HOME旅日記(レポ) > 2007年8月 東北一周ツー(3日目〜その2)

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 東北一周ツー ( '07/08/10〜18 )

  8月12日(日) 絶景津軽

というわけで、不老不死温泉到着! ( ̄O ̄; )はやっ
結局、白神山地の世界遺産エリアには近づかなかったのですが・・・。ここまで来て、ちょっともったえなかったかな?
でも、白神山地は、次の機会にそれだけを目的にじっくり巡ってみたいですね。
( ^−^)b 旅の楽しみは残しておいた方が良いよね。

早速、温泉の受付へ。まずは内風呂。
あぁ、やっぱり温泉より、水浴び(シャワー)の方がきもちいぃ・・・(^−^; )
なんて思いつつ、Tシャツを洗ってから露天風呂へ。

残念ながら? 混浴ではないのですが、外の脱衣所で服を脱いで、黄土色のお湯を湛えるひょうたん型の湯船に入ろうと、足を入れたら・・・・。
Σ( ̄0 ̄; )あちち・・・。
熱すぎて入れないっす。
そんなわけで、湯船の脇に座っていると、頭上からジリジリと太陽光線が降り注ぎ、肌に突き刺さるのがわかるぐらいに日差しが強い。
意を決して、湯船に浸かるも、1分もしないうちにギブアップ。
「秋か冬ぐらいに入るのがちょうど良いんですかね?」
なんて隣のおやっさんと話していると、大学生?らしき兄さんたちが3人ほど目の前の海へ。
なんか超、気持ち良さそうです。
で、せっきぃも真似して、海へ。
いやー、冷たくて気持ち良い。裸で海に入るのは生まれてはじめてかも?
なんて思っていると、後からまた続いて入ってくる人がちらほら。
ここは、ヌーディストビーチだったか??(笑)

最初は座って腰の深さぐらいのところにいたのですが、目の前の磯は少し先に行くと、深くなっています。
更に先へと進むせっきぃ(笑)。座って肩の深さぐらいのところまで来るともう、全身海水の中。
「あぁ、いい水加減? 今日は走らないで海水浴の方が良いのか〜」
なんて思ったり。
「さて、そろそろ内風呂に戻るか。」
と振り返りつつ立ち上がると、
「あ゛、女湯が丸見え・・・。」
不可抗力です。許してください〜(>_<)と退散しましたとさ。

ちなみに、温泉の湯船は撮影禁止だったのでこちらのWebサイトをどうぞ。
 不老ふ死温泉 公式HP
 秘境温泉 神秘の湯

公式ホムペ、今読んだら「お知らせ」に
「海辺の温泉にシャワー及びに機能的に十分な脱衣所が設置されていないとのご指摘をよくいただきますが・・・」
とあります。
「え〜、何も無いからいいんだよ〜。そんなの付けんでいいよ。内風呂があるじゃんか〜。」
と思うのですが、みなさんはいかがですか?

さて、黄金色のお湯を内風呂で満喫(内風呂はいい湯加減でした)して、水洗いして絞ったTシャツを羽織ってダブロクのもとへ。
隣でTR250(だった気がする)の兄さんが出発準備中。
今日は今から、白神山地へ向かうとのこと。
「白神山地ってダートらしいけど大丈夫?」
と聞くと、
「今は、随分舗装されてるし、ダートも走りやすいらしいですよ」
とのこと。
「そちらは?」
というので、
「これから、龍飛岬まで。」
というと、
「えぇ、これから龍飛岬までですか。けっこうありますよね。」
とのこと。
「ははは〜、そうなの?」
とちょっと不安になる(^−^;)
「では、お先に、お気をつけて」
と走り去っていくTR乗りさん。
(^−^)/~~ そちらもねー。

さて、強力な日差しで、早くもTシャツが乾いてしまいそう。さっさと出発せねば。
次の目標は十三湊。
深浦町の大間越街道(R101)を北上。時に14:00。
「こりゃ、今日中に下北半島入りは無理だな・・・。」
と思い、風合瀬(かそせ)の海岸あたりで、青森の東横インを予約。
「携帯電話ってすげーな。」
と改めて思う。
大混雑の千畳敷を抜け、鯵ヶ沢までやってくると、道路沿いの露店から焼きイカの香ばしい香りが〜(☆0☆)
でも、スルー。(^−^ヾ)
ここいらに「こめ米ロード(屏風山広域農道)への入り口があるはずなんだけど・・・。」
ときょろきょろしながら走っていると、前方に「めろんロード」と書かれた青看発見!
「ちと名前が違うが・・・」
と、思いつつ、そちらへ左折。
どうやら、’99マップルの「こめ米ロード」は「めろんロード」に名前が変わった気配。
背後に岩木山を眺めながら、まっすぐな道を北上します。

 めろんロードから南方を望む。 

どんどん北上し、車力村に入るころになると、道路は両側に防風(防砂?)林。
鯵ヶ沢から十三湊まで続く七里長浜からの風を遮る林の木は全て東側に傾いており、冬の日本海からの風の凄まじさを物語っていました。


十三湊付近にて。

樹が全て右(日本海側)から左へ傾いているのがわかるかな?

県道12号に合流して程なく、十三湖岸の十三を過ぎ中島が見えてきたところで休憩。
道路わき露店で、シジミ汁を頂きました♪
 十三湖に浮かぶ中島にかかる橋。
 歩いても、車でも渡れます。
 県道沿いの駐車場には、露店が並び、
 シジミ汁にしじみラーメンなどなどを
 販売 (*^−^*)うまそぅ
 看板娘のおねーちゃんがかわいかった
 からかどうか、因果関係は不明…?
 だが、「とさや」でシジミ汁をいただく。

 こんな感じのシジミ汁。
 塩味のスープにシジミのうまみが溶け出していて、
 海の味がする。うまい!
 腹が減っていたら、しじみラーメンいただきたかった・・・。
 このエキスで塩ラーメンってかなりうまそう・・・。
 お土産に、シジミの佃煮をゲット。
 お店のおねーちゃんが色々試食を持ってきてくれて、
 一番気に入ったヤツを購入(^−^♪)


海のエキスを満喫したところで、北上を再開しますか♪
小泊道(R339)に合流し、小泊の街を抜けると、小泊道は龍泊ラインと名を変え、日本海が間近に迫る海沿い道に。
( -ー-)b このルート選択、正解でしょう。左車線を駆けるダブロク、右車線より海が1車線分近い♪
海沿い道が上り坂となり山の中へ切れ込んでいくあたりに駐車スペースがあり、さっきまで走っていた権現崎までの展望が開けます。ここから観ると、
「おぉ〜、あんな海沿いのクネクネ道を走ってきたのか〜。」
と、自分のさっきまでの道程をトレース出来たり・・・。
 こんな感じに、走ってきた道をトレース。  崖下には、光を浴びて反射する波間と
 岩場のコントラストが美しい・・・。
 そんな眺めが広がっていました♪

うっし、今度は、上りのクネクネ道、行ってみますか。(^−^♪)上り坂のクネクネ道、大好きです。
龍泊ラインの眺瞰台へと続く上り坂は、いろは坂なんか色褪せてしまうよな、S字カーブが連続する上り坂。
道幅は十分広いけれど、急カーブがあったりして、クネクネ道が苦手な人は慎重にクリアしましょう。

・・・そして、峠付近の眺瞰台からは、今回のツーリングで1番と言っても過言ではない素晴らしい眺めが待っていて
くれました♪♪
 小泊から龍泊ラインを駆け上がって
 眺瞰台へ続々とバイクがやってくる。
 いろは坂なんて足元にも及ばない。
 ・・・と思えば、出発していくバイクも。
 向こうに見えるのは北海道の松前&
 亀田半島。
 眺瞰台の駐車場にて・・・。
 マリオセッキィ??(笑)
 (注:せっきぃ’sダブロクのサイドカバー
  はメッキに非ず。ブリス、恐るべし。 )
 
 では、駐車場から展望台までの階段。
 117段、いってみますか!

現在、登坂中・・・・・・・・・、暫くお待ち下さい m(_ _)m
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 ・・・・息を切らせつつ、117段を黙々と登るせっきぃ ・・・
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はぁはぁ、やっと着いた〜 \(@_@; ) <- 実際、運動不足で息を切らしながらあがってました(^−^;)

で、お約束? の眺瞰台360°ビューです。 (^−^ヾ) 横スクロールしてみてね。


ありゃ、今回のパノラマはなんか見づらいな・・・。
(^−^ヾ) じゃ、一番いいところを。
津軽半島が海峡へと沈む龍飛崎。
青い空に青い海の向こうに霞む対岸に見えるのは北海道の松前半島。

「ここは本当に日本か?」
と思うような、幻想的な風景に感動でした。
ファンタジーの世界に出てきてもいいような眺めかな?
( <- クリックすると、大サイズで表示します。)


 日が沈むまで眺めていたい風景だったけれど、そうもいかないので、出発することに。「こんなことなら、龍飛崎でキャン
 プが良かったか?」
 眺瞰台から龍飛崎へと続く坂道を下って行くと、程なく岬の突端へ。
 眺瞰台からの眺めがあんまり良かったもんだから、ちょっと、放心状態のせっきぃでした。
 だから、龍飛崎に行った感動はあまり無かったりして・・・(^−^ヾ)
 鳥瞰台を過ぎて程なく…。龍泊ラインは
 津軽海峡へと下って行きます。
 はい、ここが先っちょ。
 津軽半島の龍飛崎です♪
 海峡を船が行きます。
 漁船かな? 獲物はイカかな? それとも
 マグロかな? (゜-゜ ; )食べたいな
  龍飛崎。
  お約束?の階段国道。
     こんな標識も、ちゃっかり
     立ってます。(^−^; )
     たまには、自分も入れて
     記念撮影。ちと照れる(^−^ヾ)
  

階段国道で写真を撮っていると、岩手からやってきた一人旅の女の子に。
「写真とってくれますか〜。」
と頼まれる。
「いいですよ」といってEosKissを構えると。
「えっとこの、階段国道の白い看板が入るようにお願いしまーす。」
「あっ、それから、このバイク(<-俺のダブロクね )も。いかにも乗ってきました〜♪ みたいな感じで(笑)」
「はいはい、お安い御用です。」
「写真撮るの上手そうだから、安心です〜。」
「う゛、プレッシャー懸けないでくんないかな(苦笑)」
撮り終わってカメラを返すと、「ありがとうございました〜」と階段の方に駆けて行って。パシャパシャ。
おもむろに、近くにいた人に、「シャッター押してもらっていいですか〜」と頼んでいました。
なんとも、バイタリティー溢れる女の子でした。(^−^)

そしてせっきぃは・・・、ダブロクにまたがり一路青森市街へ。
三厩(みんまや)のR339を湾にそって南東へ。ガソリンがリザーブに切り替わったのだけれども、行く先々のガススタはもうみんな店仕舞い。現在、PM6:00をチョイト過ぎたところ。上の階段国道の写真は暗そうに見えるけど、実はまだ結構明るかったりする(夕陽もまだ照っている)。
「田舎は閉まるの早いからな〜 > ガススタ。」
・・・と、残量は多分大丈夫だろうけど、念のため海沿いをトレースして 高野崎に行くのは諦めて、県道14(津軽中山ライン)へショートカット。山深い道を前の車について、「のほほん」っと走り、蟹田でR280へ合流。左手には時折陸奥湾の眺め。
津軽半島の尾根へ沈む夕陽が今日もキレイでした。
そして夕暮れ時の靄に霞む田んぼの風景も・・・。

単調な道が続き、とっぷり日も暮れた頃。青森の街の灯が見えてきました♪
その中でも目立つ「東横イン」のブルーのネオン。
「東横インのいい所は、やっぱあれだね。場所が大体わかってれば、後はあの目立つネオンを目指して行けばいいところ。」
そんなことを考えながら、ライトアップされた八甲田丸や青森ベイブリッジに久々の再会をしつつ、青森駅前の宿に到着なのです。ホテルの前は、やたらとバイクで一杯っだったのにびっくり。
(^−^; )今日は日曜だから、会員だと割り引きだしな〜。

さて、フロントでチェックインしたら、エアコンで快適な室内へご案内〜。
速攻、シャワーで水浴びです。(^−^ヾ)

そして本日の感想!
 「津軽、凄すぎ! おみそれしました m(_ _)m 」 (^−^)b ホント感激だったよ

このペースだと、明日は下北一周できるか微妙だね、明日は朝イチでガソリン入れなきゃ。
m(__ )m Zzz・・・ 津軽三味線聴きたかった・・・次回はきっと・・・、むにゃむにゃ・・・。

4日目へ続きます!

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