まつりの特別展
2005.11.02 ←戻る  トップへ  次へ→
今月27日までの予定で「祭り万華鏡」という祭りの特別展が、茨城県立歴史館で開催されている。祭りは生活の文化であって、厳しい生活の中で生きる元気を与えるものである。忘れがちな自然に対する感謝の気持ちを、思い起こす人も多いと思う。
10/10当ブログに「かな書展」の源氏物語のかな文字を紹介した。今回の歴史館展示で、文学にみる年中行事として「源氏物語」「枕草子」「土佐日記」「徒然草」などが展示されている。
「源氏物語」の39巻夕霧の章にある「13夜」の描写を紹介している。
“・・あはれなる空を眺めて、十三日の月、いと、花やかにさし出でぬれば、・・”
展示の「源氏物語」は國學院大學図書館所蔵品で、かな文字の美しさを見ることができる。

写真は、茨城県立歴史館玄関前から見た、敷地内のケヤキの紅葉である。木の向こうには、ここに移設された旧水海道小学校本館が枝の下から見える。近くの小学校からであろうか、児童たちがスケッチをしている。