HOME旅日記(レポ) > 2007年8月 東北一周ツー(2日目)

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 東北一周ツー ( '07/08/10〜18 )

  8月11日(土) 昨日から引き続き修行ツーなり

2日目、6:16発。ガススタで給油後に、1999年版ツーリングマップル上には存在しない東北中央道から山形自動車道を経由して酒田へ。途中、残雪が残る月山や、羽黒山から鳥海山へと延びる稜線からたなびく雲海が美しい。

1時間半も走ると、酒田市街へ到着。休憩も兼ねて山居(さんきょ)倉庫を散策。

 最上川河口に位置する山居倉庫。
 明治26年建造の米倉、しかも現役!
  裏手に回ると、石畳の小路と並木が
  続いていて、涼しげな雰囲気。
 近隣には米問屋や豪商の建物も残って
 います。 

 うっし、次は鳥海山だ!
 ダブロクを滑り出させ、一路向かうは「道の駅 鳥海」。
 ここで鳥海山麓の湧水群情報をゲットする魂胆。酒田街道(R7)を北上することしばし、右手に道の駅の看板が見えて
 きました。ここでオニギリと、焼き鳥で腹ごしらえしつつ、観光案内所で鳥海山麓の湧水群MAPをいただき。
 MAPを頼りに遊佐町の市街をうろちょろ。ちょっと迷ったけど、無事、お目当ての湧水エリアに到着〜♪

 湧水の池にて。湧き水が水底の砂を
 巻き上げ、水草がゆらゆら・・・。
 フルサイズでお見せできなくて残念! 
 池には魚もいる気配。

 池の近くの小川には水草が繁茂。
 水が冷たくて気持ちいい・・・。
 水草には、小さな白い花が。
 φ(.. )m へぇ〜、花が咲くんだ。
 小川は森の中へと続いていく・・・。
 なんでも湧き水100%の小川だとか。
 透明度がすばらしい。
 所変わって、こちらは女鹿地区にある
 神泉の水。洗い場は用途ごとに六つの
 水槽に分かれている。

 さて、湧き水を堪能した後は、鳥海山へとつづく 「鳥海ブルーライン」 行ってみますか! 
 展望台からの眺め。
 海と空が青い! 雲が白い!!(笑)
 眼下には、南に米処、庄内平野。 西には、日本海にぽつんと浮かぶ飛島。
 そして北西には、象潟の九十九島が。
 ブルーライン途中の駐車スペースにて。
 バイクを入れての、一番の撮影スポット
 かも?
 象潟へと続くブルーライン。
 なんで「ブルー」なのか判ったよ。 

 鳥海ブルーラインで鳥海山の五合目まで駆け上がり、象潟へと下る。
 なんとも、空と海の青さが印象的な道でした。展望台から北方に位置する仁賀保高原の風車群もオススメかも。
 
 仁賀保高原には行った事があるので、今回は象潟の九十九島へ。
  
 鳥海山の北西側山麓にて。
 今年のお米は美味しく実りそう。
 元滝伏流水。滝の側へ近づくほど、
 気温が下がる感じが。
 マイナスイオンたっぷり。
 

 鳥海ブルーラインを象潟に向かっていると、道路わきに、無人の野菜販売所発見。
 Uターンして戻ってくると、美味しそうなアスパラが・・・。
 今日のキャンプの食材にと、1束いただき!

 そしてそのまま、象潟へ。道の駅 象潟の展望台から見下ろす象潟の九十九島とバックの鳥海山。
 なんとも、よか眺めで・・・。

 道路沿いの無人販売所でアスパラを
 一束ゲット。¥100円也
 道の駅 象潟の展望台にて。
 田んぼの中に浮かぶ九十九島。
 昔は、ここが海だったんですか・・・。


 今日の昼飯は、道の駅でミニ海鮮丼セット。

 暑さにやられて、「さっぱりしたのが良いな〜」

 と選んだ一品。メインの海鮮丼より、うどんと梅干が

 美味しかった(^−^;)

と、ここで、八幡平を目指すところなのだが、現在15:21。
八幡平に明るいうちに到着できるか、微妙な時間帯だ。間には、大曲と角館の市街地が行く手を阻むように横たわっている。「うーん、今日の夕陽はきっとキレイだろうなぁ・・・。」なんて思いがよぎってしまったもんだから、急遽目的地変更。男鹿半島で日本海に沈む夕陽を拝むことに。

しばらくは快調に流れていたR7だったが、本荘市街に近づくにつれノロノロ運転に。最初はすり抜けしていたものの、そのうちすり抜けする路肩も狭くなり、後は車の流れに身を任すのみ。
股下からはアスファルトの照り返しと、エンジンの熱気が(@_@;)あぢぃ
まさに、苦行かも。昨日は蒸しっとした山寺で体を鍛え、本日は本荘のR7渋滞で精神力を養う?
「太陽沈んじまうよ〜(>_<)」

本荘の街を過ぎると、さっきまでの渋滞がウソのように流れが良くなり、秋田を目指して酒田街道を北上。
秋田市街をバイパスでパスして、海沿いの県道56号線へと進むと快適なシーサイドラインが。さっきまで島の様に見えていた男鹿半島が陸続きなことを確認できるまで、近づいてきた。
しかし、日没も近い! 先を急ぐせっきぃ&ダブロクだが、それ以上に車の流れが速い。ここは高速道路か?? 時速3桁kmぐらいでてるぞ、あの車・・・きっと。(^−^;)



日没迫る日本海に突き出た男鹿半島。

日が沈むまでにあそこの先端まで行かなくては。

間に合うか??

 国道101に合流し、男鹿を目指して疾駆するダブロク。しかし、沈みゆく太陽に正対して視界が最悪。
 青看に何が書いてあるかまったく読めない。(^−^;)どっちに曲がれば良いんだ?
 旅人の勘? で適当に進むと男鹿市街に進入。県道59号をずんずん進む。
 途中、風光明媚な潮瀬崎を通り過ぎる。駐車場にアイス売りのおばちゃんを発見!
 「く・い・てー!!」
 と思いつつも通り過ぎる。(;_;)
 (秋田の海沿い道には、四国の土佐でよく見かけたアイス売りのおばちゃん&お婆ちゃんがいたりして。今日の暑さも
  手伝って超々食べたかったのだが、日没まで時間がない。涙を飲んで通り過ぎてきたよ。(T−T))

  あぁ、まだ沈まないで!!
 遠浅の磯が続く潮瀬崎付近。
 って、写真撮ってる暇があったら先へ
 進めって? ごもっとも(^−^ヾ)
 ここでよいか? と思ったのだけれども
 もうちょい進む。(^−^;)

 そして・・・、今日の夕陽スポットはここに決定!
 焦り過ぎてクラッシュ!! ・・・ した
 わけでは無く。下り坂だったので、
 動かないようにタイヤを固定(^−^ヾ)
  今日の夕陽が沈んでいく・・・。
  間に合った(^−^;)
 水平線に沈む太陽。
 こんなの見れるなんて、幸せ♪ 
 太陽が沈んでからが凄かった今日の
 夕やけ。
 キャンプ場に移動したいけど、
 動けない(^−^;;)

 いつまでも、動けなくなっちゃいそうなので、踏ん切りをつけて、キャンプ場へ。
 今夜は、男鹿半島の桜島にあるキャンプ サイト泊。
 テントサイトにテントを張り、ホテルの受付へ。
 ’99マップルでは、「温泉保養センター 男鹿桜島荘」となっているが、今は「男鹿桜島リゾートHOTELきららか」らしい。

 フロントでキャンプ&入浴の受付をして浴場へ。
 ぬるめの露天風呂でほっと一息。泉質もまろやかな良い湯です。うー、いい湯だ。修行?の後のビールが旨い!!
 (*^−^*)
 なにせ、苦行ツーのような暑さの中を走った後だけあって、風呂は格別!
 日帰り入浴の時間を15分過ぎていたんだけど、ホテルマンさんの配慮で入浴OKに。
 (T−T)感謝。・・・去年訪れた四国の西の方の日帰り温泉とはえらい違いだ。
 しかし、良いお湯でも、今日の暑さの後だと、入浴前後にシャワーで水浴びの方が気持ちよく感じてしまうのがなんとも
 はや。(^−^ヾ)

 その後は、ビールを飲みつつ、持参したクスクスのスープに昼間買ったアスパラを半分入れて食べる。
 うまい。

 更に、残り半分のアスパラを網焼きして醤油に浸けて食べる。
 これが超旨い!!(*^−^*)ビールのおつまみに最高!

 「もう一束、買っておけばよかった〜。」
 なんて悔しがりながら、男鹿の夜は更けていくのであった(苦笑)。

 頭上は、満天の星。

 天の川が凄かった・・・。まさに天空の河、ミルキーウェイ。

 流れ星もたくさん見えたなぁ・・・。

 m(_ _ )m  Zzz... <- 買い込んだ板氷を枕にして、涼しく睡眠中

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