日時:2009年5月17日(日)AM9:30〜
大会名:日立ライフ杯
会場:フットサルグリーンひたち
参加チーム数:10
予選L第1戦 | |||||||
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チーム駒王 | 6 | 〔 | 4-1 2-1 |
〕 | 2 | 柳生運送 | |
チーム駒王得点(前半)ウミノ2、オオガネ1、フミナリ1 (後半)テツ2 |
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予選L第2戦 | |||||||
チーム駒王 | 5 | 〔 | 1-1 4-1 |
〕 | 2 | beR gioco | |
チーム駒王得点(前半)オオガネ1 (後半)ウミノ3、ララ1 |
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予選L第3戦 | |||||||
チーム駒王 | 2 | 〔 | 1-0 1-1 |
〕 | 1 | ゴングロ | |
チーム駒王得点(前半)コッキ1 (後半)ララ1 |
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予選L第4戦 | |||||||
河合楽器サッカー部 | 2 | 〔 | 2-0 0-1 |
〕 | 1 | チーム駒王 | |
チーム駒王得点(前半)無し (後半)ウミノ1 |
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決勝T準決勝 | |||||||
ひまわりぐみ | 5 | 〔 | 4-1 1-2 |
〕 | 3 | チーム駒王 | |
チーム駒王得点(前半)オオガネ1 (後半)ララ1、ウミノ1 |
駒王の主砲ウミノがようやくピッチに帰ってきた。チーム駒王メンバーも一同に集結、さらには期待の新星、コウダ君も参加。メンバーに抜かりなし、いざ、出陣じゃ!
予選リーグ第1戦、対柳生運送戦。駒王キックオフで試合が始まると、相手にボールを一度も触れさせないまま、ゴール前のウミノへとパスを回し、そこから右足のトゥーキックシュートであっさり先制点。あまりの幸先の良さに少し戸惑いを覚えたが、そんなことは取るに足らなかった。続いてララの右サイドからのシュートのこぼれ球にオオガネが反応し、キーパーに一度は弾かれるも詰めて追加点。さらにフミナリとウミノでカウンターを仕掛け、ゴール前でラストパスを受けたフミナリがダイレクトで合わせてゴール。手薄になった守備を突かれ1点を失うも、ララが右サイドをドリブル突破して、中にいたウミノに合わせゴール。前半を終えて4-1という上々の滑り出しとなった。後半に入っても駒王の勢いは衰えない。期待の新星コウダ君が左サイドをドリブル突破で駆け上がり、深い位置から中へとパス。そのボールめがけて走り込んだテツが、ソックスを破りながらのスライディングシュートでゴールに押し込んだ。このゴールの流れを見ていたララは「素晴らしい、まるでロッペンじゃないか…!」と驚嘆していた。その後1点返されるも、ウミノの左足を振り抜いた強烈なシュートがテツに当たってゴールするなどして、初戦を6-2の勝利で飾った。
予選リーグ第2戦、対beR gioco戦。前半開始早々、ララの左サイドのドリブル突破から中のオオガネへと折り返して先制のゴール。その後相手に再三決定的な場面を作られるも、ウザワが好セーブを連発。ギリギリのところで失点を免れていた駒王だったが、不運にもペナルティエリア内でハンドを取られ、PKを与えてしまう。さすがのウザワもこれは止めることができず、失点してしまった。1-1の同点で折り返した後半、代わって入ったウミノが3連弾。まず、コウダ君とのワンツーから左足を振り抜いて1発。続いて、中央のドリブル突破から左足を振り抜いて2発。そして、シュートフェイントで相手をかわし右足を振り抜いて3発。一気に試合の流れを引き寄せた。さらにララが左サイドの突破から、相手DFをコロバシ屋し、落ち着いて相手GKの股下を抜きゴール。試合を決定付けた。後半も危ない場面はあったものの1失点に抑え、5-2で勝利を収めた。
初戦から2連勝。しかし、この後は宿敵ゴングロ、その後には連戦での試合が控えている。グループリーグ突破の為には4戦目に照準を絞り、確実に1勝を取りに行くのが得策ではないか。至極全うに見受けられるこの意見に対し、「次も勝って、その次も勝てばいいじゃん。何弱気になってんだよ。」と、オオガネが一喝。駒王の若獅子は、精神面においてもタフになっていた。
予選リーグ第3戦、対ゴングロ戦。相手のスロースタートに惑わされることなく攻撃を仕掛け、コーナー付近から放ったウミノのシュートのこぼれ球をコッキが詰めて先制のゴール。しかし、その後は相手GKの好セーブに阻まれなかなか得点ができない。「希に見る好GKだ。体勢を崩していたのにも関わらず、俺のシュートに反応するとは…。」と、ウミノが語っていた。前半を1-0のリードで終え、迎えた後半。前線からプレスをかけていたララが、相手のキックインをカットし、そのままゴールへと流し込んで追加点を奪った。このゴールで相手チームに危機感が生まれ、次第に試合は熱くなっていった。そうこうしているうちに、一瞬の隙を突かれ失点を許し、フミナリとコッキのファールでさらに火を点けてしまった。相手GKのパワープレーや直接フリーキックなど、危ない場面があったものの、運よく枠を外れたりウザワの好セーブが光ったりして、2-1の勝利で試合を終えた。7戦目にして、ようやくの初勝利。後半荒くなってしまった点は反省しなければならないが、勝利を掴んだことは事実。この勢いで、グループリーグを全勝するぞ!
予選リーグ第4戦、対河合楽器サッカー部戦。この試合、ウザワがフィールドに入り、前半のGKをフミナリ、後半のGKをララが務めることとなった。前半、再三攻め続けるもなかなか得点できず、その間に相手の猪突猛進とミドルにやられて2失点。後半に入ってもなかなか得点を奪うことができず、ようやくウミノがゴール前の折り返しのボールにダイレクトで合わせて1点を返した。その後も幾度となくチャンスを作るが得点には結びつかず、ミックスチームに対する戦いづらさなども重なり、焦りとイライラから雑なプレーが目立つようになった。結局1点しか得点を奪うことができず、2-1でまさかの敗戦となった。ここまで3連勝と良い流れで来ていただけに、なんとも勿体ない結果となった。3勝1敗となり、得失点差でゴングロに抜かれた駒王は、2位通過で決勝トーナメントへと駒を進めた。
決勝トーナメント準決勝、対ひまわりぐみ戦。エンジンがかからないうちに失点を重ね、立ち上がりの悪さが露呈した。その後相手の隙を突いてカウンターを仕掛けるも失敗し、逆にカウンター返しされてさらに失点を重ねる結果となった。それでも前半終了間際、ララの前線でのカットから中央にいたオオガネへと繋ぎ、そこからドリブルで持ち込んでゴールへとねじ込んだ。若獅子の闘志溢れるこのゴールで1点を返し、後半へと望みを繋いだ。そして迎えた後半開始早々、左サイドで相手二人に囲まれたウミノが、ボールをふわっと浮かせて中へと放り込み、このボールに反応したララがダイレクトで合わせて、相手GKの頭上を越えるループシュートを決めた。その後1点返されるも、駒王の勢いは止まらず、ララの右サイドの突破から左サイドにいたウミノへと繋いでゴールを挙げた。さらにウミノのドリブル突破から中央に走り込んだテツへとパスを送るもゴールならず、その他何度か訪れた決定機も決めきれないまま、試合は終了。前半立ち上がりの失点も響き、5-3で敗戦した。課題の残る結果となった。
久しぶりに駒王メンバーが全員揃い、宿敵ゴングロ戦の勝利、決勝トーナメントへの進出など、一定の成果を得ることができた。駒王はまだまだやれる、もっと強くなれる、そんな明るい希望を見出すことができた大会となったのではないだろうか。ただ、落とすべきでない試合を落としたり、振り返ってみてもっとやれたと思う試合があったりする。そういった悔しい反省を忘れずに、次こそは決勝の舞台に上がれるように、そして、そこでの勝利を目指して、頑張っていこう。