新宮田八景

平成23年に「新宮田八景」として再編集されました。

神峰神社

説 明: 本殿は、神峰山頂にあり、かみね公園入口に拝殿がある。
祭神は伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)熊野櫲墇日命(くまのくすひの
みこと)で、例祭日は五月十日、七年目ごとに行われる大祭には、ささらの露払いで渡御が行われ、風流物
四台が曳き出される。

荒屋神社

説 明: 祭神は須佐之男命(すさのうみこと)で、天王様ともいう。建長二年伊賀判官四郎が病や災いを
除くため祀ったとの言い伝えがある。天王様の祭りには、ご神体の石を神輿にして荒々しく揉み、さらに舟
に乗せてオンネ磯の周りを廻ったものという。

神峰公園の桜

説 明: 海と山と市街地を一望できる眺望絶景の都市公園で、園内には動物園、レジャーランド、温水
プールがあり、多くの来園者で賑わっている。また日本の桜百選に選ばれた園内の桜の花も見事である。
公園入口には、日立市郷土博物館画あり、郷土に関わる考古・民族・産業・自然科学等の資料が展示され
ていて市民の教養・憩いの場となっている。

浜の宮公園

説 明: 宮田学区の最南端に位置し、太平洋を一望できる鶴首岬の突端にある。大正四年大正天皇の
ご即位を記念し、日立村青年会宮田支部会員の奉仕作業によって造成された。平成九年に公園西側に
ループ橋ができ、平成二十年には日立バイパスが完成し、日立市の交通の要にもなった。

小幡の阿弥陀堂

説 明: 小幡の阿弥陀堂は、東滑川町一丁目の小幡公民館内にある。御堂内の須弥壇に木彫りの仏像が
数体安置されいます。この仏像は通称「いぼ神様」といわれ、参拝人は遠くからもあります。病が治ると
お礼参りには、大豆や小豆を奉納したということで、それらの奉納は現在でも行われています。

耳だれ観音

説 明: 清幡地区にある正式名称は清水聖観音堂という。このお堂に祭られている観音様に耳の病気を
持った人がお参りすると治るといわれ、耳だれ観音と言われるようになった。なお、治った人はお椀に穴
を開けひもを通して奉納するので、観音堂にはいくつものお椀がぶらさがっている。

お薬師さま

説 明: 東町二丁目の東友公民館の隣に小さな「薬師如来仏堂」があります。この土地の人々は、
この御堂を「あん(庵)」とか、「お薬師さん」と呼び、「目の仏さま」として毎月の縁日には、お年
寄りが集まって念仏を唱えて祈祷をしていましたが、近年にはこのお年寄りたちの姿も少なくなってきた。

本宮の保存林

説 明: 日立化成(株)山崎事業所正門前からJR常磐線踏切のいかけてにかけて椎の木、樫木、山桜か
らなる林がある。ここ林は平成3年に日立市の保存林に指定された。特に樹齢300年を超える大島桜は花も
美しく一見の価値がある。(開花は4月15日前後)椎の木モチノキなど幹回り5mをこえている。