07/10/07 日立ライフ杯 オープニング大会

日時:2007年10月7日(日)AM8:30〜
大会名:日立ライフ杯 オープニング大会
会場:フットサルグリーンひたち
参加チーム数:12

試合記録

予選L第1戦
NÖVO MENTE 4 1-0
3-0
0 チーム駒王
チーム駒王得点(前半)無し
(後半)無し
予選L第2戦
チーム駒王 3 3-0
0-1
1 澤登のモデルハンスに太田はん
チーム駒王得点(前半)コッキ2、ウザワ1
(後半)無し
決勝T準決勝
チーム駒王 0 0-3
0-3
6 綿引FC
チーム駒王得点(前半)無し
(後半)無し

試合レポート

「フットサルグリーンひたち」オープンを記念しての大会がこの日幕を開けた。日立市内を中心とした各地域から、我こそが初代チャンピオンの座に…!という意気込みを持った強烈な猛者達がここに集結した。砂もまばらな真新しいピッチ上では、オープニングセレモニーが盛大に行なわれた。と言っても大会本部の声が小さくて、何を喋っているのかわからないその雰囲気では、さすがの猛者達もじっとしてなどいられなかった。さて、チーム駒王サイドでは、当日ウミノが急遽来れなくなり、それぞれが多少の不安を心の中に抱いていたのであった。

第1試合、NÖVO MENTE戦。完成したばかりの新ユニフォームで颯爽とピッチに乗り込んだ我々だったが、相手のうまさの前に気持ちはだんだんとしぼんでいった。スタートはララ、コッキ、フミナリ、テツ、GKにウザワという布陣で臨んだ。前大会の良かったイメージを持ちつつ試合に入るも、相手の前線からのプレッシャーが鋭くて、後ろからのパスの組み立てが思うようにいかず、パスが通った後の動きも完全に読まれて、中盤から先になかなか進めない。カウンターからララのドリブル突破で数少ない決定的チャンスを得るも、相手GKの警告を受けることも辞さない危険なファールで潰されてしまう。ゴール前でもらったせっかくのFKのチャンスも放ったシュートは壁に阻まれ押し込むことができず、次第に相手の攻撃の厚みが増すにつれて駒王は全員守備の形にならざるをえなくなっていった。そんな中、GKウザワのセービングによる弾き球を相手選手がダイレクトボレー。強烈なシュートが駒王ゴールに突き刺さった。それでも前半の失点をこの1点のみに押さえ、後半に望みを繋いだ。しかし、後半開始早々相手に2点目の追加点を奪われるとそこで気持ちが切れてしまったのか、相手のパス回し、テクニック、シュートと、全ての面でついていけず、次々に失点を重ねてしまう結果となった。唯一の相手の穴ともいうべきGKのミスを突いてゴールを狙うも結局は点に結びつかず、4-0で初戦を落とした。相手チームに対して何よりうまいと思ったのは、ポジションが常に流動していたことだ。ディフェンス・オフェンスのポジションの固定がなく、どの選手も前線に入り込んでくるし、かといって守備が疎かになるわけでもない。まさしくフットサルをやる上での理想的な形を、まざまざと見せつけられたのであった。

第2試合、澤登のモデルハンスに太田はん戦。先ほどの試合とは打って変わって、戦いやすい相手だった。前半開始早々コッキが先制点を挙げると、この試合でオフェンスの位置に入ったウザワがサイドから中に切り込んで追加点。その後も駒王ペースで試合は進み、コッキが強烈なシュートで3点目を奪って前半を終えた。後半は、フィールドにウザワ、オオガネ、テツ、クボ、GKにコッキという布陣で臨んだ。経験の浅いこの組み合わせではもちろんうまくいかず、攻撃でも守備でもバランスという部分が崩壊していた。おまけに疲れてきても誰も交代しようとせず、半ば惰性のまま試合は終わった。せっかくベンチに人がいるのだから、疲れで思うようなプレーが出来ていないと感じたら交代する。交代のタイミングはベンチからの声を待つのではなくピッチ上の選手自身が判断する。という原則をきちんと持って、試合に臨む必要があると思った。

決勝トーナメント第1試合、綿引FC戦。来れない予定だったウミノがこの試合の直前に駆けつけ、ララ、ウミノ、フミナリ、コッキ、GKウザワの布陣で臨んだ前半開始早々、相手のセンタリングのクリアボールをダイレクトで振り抜かれ早くも失点。息つく暇もなく、ミドルの位置から再び打たれたシュートは、足を出しているのにも関わらずボールは全く触れないまま、駒王ゴールに突き刺さった。ウミノとララの攻撃も相手の強靭な肉体とディフェンスに阻まれてなかなかチャンスを作れず、ファールだけが増えていった。そしてとうとう累積4つ目のファールを取られ、相手に第2PKを与える結果に。相手キッカーは強烈なキックでブレ球を繰り出し、3点目を奪われた。後半に入っても、相手の強力なパワーの前になかなか打開策が見つからず、イライラだけが募っていった。累積ファール4つ目以降は即第2PKというルールが適用され、ファールを取られる度に相手に第2PKのチャンスを与えた。後半の3失点は全て第2PKからのもので、とにかく相手のシュートのパワーと精度が高く、GKウザワもただ見送ることしかできなかった。結果は6-0で敗退。力と技を兼ね備えた綿引兄弟が、かの有名な兄弟にダブって仕方なかった。

前大会で手応えを掴んだ駒王だったが、勝田で戦っていた時には出会うことのなかった猛者達の前に、その自身もろとも砕かれたのであった。世の中には自分達の知らない強い奴らがたくさんいる。次のステップに進むためにはこのレベルの相手に慣れて、打ち負かせるだけの実力を付けていくしかない。そのために自分達には何が足りないか、それを補うためには何をすればいいか、次回の大会までにそれぞれが考え行動する必要がありそうだ。

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