岳から見た浅草岳” 






        ”大迫力の鬼ガ面山の岩壁” 


右を回り込むようにして、浅草岳の頂上に到着。頂上まで雪はつながっていた。



10:10   浅草岳


  南側眼下すぐそこに田子倉湖が広がる。 今日は昨日に比べ遠方は少し霞んでいる。

 
風もなく、穏やかで昼寝をしたいような雰囲気だ。

のんびりと過ごしたあと、同じルートを下山。前岳までは、滑ったり歩いたり。

前岳からは本格的な滑りが始まる。雪は程よく緩んで、滑り易い。
嘉平与ポッチ付近で今日始めての登山者とすれ違い。 そして1200m付近で4名の登山者とすれ違う。 昨日、大岳の頂上で会った人たちである。似たコースを選ぶものだと感心。

1000m付近の崩れた箇所はスキーを担いで、登り同様にヤブコギ。

 







 ”1000m付近の狭い雪庇を慎重に下る。”




700mからは、沢は雪の状態が悪いので、今朝の登りのルートを忠実にたどって下り、快調に駐車スポットに下りて終了。
駐車スポットには、休日なのに、3台の車が有るのみ。 この山の山スキーシーズンは終了したようだ。


12:30   駐車スポット到着




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