インフルエンザ予防注射/河原子海岸
2005.12.15 ←戻る  トップへ  次へ→
今日、インフルエンザの予防注射を打った。注射の前に待合室にあった小冊子をめくっていると、日本で初めて女医になった記事があった。
日本で初めて女医になった人は荻野吟子(おぎのぎんこ)さんという。嘉永4年(1851年)に生まれ明治17年(1884年)に女性の医師試験受験が認められ、その時に女医となった。由緒ある家に生まれ、結婚したが離縁され、夫から病気をうつされたあとだった。東京の病院で治療したが女性としての屈辱を受け、女性の医師を目指したそうだ。
予防注射の前に医師による問診がある。注射前問診で名を呼ばれると女医さんであった。
その病院の見晴らし場から河原子海岸の写真を撮った。冬の海水浴場には人はいない。海岸線に沿って道路がある。海に張り出している部分に、公衆トイレの建物が道路沿いにある。幕末、鎖国の日本に外国船が頻繁に来るようになった。水戸藩は海防に注力し、写真の先端のあたりには大砲を設置した。そこは河原子台場といわれている。