山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1> 奥秩父  両神山
2006年11月1日(水)



”産泰尾根から見た両神山山頂(左のピーク)”


[概要]
奥秩父の北方に位置する両神山は遠方からみるとギザギザの山並が特徴の100名山である。標高は1723mであるが、 登山口からの標高差は約1100mあり、夏に登れば結構汗をかかされる山だろう。
山頂近くに神社本社があること、100名山であることが最大の特徴で、その他は奥秩父の他の山と似た雰囲気の山である。

[メンバー]  :単独
[山域&山名]:奥秩父(埼玉)、両神山(1723m)

[天候 ]    :晴れ
[行程 ]     :日向大谷登山口(630m)6:30 - 8:00清滝小屋 - 9:20両神山9:50 - 10:50清滝小屋 - 12:10日向大谷登山口 


6:30   日向大谷登山口を出発する。

山の斜面に朝の太陽が当たり、明るく輝いている。





”朝の風景”




駐車場からちょっと歩くと民宿の「両神山荘」がある。その脇を通って登山ポストに入山届けを出し、山腹に付けられた登山道を進む。
「会所」までは殆ど高低差のない整備された道である。付近の部落に最近熊が出没したと聞いたので、チリンチリンを鳴らしながら歩く。
会所を過ぎると薄川を沢沿いにたどって行く。沢を数回横切って、高度を上げて行くとやがて清滝小屋が見えてくる。

8:00  清滝小屋


ここで今日始めての登山者に追いついた。麓の民宿に泊まった方である。
清滝小屋を過ぎると、勾配は少しづつ急になる。暫くすると産泰尾根と呼ばれる稜線に出て、 向かいの山並が目に飛び込んでくる。






”産泰尾根から見た向かいの山”
  山肌にピークの過ぎた名残の紅葉が見える。




クサリ場を幾つか経て勾配が緩やかになり、ちょっと古ぼけた神社に出る。 これが由緒ある両神神社の本社である。






”両神神社の本社”




緩やかな稜線をガサガサと落ち葉を踏みながら歩く。この時期特有の味わいのある山歩きである。





”落ち葉を踏みながら稜線を行く”




頂上直下のクサリ場を越えるとそこが山頂である。






”頂上直下のクサリ場”




9:20  両神山

今日も快晴であるが、この時期としては気温が高く、遠方は霞んでいる。富士山は肉眼で微かに見えるが写真には 写らない。






”頂上の祠”










”頂上からの遠望”雲取山方面




頂上で十分休憩したあと、元の道を戻る。
鮮やかではないが、そこそこ紅葉の進む樹林帯を足取りも軽く下る。






”紅葉が始まった山腹”




清滝小屋を過ぎた地点で、登ってくる登山者10名位とすれ違う。さすが100名山で入山者は多い。 沢音を聞きながら、やがて元の登山口に到着。


12:10  日向大谷登山口 


出発時には他に車はなかったがこの時間、駐車場は満杯である。 さすが100名山。

帰りに麓の温泉「薬師の湯」に浸かり、ソバを食べて帰途に着いた。



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