日時:2009年7月12日(日)AM10:00〜
大会名:ビギナーカップ
会場:フットサルグリーンかつた
参加チーム数:12
予選L第1戦 | |||||||
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チーム駒王 | 5 | 〔 | 4-2 1-2 |
〕 | 4 | ボンズ | |
チーム駒王得点(前半)オオガネ2、フミナリ1、ウミノ1 (後半)テツ1 |
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予選L第2戦 | |||||||
チーム駒王 | 2 | 〔 | 1-0 1-2 |
〕 | 2 | FCR | |
チーム駒王得点(前半)ララ1 (後半)ウミノ1 |
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決勝T準々決勝 | |||||||
チーム駒王 | 6 | 〔 | 2-0 4-0 |
〕 | 0 | MRC | |
チーム駒王得点(前半)ウミノ1、フミナリ1 (後半)オオガネ1、テツ1、ウミノ1、オウンゴール1 |
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決勝T準決勝 | |||||||
チーム駒王 | 5 | 〔 | 4-1 1-1 |
〕 | 2 | IZUMIYA | |
チーム駒王得点(前半)ウミノ2、フミナリ1、コウダ君1 (後半)ウミノ1 |
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決勝T決勝 | |||||||
チーム駒王 | 4 | 〔 | 1-0 3-1 |
〕 | 1 | FCR | |
チーム駒王得点(前半)オオガネ1 (後半)ウミノ3 |
前回の大会で最下位という屈辱を味わった駒王。助っ人にコウダ君、初参加となるコバを召集し、頂点を目指した戦いが幕を開けた。
予選リーグ第1戦、対ボンズ戦。前半開始早々、右サイドでボールを受けたオオガネが右足を振り抜き、先制のゴールを決めた。続いて右サイドでキックインを受けたフミナリがゴール前へと持ち込んでシュート、追加点を奪った。それから間もなく、ゴール前に走り込んだオオガネがフリーでボールを受けると、GKとの1対1を決めて3点目のゴール。流れは止まらず、ウミノがゴール前付近でマルセイユルーレットならぬウミノルーレットで相手DFをかわしてシュート、4点目のゴールを突き刺した。一方、守備面では満身創痍の身であるララがGKとして奮闘、2失点とまずまずの立ち上がりで前半を終えた。メンバーを入れ替えて臨んだ後半、ちょっとしたバランスの崩れから流れは次第に相手へと傾き、守備に回る場面が多くなった。ミドルから失点して1点差に詰め寄られるも、フミナリのシュートのこぼれ球をテツが押し込み、再び2点のリードとした。その後コーナーキックのもつれから失点してまたも点差は1となるも、なんとかこのリードを守り抜き、5-4で辛くも勝利した。
予選リーグ第2戦、対FCR戦。この試合からララがフィールドに、コバがGKのポジションに入った。前半開始早々、ララが右サイドから中央へと切り込みながら左足でシュート、先制のゴールを決めた。その後は互いに拮抗し、共に決定力を欠いて点数には繋がらず、1-0のまま前半を終えた。後半に入り、ウミノが右サイドからボールを流し込んで追加点を奪うも、ベンチの厚さで上回る相手に次第にペースを握られて、駒王の守備・攻撃のバランスがいよいよ崩れ始めた。そしてとうとう相手の勢いに押されて2失点。2-2の同点に追いつかれてしまった。しかしその後は、相手のミスに助けられるなどしてこれ以上の失点を免れ、2-2の引き分けで試合を終えた。
ギリギリのところで踏ん張って1勝1分とした駒王は、予選リーグ1位通過で決勝トーナメントへと駒を進めた。2位通過のFCRが2分、3位のボンズが1分1敗だったから、予選突破は実際のところ結構キワどかった。
決勝トーナメント準々決勝、対MRC戦。前半の立ち上がり、ウミノが早々と先制点を決めた。続いてゴール前の空いたスペースに走り込んだフミナリへ、コウダ君が絶妙なロングパス。これをワントラップしてシュート、追加点を奪った。2-0で折り返した後半、ウミノが前半に引き続いて追加点を奪い、さらには強烈なシュートを放って相手GKのオウンゴールを誘った。その後は一方的な試合展開となり、代わって入ったオオガネがドリブルで持ち込んでのトゥーキックシュートを決めて、得点を重ねた。若獅子はこれで4大会連続3得点を達成した。最後にオオガネのシュートのこぼれ球をテツが詰めてダメ押しのゴールを奪い、6-0で勝利を収めた。フットサル大会での失点0の完封勝利はさかのぼること07年8月以来である。それだけ無失点というのは難しいのか、はたまたいつも隙があるのか、何とも言えないところである。
決勝トーナメント準決勝、対IZUMIYA戦。チーム名は変わっているが、今年4月に敢闘賞目前で敗れたクシケイシFCと同じメンバーであり、事実上のリベンジマッチとなった。前半始まってすぐ、不用意なパスミスから、先制点を奪われてしまった。気を引き締め直して、ウミノが立て続けに2ゴールを決めて逆転すると、左サイドをドリブル突破したフミナリが追加点を決めて3-1とした。さらに右サイドを突破したウミノから中へと走り込んだコウダ君にパス、これをダイレクトで決めて、前半を4-1で折り返した。後半に入ると、相手はミドルシュートやロングボールを中心とした攻撃を仕掛けてきて、対応の遅れから失点を喫した。このゴールをきっかけに相手は盛り返したが、徹底した守備とGKコバのナイスセーブでそれらの攻撃をしのいだ。そして、左コーナー付近の角度がないところからウミノが強烈なシュートを突き刺して、盛り上がった相手の戦意を一気に喪失させた。そのまま試合は流れ、5-2で勝利。リベンジを果たし、決勝の舞台へと進んだ。
決勝トーナメント決勝、対FCR戦。奇しくも予選リーグで引き分けた相手との再戦となった。前半は互いに拮抗し、押しつ押されつの戦いとなった。0-0のまま折り返すと思われた前半終了間際、代わって入ったオオガネが、ウミノのコーナーキックからの浮き球をダイレクトで合わせ、待ちに待った先制のゴールが決まった。このタイミングでこのゴール。若獅子が、自らの壁を打ち破った瞬間でもあった。1-0のリードで迎えた後半であったが、相手の放ったミドルが不運にもゴールラインを割り、試合は振り出しに。しかし、ここにきて相手に準決勝の疲れ(FCRは準決勝で対クラウドとの果てしないPK合戦を繰り広げていた)が効いてきたのか、前半のような猛攻が見られなくなっていた。そして、ウミノが立て続けに2点を奪ってリードし、フミナリ→ララ→ウミノとパスを繋いでのゴールでさらに点差を広げ、4-1で勝利した。目標だった優勝の二文字が、現実のものとなった瞬間であった。
優勝おめでとう。誰一人の頑張り無くしてこの結果は成し得なかったし、優勝という目標に向かってみんなの気持ちが一つになっていたことが、一番の勝因だったと思う。やっぱり試合は勝ってこそ楽しいものだと、改めて感じた。嬉しさのあまり賞品のユニフォームを着ての記念撮影までしてしまったんだから。この喜びをまた味わえるように、次の大会からもまた頑張っていこう。