日時:2008年6月15日(日)AM9:00〜
大会名:グリーンカップ
会場:フットサルグリーンかつた
参加チーム数:10
予選L第1戦 | |||||||
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チーム駒王 | 5 | 〔 | 2-1 3-0 |
〕 | 1 | RENOVA | |
チーム駒王得点(前半)ウミノ1、ララ1 (後半)ララ2、ウミノ1 |
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予選L第2戦 | |||||||
チーム駒王 | 4 | 〔 | 2-0 2-1 |
〕 | 1 | 勝田レイトゥル | |
チーム駒王得点(前半)ウミノ1、ウザワ1 (後半)シオヤ1、ララ1 |
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予選L第3戦 | |||||||
SPARK☆ | 3 | 〔 | 1-1 2-0 |
〕 | 1 | チーム駒王 | |
チーム駒王得点(前半)コッキ1 (後半)無し |
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予選L第4戦 | |||||||
チーム駒王 | 3 | 〔 | 1-1 2-0 |
〕 | 1 | インスタント | |
チーム駒王得点(前半)ウミノ1 (後半)ララ1、ウミノ1 |
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決勝T準決勝 | |||||||
チーム匠 | 6 | 〔 | 2-1 4-0 |
〕 | 1 | チーム駒王 | |
チーム駒王得点(前半)コッキ1 (後半)無し |
前大会で確かな手ごたえを掴んだ駒王。今大会目指すは昨年9月以来の決勝T進出である。
予選リーグ第1戦、対RENOVA戦。前半開始早々ウミノが先制点を決めると、続いてララが得意の前線からのプレスで相手のクリアミスを誘い2点目を奪った。守備面では最終ラインからのパスミスからカウンターを受け失点を許したものの、全体としては安定していた。後半に入っても、ウミノとララを中心とした攻撃で得点を重ね、5-1で勝利した。初戦としては非常に良い形で終えることができた。
予選リーグ第2戦、対勝田レイトゥル戦。相手は全員18歳という若いチームで、勢いがあった。何度かその勢いに危ぶまれるシーンもあったが、全員が守備に高い意識を持ち、決定機を容易に作らせなかった。前半も中盤に差し掛かったところ、ウミノが先制点をしっかりと決め、チームを盛り上げた。続いて、前線で張っていたウザワにフリーでボールが渡ると、キーパーとの1対1を触れられながらもねじ込んで追加点を奪った。この日も彼はしっかりと仕事をして見せた。後半に入っても相手の勢いは衰えず、駒王に若干の疲れの色が出始めると、一瞬の隙を突かれてとうとう失点を許した。いつもならこのままズルズルと失点を重ねてしまう駒王であったが、この日は違っていた。気持ちをすぐに切り替え、再び積極的に相手に攻撃を仕掛けていった。右サイドを切り込んだコッキがセンタリングを上げると、ボールは相手の間をすり抜け、逆サイドに走り込んだシオヤの前へ。これを体で押し込んで3点目のゴールを挙げた。さらに攻撃は続き、フミナリ→ウミノ→ララ→コッキ→ララと繋いで4点目のゴール。このゴールの流れは非常に良かった。結果、4-1の勝利で試合を終えた。
予選リーグ第3戦、対SPARK☆戦。前半開始3分、コッキが前線からのプレスでボールを奪うと、キーパーとの1対1を難なく決めて先制点。その後もテツが裏のスペースにうまく走り込んで決定機を作ったりしたが、追加点をなかなか奪うことはできなかった。守備面ではこの日も悪いクセが出て、ボールに集まってしまったが為に逆サイドの選手をフリーにし、そこから失点した。1-1の同点で迎えた後半、集中力を欠くプレーが目立ち、チームは苛立った。左サイドから作った決定機を逃すと、中央からのミドル、不用意なドリブルのミスからのカウンター等で2失点。悪い流れを断ち切ることができず、3-1で敗戦した。
予選リーグ第4戦、対インスタント戦。前半開始間もなく、コッキがドリブルで右サイドを深く切り込むと、そこからマイナス気味にパス、裏で待っていたウミノがダイレクトで合わせて先制のゴールを決めた。その後拮抗した試合展開が続くも、前半終了間際に不用意なドリブルのミスからカウンターを受け失点、1-1の同点で前半を折り返した。そして迎えた後半、素晴らしいゴールが生まれた。右サイドでパスを受けたコッキが、ディフェンスの頭上を越えるループパスをゴール前に送り、走りこんだララがワントラップしてシュート。逆転のゴールを決めた。このゴールでチームは盛り上がった。その数分後にはウミノが「ヨッシャ!」と言葉を漏らすほどのミドルシュートを豪快に突き刺し、3-1で勝利を収めた。グループリーグを3勝1敗で終えた駒王は、2位通過で決勝トーナメント進出を決めた。
決勝トーナメント準決勝、対チーム匠戦。試合開始までに2時間近い間があったほか、暑さと試合数による疲れで、良い入り方ができなかった。前半はスローペースに進み、途中相手のダイナモをケガで退場させてしまうなどのアクシデントもあったが、全体としては落ち着いていた。2点を失った後、右サイドのコーナーキックからパスを回して逆サイドのコッキへ。角度のないところからゴールを決めて1点を返した。1点差で迎えた後半、次第にペースは相手のものになっていった。相手は体の大きい選手ばかりで、インターセプトを狙うも懐が広くてボールを奪えず、カウンターを仕掛けることができなかった。パス回しからの崩しも通用せず、一旦相手にボールが回るとシュートまで持っていかれてしまう場面が多かった。駒王の攻撃パターンを封じられ、守備も防戦一方、ミスも重なりあっという間に4失点。6-1で敗退した。でかくて強い相手に駒王は弱い。真っ向勝負を挑んでも勝てない、こういう相手との戦い方を自分達で見つけるほかないだろう。
今大会はパス回しからの攻撃が数多く見られ、それが得点にも繋がったことで、チームに勢いがついた。最近は失敗に失敗を重ねる負けパターンが目立っていたが、今回は逆に良いプレーを重ねることで勝ちパターンに持っていくことができていたように思う。今後もチームの連携に磨きをかけ、個人の課題も少しずつ克服しながら、前に進んでいこう。