HOME > 旅 > 旅日記(レポ) > 2007年8月 東北一周ツー(3日目)
朝4:00起床。( ̄O ̄; )はやっ
「朝日を見に行こうかなっ?」と思ったのですが、なにやら太陽は海からではなく、山の上から顔を出す気配。 「じゃ、いいや」とごろごろ、だらだら過ごしつつもちょっとづつ出発準備。
そんなわけで、ホテルのフロントに番号札を返して出発。ときにAM6:44。 県道への坂を登っていく途中にふと気づいた、ホテル脇のなまはげの象。 ・・・、坂を登ったところにある洗面所で日焼け止めを塗っていると無性に気になってきました。>なまはげ で、坂を下って記念撮影することに。(^−^ヾ)
なまはげをバックに写真も撮れて、メットを被る。ふと、坂の上からなにやら叫び声が・・・。 見上げると、三人連れがこちらへ降りてくる様子。 一番左の男性が何やら叫んでいて、真ん中の女性が「やめなよー」みたいな感じに袖を引っ張ってる。 せっきぃ:「はて?」 左男性: 「○△□※☆?!」<-メット被ったのと、ダブロクの排気音でよく聞き取れない せっきぃ:ども〜、と会釈してみる。 左男性:「○△、かっこえぇ〜。」 <-どうやら、褒めてくれてるみたいです。 せっきぃ:いやいや、と会釈しつつ、発進。 左男性:「なんか言え、ゴラァ〜」<-発進した、ダブロク君に向かってきました(^−^;) おぉ、轢いちゃうとこだったかも??? と思いつつ、かかわりあうのもなんなんで、そのまま坂を登っていく せっきぃ&ダブロク。 「あー、朝からびっくりした。(^−^ヾ)」 前に来た時に入ったホテルの温泉まではまだまだ遠いのかな? と思いつつ走っていると、ものの数分で、 そのホテル前を通過。ありゃ、こんなに近くだったのか(^−^;;) ということは?? と思いつつ、男鹿水族館前のヘアピン下り坂を降りると戸賀湾に入ってきました。 「あっ、泊まった民宿ここだ!「三浦荘」っていったのか〜。」とバイクで初の1泊ツーに来た日のことを 思い出したり・・・。 「朝食の採れたてワカメ、うまかったなぁ♪(^−^)」 「帰りに、東北道でパトに捕まったなぁ・・・ (T−T)」 う゛・・・、執行猶予中だし、安全運転で行かねば・・・。
寒風山のクネクネ道と草原も捨てがたいのですが、今回は、なまはげラインを北に折れて、スルー。 また来る時のために、楽しみはとっておこうかと・・・。(^−^ヾ)
男鹿半島の付け根にある大潟村、ここは北海道気分が味わえます。 道東顔負けの直線道&広大な農地、延々と続く防風林。真っ平じゃなかったら北海道以上?? (干拓地なんで、平らなのは当たり前といえば当たり前なんですが・・・。)
そこのJAでちょいと給油。昨日夕陽に間に合わせるためにがんばってくれたダブロク君の健闘を称えて、 ハイオク満タン♪ 走り出すと何やらエンジンがちょいと静かになった気配。ハイオク、いいかも・・・。 北を目指していると、緑の看板に「八竜」の文字が。秋田自動車道?? こんなところまで延びてるんかい。 せっきぃのマップルには載ってません。でも無料だっていうので、隣の能代南まで載ってみる。こんな風に 高速道路全線無料になんないかな・・・。 更に北上を続け能代市街をクリア。しばし、やんちゃなバイクの兄ちゃんと並走。・・・別に並走したかったわけ ではないのだが、なんとなくペースがおんなじだった。(- -)生ガスが目に沁みる。 この辺りまで来ると、かの有名な世界遺産、白神山地の山並みがぐぐっと近づいてきます。五能線の電車とも 時々すれ違ったりして。 白神山地の観光地エリアの一つ、「二つ森」の青看が出ているけどスルー。 国道ワンオーワン(101)をどんどん北上。 「そういや朝飯まだだったな・・・。」 と、青森県にはいる直前、八森町の道の駅「はちもり」でちょいと休憩。 今日も相変わらず暑い、いや熱いか? バイクを降りた途端、汗が噴き出してくる。 道の駅で、海草ラーメンと餃子を注文。 「お冷が旨いな・・・。」と思ったら、「お殿水」という湧水がすぐ近くで湧いているそうな。
ツーリングマップルを眺めながら、ラーメンを食っていると、せっきぃの目に五能線のポスターが飛び込んできたの です。近づいて見てみると、「五能線 ○×△□〜☆※間にて」と書いてある。 ツーリングマップルを見てみると、「むむぅ、ここか??」 (--+ )立ち寄り決定。
さて、次のターゲットが決まれば、日本海シーサイドラインを北上再開です。 青森に入ってからは、途中のトンネルはあえて通らず、旧道を通ってみると・・・。 集落の中や、海沿い道はなんとも趣があり、トンネルでスルーしちまうのはもったえない。 茅葺屋根の現役な民家があったりして・・・。 「山の中ではたまに見かける茅葺屋根だけど、こんな海沿いで見たのは初めてだなぁ・・・。」 なんて思いながら通り過ぎる(今思えば写真に収めておけばよかったかな??)。それだけ海と山が近い白神山地 なんだろうか? しばらく走ると、ターゲットエリアに侵入。ここいらで、国道から脇道へと逸れる。 五能線の踏切を渡って、海沿い道に出ると、そりゃーもう、キレイなコバルトブルーの磯が続く、鏡のような日本海が 出迎えてくれました。 (T−T)道の駅にポスター張ってくれた人、感謝です。 まずは、海の家前にダブロクを停めて、「<- 賽の河原」と書いてある、崖上へと続く階段にアタック。 10分少々で賽の河原に到着なのでした。崖の上に、白い石が広がったなんとも物寂しげな風景。 海の事故で亡くなった少年の慰霊碑が建っていました。(-人-)南無南無。 「ここは、夏はとてもキレイだけど、冬は大変だね・・・。」 冬の季節にもまた来てみたいと思いました。
さて、賽の河原から戻ってくると、この猛暑の中、アップダウンの道を行き来したため、かなりの消耗。 海の家でカキ氷をイタダキ。そりゃもう、写真を撮る暇も無く、がっつきました(^−^ヾ)。 (-0- )〜♪ 体温が下がっていく〜。 海の家を後にし、岬の反対側へ回ると、入り江になっています。 良い感じ船着場があったのでふらふら〜と招き寄せられるがごとく、ダブロクをそちらに向かわせてしまったのが運の つき・・・。 ここは、「舗装道路->ダート(下り坂)-> 拳大〜頭大の石がごろごろするエリア -> 平らなコンクリートの船着場 」 となっていたのです。 ダートまで入ってしまったのですが、下り坂なうえに道幅は車一台分。(--;;;;) 目の前には、陸地と船着場の間に石を詰めただけのダブロクで走るには酷な路面?・・・道なのか?? 急坂のため後退不能。Uターン絶対無理。目の前はバイク入ったら石の間にタイヤが挟まりそうな危険地帯。 頭上からは、太陽がサンサンと照りつけ、汗がだらだらと流れてくる。 (T−T)うぉ〜、進退窮まった! どうする?? (案1)バイクを降りて、センタースタンドを立てて定置旋回。 (案2)そのまま突っ込む。 「ここまで来たら、後には退けん(ホントは、坂道でバイクから降りようとすると、倒しそうで恐いから)。」 目の前の石ゴロゴロエリアで、通過できそうなルートを頭の中でシミュレート。 「前輪さえハマらなければ、大丈夫なはず!!」 と自分に言い聞かせ、慎重にバイクを前に進めて、そのあとは一気に前進。 無事、コンクリートの平らなエリアに到達!! 安堵の中に、「戻る時はどうすんだ?」 との考えが過ぎるが、まあ今は、この船着場エリアを満喫しよう気持ちを切り 替えてみる。そんな中で、撮ったのが上・中央の写真です。 いや〜、泳ぎたかったなー (^−^ヾ)次回は海パン持参で…
「なんだろ?」 と思って先に行ってみると、ガゲの向こうさっきのカメラマンが三脚の上にカメラを据えてファインダーを睨んで います。せっきぃが顔を出すと、 「もうすぐ電車が通るんで、ちょっと避けてくださいー。」 とのこと。ささっと、避けてカメラマンの後ろに回ると、 「おぉ、まさにさっき道の駅で見たポスターのアングル!!」 「でも微妙に、違うような・・・。」 と、そこには、波に洗われる海へ突き出た岩場が・・・。 ( +-ー- )そこか・・・。 岩場をヒョイヒョイ(ヨロヨロ?)と渡って、突端まで進むせっきぃ。 「おぉ、このアングルだ!」 カメラを構えるとバッチリ良い感じです。 と、そこへ家族連れが。 せっきぃの立ち位置からは、カメラの視界に入らないのですが、カメラマンの兄さんのところでは入ってしまうらしく、 腕時計に目をやりながら、やきもきする兄さん。せっきぃには「どいて〜」と言えるけど、家族連れには言い辛そう。 たまりかねて、せっきぃが 「そこのお兄さんが、今から通る電車を写真に収めたいみたいなんで、少しの間だけどいてもらえませんか?」 いうと、家族連れの方々、快く避けてくれました。m(_ _)m すみません。 そのしばらく後、電車の音が聞こえてきたと思って、シャッターを押したのが右上の写真です。 トンネルから顔を出した電車が写ってるのがわかるでしょうか? (^−^ヾ)ちっちゃいけど。 電車が過ぎ去って、浜辺へ戻るとカメラマンの兄さんからお礼の言葉が。 (^−^ヾ)ぃぇぃぇ、どういたしまして。 船着場へ戻り、ダブロク発進準備。無事岩場をクリアできるか?? 万一に備えて、カメラは岩場の向こうにおいておき、ダブロクにまたがる。 今度は、登りなんで一気に岩場を通過。前輪がドウドウと脈動するも無事ダートな坂道まで到達できて、 ほっと一安心。メットを被って、カメラを積み込み、いざ、次の目的地、黄金崎不老不死温泉へ!! つづきは紙面も尽きてきたみたいなので、またらいしゅー(^−^)/~~~ ・・・ではなく、ちょいと長文になってしまったので、3日目(その2)へつづきまーす。(^−^ヾ)
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