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<bgsound src="ich.mid" loop=-1> 那須連峰  三本槍ケ岳、中の大倉尾根
2010年6月10日(木)


”中の大倉尾根に咲く五葉ツツジ”

[概要]
例年なら五葉ツツジのピークは終わっているが、今年は半月ほど遅れていて、今が見頃との情報なので梅雨入り前の最後の晴天を狙って出掛けてみた。

中の大倉尾根の中腹に咲く樹齢300年の五葉ツツジの群落は見事なものである。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:那須連峰(栃木、福島)、三本槍ケ岳(1917m)、中の大倉尾根 (登山口との累積標高差約900m、延べ距離GPS計測13.5km)

[天候 ]      :晴れのち曇り
[行程 ]      :北温泉登山口(1130m)6:30 - 7:30北温泉分岐 - 8:50三本槍ケ岳9:10 - 11:10北温泉登山口


北温泉手前にある駐車場は工事中で手前500mにある臨時駐車場に車を置く。

6:30   北温泉登山口(臨時駐車場)を出発。

温泉の脇を通って急な斜面に付けられた登山道を進む。 数は少ないが山ツツジが見頃である。





        ”登山道の脇に咲く山ツツジ。”


1250m付近から五葉ツツジの巨木が少しづつ現れるが、この辺は既に花が散り始めている。 

1350mあたりからが五葉ツツジの群落である。 と云っても樹齢300年を超す大きな樹なので下から見上げる形であり、  花が無ければツツジとは解らないだろう。 見事なものだ。





        ”五葉ツツジ、その1。 樹の高さは5m以上ある。”

1400mから遊歩道をさかのぼって、スキー場の上を目指す。 遊歩道はウッドチップが敷き詰められて、歩きやすい。 この時間はゴンドラが動いていないので未だ誰もいない。






        ”五葉ツツジのアップ。 その名の通り、葉が五枚になっている。”





        ”五葉ツツジ、その3。 これも巨木である。 7〜8mはあるだろうか。”





        ”白いツツジの中に、紫ヤシオがポツンと一本。”


今日の目的は五葉ツツジだが、このまま下山するには、早すぎるので、三本槍岳まで足を延ばすことにする。

北温泉への分岐から左に折れて、中の大倉尾根のなだらかな登山道を進む。

幅の広い整備された登山道というより、遊歩道といったほうが良いような道である。 日頃かなりの入山者があるようだ。






        ”シャクナゲが見頃だが、残念ながら数える位しかない。 背景は朝日岳。”


スダレ山まで進むと、勾配はなだらかになって景色がまた変わってくる。





        ”スダレ山付近からの朝日岳、茶臼岳。”


清水平への分岐を過ぎると、名前とは全くイメージの異なる、三本槍岳のやさしい姿が目の前に現れる。





        ”三本槍岳の全景。”


少し下って再び整備された登山道を登ると、まもなく三本槍岳の標識のある台地へ出た。



8:30   三本槍岳


先程まで晴れていたのに、残念ながら回りは雲が優勢となってしまった。



2月に登った鋭鋒、 旭岳 は残念ながら半分雲に隠れて全容は見せてくれない。





        ”旭岳は雲の中。”


暫く様子を見ながら 天候の回復を待ったが、雲は段々 広がってきている。 諦めて下山とする。


朝来たルートを其のまま戻る。 中の大倉尾根の途中まで下ると、ゴンドラで登ってきた多くの人たちとすれ違うようになる。

北温泉への分岐を右に曲がり、登山口まで回りの木々を眺めながらのんびりと下る。



11:10   北温泉登山口




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