山歩きのページ
谷川連峰
平標山、仙ノ倉山
2013年7月20日(土)
”平標山付近から見た、仙ノ倉山方面。”
[概要]
梅雨明け直後は猛暑が続いたが、ここへきて北の高気圧が優勢になり季節は6月頃に逆戻り。 これなら2000m級の山でもそれ程暑くないだろうと 谷川連峰へ出掛けた。
雪融けと共に咲く花は既に終わったが、季節外れの涼しさの中、谷川連峰特有の雄大な景色を眺め、余り汗もかかないトレッキングが出来た。
[メンバー] :単独
[山域&山名]:(群馬、新潟、) :谷川連峰、 平標山(1983m)、仙ノ倉山(2026m) (GPS計測 累積標高差:1370m、延べ距離:15km)
[天候 ] :薄曇り
[行程 ] :元橋登山口(980m) 5:50 - 松手山 7:00 - 平標山(7:55-8:05)- 仙ノ倉山(8:50-9:20) - 平標山 10:00 - 平標山の家 (10:30-10:45) - 元橋登山口 12:05
5:50 元橋登山口
国道17号脇にある登山者駐車場に車を入れ、出発準備。 時間が早いのでまだ車はパラパラ程度。
”朝の駐車場。”
河内沢に掛かる橋を渡ると直ぐに松手山方面の登山口がある。
登山口に 「熊に注意」 とあるので鈴を鳴らしながら登り始める。 登山口から大鉄塔までの約400mはかなりの急登である。
”1200mで大鉄塔が見えてくる。 すぐそこに見えるがここからの高度差は200m。”
階段状に整備された登山道は歩き易く、快調に高度を上げていく。
”1410m。 巨大な鉄塔だ。”
ここを過ぎると勾配は幾分緩やかになるが依然として樹林帯の中の急登に変わりはない。 右にヤカイ沢が見え始めると松手山はすぐそこだ。
”やがて小さなピークの松手山に到着。 ここまで来てやっと平標山方面が見渡せる。”
松手山を過ぎると見通しの良い尾根歩きに変わり、平標山を右に見ながら進む。 遠望はきくが、残念ながら高曇りですっきりとは晴れていない。
”1880mで急登は終わり、平標山までの緩やかな稜線歩きになる。”
”広大な苗場スキー場”
”振り返ると苗場山と右のかぐらスキー場が見渡せる。左下はヤカイ沢まで落ちる大斜面である。”
7:55 平標山(1983m)
今日最初の休憩をとり、 なだらかな頂上から四方の景色を眺める。 高曇りだが かなりの遠方までシルエット状に山々が眺められる。
”浅間山方面。”
”南の遥かかなたに富士山が。”
”苗場山の左手奥に見える北アルプス(白馬岳付近)。”
”左に少し雲がかかる赤城山とその裾野。”
”更に左に特徴ある皇海山と袈裟丸山の群。”
休憩したあとは仙ノ倉山までの往復をする。 これまでと一変した景色を楽しみながら稜線漫歩である。
”平標山から見た仙ノ倉山方面。 何とも云えない広大な景色が心を和ませる。”
”仙ノ倉山の左裾と奥は茂倉岳と手前の「矢場ノ頭」。”
初夏の花は既に終わり、ニッコウキスゲ、ハクサンフーロなどの夏の花が少し見られる。
”ニッコウキスゲの群落。 ”
”平標山を振り返る。 登山道は殆どが木道か木の階段で整備されている。”
なだらかなピークを越えて行くと仙ノ倉山が近付いてくる。
”山の形からは想像出来ないが、仙ノ倉山(2026m)は谷川連峰の最高峰だ。 ”
”急峻な形状の「エビス大黒ノ頭」。 ”
8:50 仙ノ倉山
なだらかな山頂には登山者が2名休憩していた。 何れも平標山からの往復である。
”仙ノ倉山 頂上の山岳方位盤。”
”東方の山々。 万太郎山、その左奥に双耳の谷川岳、更に奥は白毛門”
大休憩後は平標山までの戻りである。 少し日射しが出た稜線をゆっくりと歩く。
”平標山までの戻りの風景。こちらから見ても広大な景色である。”
平標山まで戻ると多くの登山者で賑わっていた。仙ノ倉山まで足を延ばすのは少数である。
帰りは山ノ家経由のルートをとる。 山ノ家まではかなりの急こう配の下りで、殆どが木製階段で整備されている。
”山ノ家までの下り。 下方小さく赤い屋根の平標山ノ家が見える。”
10:30 平標山ノ家
”平標山ノ家。 蛇口から湧き水が勢いよく出ていた。”
山ノ家前のベンチで持参の昼食とする。 休憩中にも平元新道から続々と登山者が上がってくる。どうやら松手山ルートよりこちらの方が 登る人が多そうだ。
休憩のあとは最後の下りである。 こちらの登山道も殆どが階段状に整備されていて歩き易い。
”急勾配の登山道が終わると林道に合流する。”
最後は約2.5kmの林道を歩き登山口に戻った。
12:05 元橋登山口
朝は数台しかなかった広大な駐車場は殆どが埋まっていた。 この山は人気の山のようだ。
咲いていた主な花々。
今回のコース
”今回のGPSトラック”
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