山歩きのページ

<bgsound src="scar.mid" loop=-1>  八ヶ岳 茶臼山、縞枯山、三ツ岩、北横岳
2015年8月 1日(土)


”茶臼山から見た南八ケ岳”


[概要]
昨日は男性的な赤岳を豪快に登って降りた。
2日目はちょっとお手軽に麦草峠から北八ヶ岳を周回することにした。

お手軽と云ってもコースタイムは7時間、累積高低差は1000mあるので健脚向けと云える。


[メンバー]  :単独
[山域&山名]:八ヶ岳連峰(長野)、茶臼山(2384m)、縞枯山(2403m)、北横岳(2473m)
         GPS計測による累積標高差(1000m)、延べ歩行距離:13.7km
[天候 ]      :晴れ
[行程]    :麦草峠(2120m)4:50 - 茶臼山 6:00 - 縞枯山 6:40 - 雨池峠 7:10 - 北横岳 (9:00-9:30) - 坪庭 10:10 - 麦草峠 12:10


茶臼山登山口の手前300mのところにある駐車スペースに車を置き出発。
下界は猛暑なのにこの峠の朝の気温は15℃、ちょっと肌寒い。 猛暑になる前に下山しようとちょっと早いスタート。


 麦草峠 4:50


簡単な木道と、ゴロ岩と少しぬかるみのある登山道を北上する。
緩やかな樹林帯を登ること約40分、目の前が急に開けて茶臼山が見えて来た。ここは中小場というらしい。





     ”中小場から見た朝日を浴びる茶臼山。
   右に見えるのが縞枯山。”


今日のコースは北横岳までこのようなピークをいくつも越えて行く。

茶臼山の頂上は樹林帯の中にあり、そこから西に数分行くと展望が開けている。


 茶臼山 6:00

展望地からは南、西側の眺望が素晴らしい。





     ”南八ヶ岳の山々。
    昨日登った赤岳が中央に見える。”






     ”南アルプスの山々。
    左から北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳。”






     ”タイミング良く、影茶臼山が西側に写っている。”


茶臼山を過ぎて2つ目のピーク、縞枯山を目指す。縞枯山だけでなく、この山域はシラビソの立ち枯れが至るところに見える。

縞枯山の手前の小ピークが展望台になっており、ここからは東側が開けている。





     ”雲海に浮かぶ浅間山。”






     ”南八ヶ岳方面。
    左下は出発地点の麦草峠。”


展望地から更に進むと縞枯山の山頂があった。





     ”縞枯山山頂。シラビソ樹林で囲まれている。”


縞枯山から150m程下ると雨池、ロープウェー駅との十字路の雨池峠に出る。

同じような登山道を登ったり降りたり、次は雨池山を通過。ここは三角点は見当たらない。

その次は4つ目のピークである三ツ岩に登る。 この辺りから山の構造、山肌が今までと異なり ゴロ岩帯に変わる。





     ”三ツ岩の最初のピークから見た、第2、第3ピーク方面。”


三ツ岩付近の登山道は今日のコースの核心部といったところで、岩の登り降りが幾度となく続き、その分 通過にも時間が掛かる。





     ”三ツ岩の3つ目のピークから見た北横岳。”


やがて坪庭方面からの登山道と合流し、北横岳ヒュッテへ出た。 これから先はロープウェーからの登山者で賑わう。





     ”北横岳ヒュッテ。”


最後の急な登山道を行くと北横岳の南峰に到着。 今日は休日とあって多くの登山者が休憩していた。



 北横岳 9:00






     ”再び南八ヶ岳方面を眺める。少し雲が出て来た。”







     ”雲海に浮かぶ、槍ケ岳ー穂高岳。”







     ”端正な形の蓼科山。”


北横岳は北峰の方が主峰であるが、標高も殆ど差が無いので今日はここまでとする。

ゆっくりと休憩後、麦草峠まで戻る。帰路は西側の山裾を巻くように付けられた登山道を行く。





     ”自然庭園のような坪庭。後方は縞枯山。”


整備された木道を暫く歩き、最後は登山道が不明瞭な、出逢いの辻から少し登って麦草峠に戻った。


 麦草峠 12:10


北横岳まではアップダウンが連続し、4時間余。帰りはフラットな登山道で2時間40分。コースタイムとほぼ同じだった。


今回のコース



  ”今回のGPSトラック”   赤:登り、青:下り


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