日時:2008年8月24日(日)AM9:00〜
大会名:日立ライフ杯記念大会 予選会(C組)
会場:フットサルグリーンひたち
参加チーム数:8
予選L第1戦 | |||||||
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ゴングロ | 4 | 〔 | 1-2 3-0 |
〕 | 2 | チーム駒王 | |
チーム駒王得点(前半)ララ1、フミナリ1 (後半)無し |
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予選L第2戦 | |||||||
チーム駒王 | 5 | 〔 | 3-1 2-0 |
〕 | 1 | FC NICHIKON | |
チーム駒王得点(前半)ウザワ1、フミナリ2 (後半)クボデラ1、ウザワ1 |
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予選L第3戦 | |||||||
チーム駒王 | 3 | 〔 | 0-1 3-1 |
〕 | 2 | リンカーン | |
チーム駒王得点(前半)無し (後半)ララ2、ウミノ1 |
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決勝T準決勝 | |||||||
チーム駒王 | 3 | 〔 | 0-2 3-1 2 PK 0 |
〕 | 3 | FCカトー | |
チーム駒王得点(前半)無し (後半)ウミノ3 |
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決勝T決勝 | |||||||
ゴングロ | 3 | 〔 | 2-0 1-0 |
〕 | 0 | チーム駒王 | |
チーム駒王得点(前半)無し (後半)無し |
大会本戦に進めるのは、今予選会に参加した全8チームのうちの1チームのみ。たった1枚の切符を懸けて、猛者達と凌ぎを削る戦いが始まった。
予選リーグ第1戦、対ゴングロ戦。今回で4度目の対戦となった。前半は互いにエンジンが掛かりきっておらず、ゆっくりとしたゲーム展開。そんな中、ララが前線からプレッシャーをかけてボールを奪うと、GKとの1対1を確実に決めて先制点。続いて、前線に抜け出したフミナリがウミノからのパスを受けると、GKとの1対1をしっかりと決めて追加点。その後相手に1点返されてしまったものの、2-1の無難な立ち上がりで前半を終えた。だが、後半に入ると徐々にほころびが見え始め、さらにメンバーの交代によって攻守のバランスが崩れて、3失点。得点の形もなかなか作れず、逆転負けを喫した。
予選リーグ第2戦、対FC NICHIKON戦。相手の前評判を耳にし、軽い気持ちで臨んだ前半であったが、それが仇となって先制点を奪われてしまった。その後は気持ちを入れ替えて、フミナリがミドルから1点を決め同点に追いつくと、ウザワがサイドから切り込んでシュートを放ち逆転のゴール。さらにウザワからの折り返しのボールをフミナリがダイレクトで合わせて追加点、3-1のスコアで前半を終えた。後半に入っても駒王のペースで試合は進み、再三チャンスの場面を作った。クボデラに5得点という厳しいノルマが課せられたが、それが変にプレッシャーとなったのか、ララからのパスを受けてトゥーで決めた1点のみに終わった。そんな中、交代して再びピッチに現れたウザワがファーストタッチでこの試合2点目のゴール。彼の仕事人っぷりには驚嘆させられた。難なく5-1で勝利を得た。
予選リーグ第3戦、対リンカーン戦。前半は攻撃が噛み合わず無得点、守備の不意を突かれて1失点。まだ慌てる時間じゃない、そう鼓舞して臨んだ後半、ララがようやくGKのインを抜くシュートを決めて同点に追いついた。さらにウザワからのゴールスローをララがダイレクトで合わせて逆転のゴール。だが安心していたのもつかの間、相手に同点のゴールを奪われ、どっちに転ぶかわからない試合展開となった。そうして迎えた試合終了間際、眠れる黒豹ウミノがようやく目を覚まし、右サイドからゴール上段隅に逆転のゴールを突き刺した。ギリギリのところでなんとか3-2で勝利を得て、予選リーグを2位で通過した。
決勝トーナメント準決勝、対FCカトー戦。相手はかなりの強豪という前評判から一筋縄ではいかないことは目に見えていたが、まあ戸愚呂のグラサンくらいは壊してみせるわ、と言った浦飯のような気持ちで試合に臨んだ。前半はさすがに前評判通りといった感じで、相手に押し込まれる場面が多々あった。守備に回る時間が長くなる中、試行錯誤をしているうちに相手の弱点に気付き始めた。ディフェンスラインを高く保っているため、中盤でのパスが通りにくかったのだが、その裏には大きなスペースが空いていたのだ。2-0でリードされて迎えた後半、インターセプトから中央を抜け出したフミナリがドリブルで持ち込むと、右サイドで待っていたウミノにパス、ワントラップから1点を決めた。さらにカウンターからウミノがドリブルで持ち込んで、同点に追いつくゴールを決めた。守備では全員で声をかけながら、交代時にもバランスが崩れないように気をつけながら、我慢の時間帯をしのいだ。だが、悔しくも一瞬の隙を突かれて逆転のゴールを許し、3-2とされてしまった。体力的にも気持ち的にも切れてしまいそうなくらいに苦しい試合展開であったが、諦めることはしなかった。審判が試合終了のホイッスルを吹こうと時計を見た頃、インターセプトからのこぼれ球が左サイドで待っていたウミノに繋がると、後から追いかける相手選手を寄せ付けないスピードで一直線にゴールへと向かっていった。頼む、決まってくれ、もう俺達に戦う力は残っていない…。そして放たれたシュートは、ゴール上段隅に突き刺さった。ヨッシャー!土壇場で3-3の同点に追いつき、同時に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
そして、勝負の決着はPK戦へともつれ込んだ。先攻は駒王。助っ人クボデラが右サイドに確実に決め、1点のリード。後攻の相手のシュートは左ポストに当って外れた。続いて2本目、駒王のキッカーは助っ人ユウキ。こちらも右サイドに確実に決めて、2点のリード。後攻の相手が放った2本目のシュートはGKウザワの真正面に飛び、これを弾いてスコアを2-0とし、PK戦を制した。勝った!勝ったぞ!!っしゃー!!!…しかし、この試合で山王戦並みに燃え尽きた駒王は、決勝戦を目の前にして果たして戦い抜けるかどうか、不安な気持ちに包まれた。
決勝トーナメント決勝、対ゴングロ戦。本日2度目、そして通算5度目の対戦となった。この対戦は宿命というべきか。とにかくここを超えない限り優勝はない。前半は無難な試合展開であったが、相手ドリブラーにディフェンスラインを掻い潜られて2失点を喫した。後半に入ると、開始早々パスミスからカウンターを食らい1失点。その後試合は拮抗し、互いに一進一退の攻防を繰り返した。しかし、ウミノが再三シュートを放つも相手GKに阻まれ、テツに訪れた決定機も決めきることができず、スコア3-0で敗れた。決勝の舞台は、思いのほか厳しかった。
今回は目標だった決勝の舞台に進むことができ、それなりの達成感があったと思う。なにより準決勝の粘り勝ちが嬉しかった。最後まで諦めない精神力とチームワークを持って、みんなの力で掴み取った勝利だと思う。反省点もいくつか見られたが、それらを次回に活かせるようにしっかりと記憶に留めて、頑張っていこう。